SSブログ

1812年祖国戦争の画廊 [美術・娯楽]

1812年祖国戦争の画廊
エルミタージュ美術館 本館には、1812年祖国戦争の画廊と呼ばれる場所がある。
廊下のように細長い場所で、両側に将軍たちの肖像画が掲げられている。
1812年のロシア戦争でナポレオンが率いるフランス軍に勝利した際に、その勝利に貢献した332人のロシア軍人の肖像画がずらり。
なかなか壮観。

1812年祖国戦争の画廊
この青いところは肖像画がない場所。
肖像画を残す前に没したためとのこと。

パーヴェル・アレクサンドロヴィチ・ストロガノフ伯爵この肖像画はパーヴェル・アレクサンドロヴィチ・ストロガノフ伯爵のもの。
あの、ビーフストロガノフを考案したとも言われているが、諸説あるので確たる情報ではない。
ただ、なかなかかわいらしい顔立ちで、イケメンだ。
ナポレオン戦争に出征したときは30歳くらいで、歩兵師団長だったらしく、最終的にはロシア帝国陸軍中将まで昇進している。
有力なストロガノフ家だったとは言え、順調に昇進していったらしい。
名門の出でイケメンとは。
40歳くらいで亡くなっているが、ロシアは現在でもあまり長寿命ではないので、1800年頃だと珍しくないのかも。
nice!(23)  コメント(4)  トラックバック(0) 

nice! 23

コメント 4

kuwachan

これは本当に壮観ですね!
肖像画が間に合わなかった人たちも名前だけは刻まれているのですね。
それだけロシアにとってナポレオン率いるフランス軍にに勝利したことが
大きな出来事だったということでしょうね。
by kuwachan (2015-07-21 06:34) 

リュカ

ひゃー、これはすごい!
なるほど。青い部分の人たちもあるのですね。
名門の出でイケメン、羨ましすぎるww
そういう人に出会ってみたい。(こら)
でも青い部分の右となりの肖像画の人が好みだなー^^
by リュカ (2015-07-21 08:18) 

kou

>kuwachanさん、
肖像画が用意されなかった人の枠もきちんとあるところは、その子孫のことを考えてのことなのかなと思ってもみたり。
ナポレオンの侵攻を撃破したことは当時とても大きな出来事だったのだと思います。
by kou (2015-07-22 00:06) 

kou

>リュカさん、
名門でイケメンとか反則ですよねー。(苦笑)
リュカさんはダンディな感じがいいのでしょうか。
それにしても、こういうのを見ると、人っていろいろな顔をしているなーとか思います。(^^;
by kou (2015-07-22 00:08) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0