SSブログ

名古屋城本丸御殿 [旅・場所]

名古屋城本丸御殿てくてくと場内を歩き、通りかかった場所が何やら工事中。
天守閣目標だったので、最初スルーしかけたのだけど、何やら新しげなのと、呼び込みの人がいたので、中へと入ってみた。
名古屋城本丸御殿とのこと。
入ってすぐ、靴を脱ぎ靴箱へとしまう。

名古屋城本丸御殿カバンは横掛けをせず、前掛けするようにと注意を受ける。
作ったばかりで、傷が付いたりしないようにという配慮のお願いらしい。
写真のように、何もかも新しい。
本当に新築だ。
3期10年で総事業費約150億円をかけて復元をする工事。
去年第1期目の玄関・表書院復元工事が終わり、公開されている。
第2期の対面所等復元工事は2016年に完了予定、2018年に全体復元完了で公開されるとか。
復元に当たっては旧来の材料・工法を原則としているらしい。
総事業費約150億円というのもうなずける。

名古屋城本丸御殿名古屋城本丸御殿
狩野派の絵師たちによって描かれた襖絵なども、模写をするという形で再現をしていた。
金箔の色がきらびやか。
こうしてみると、やはり狩野派もしくは徳川家康がド派手好きだったということなのだろう。
個人的にはあまり好きな感じではないが、それでも目を見張るものがある。
他の大名や家臣からみれば、圧倒的な力の差を見せつけられる城や御殿だったわけだ。

名古屋城本丸御殿
豪奢な部屋。

名古屋城本丸御殿
派手な襖絵。

名古屋城本丸御殿書院もとてもきらびやか。

完全復元されれば全体を見てみたい。
ここも入園料だけで見ることができるので、訪れるなら立ち寄った方がいい場所。
nice!(9)  コメント(8)  トラックバック(0) 

nice! 9

コメント 8

はらぼー

異常なまでの煌びやかさですね。
ボクもこういうのは好みではないですが、
一度は訪れて鑑賞するのも、よさそうな場所ですね。
入園料に含まれているのならば、安いものかも知れませんね。
by はらぼー (2014-02-21 22:30) 

kou

>はらぼーさん、
名古屋はもともと派手好き文化。
私はその手の傾向はあまり好きではなく、金を払ってまで何度も見たいかと言われるとどうでもいい方なのですが、それはそれとして、美しさや印象深さは十分にあります。
完全に復元されたら、きちんと全部をまた見に行こうかなと思ってます。
by kou (2014-02-21 22:53) 

cocoa051

襖絵は日本の優れた文化ですね。
by cocoa051 (2014-02-22 07:07) 

kuwachan

完成した暁には是非訪れたいですね。
派手好き、金ピカ好きというと秀吉が浮かびますが、家康も同じかそれ以上好きだったのかも(笑)
by kuwachan (2014-02-22 08:59) 

kou

>cocoa051さん、
絵師の書いた襖絵や屏風は、貴重なものですが、寺院や美術館で双眼鏡で眺めるか、アクリルやガラスで保護された状態でなければ見られない疎遠なものになってしまいました。
by kou (2014-02-22 09:12) 

kou

>kuwachanさん、
秀吉も家康も公家とか名門の出自ではなく、そういうところも影響があったのかもしれません。
家康は質素な食生活を基本にしていたようで、派手好きだったかは実際には微妙なところです。幕府をひらいた政権基盤の確立に、外様や豊臣川の諸侯の財力を削り忠誠の度合いを示させるため、結果として豪勢なものになったのかなと思います。
by kou (2014-02-22 09:24) 

ake_i

復元にかかる 総事業費150億円、高いのかそうでないのかわかりませんが大規模な事業ですね。襖絵を模写で復元するとは、人件費も相当な額が含まれているのでしょう。
それにしても写真なのに、ピッカピカ^^
これ現場ではもっと光り輝いていたのでしょう。
こういう部屋やふすまに囲まれていたら生活に疲れちゃうwひょえ~><
by ake_i (2014-02-22 19:37) 

kou

>ake_iさん、
木材なども極力当時に使用されたものと同じ種類を用いているようですし、絵も印刷ではなくて模写で一つ一つ描かれているそうです。
お金も時間もかかる復元工事で、よく思い切ったなぁという感じです。
フラッシュなしで撮影していますが、明るいレンズを使ったおかげもあって、金ピカぶりがよくわかります。
庶民なので、私はこの中で生活はしたくないですね。(笑)
by kou (2014-02-22 19:58) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0