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e国宝 [美術・娯楽]

e国宝e国宝というWebページがある。
パソコンだけではもったいないということなのか、スマートフォン向けのアプリもリリースされている。
当初はiOS向けアプリだけだったがAndroid向けアプリも今年2月に公開された。
自分も7インチのAndroidタブレットにダウンロードして表示させてみたが、とても質が高い。
少し長いが、アプリ説明の文章を引用する。
東京国立博物館京都国立博物館奈良国立博物館九州国立博物館の4館が所蔵するおよそ1,000点の国宝と重要文化財について、高精細な画像を解説とあわせてご覧いただくことができます。作品の画像は自由に拡大することができますので、細やかな表現のすみずみまでじっくり鑑賞できます。一部の絵巻や経巻では、巻頭から巻末まで、すべてつながった状態でご覧いただけます。また、お気に入りの場面や部分をブックマークに登録すれば、すぐに呼び出すことができます。』

カテゴリ分けがされており、「絵画」「書跡」「彫刻」「建築」「金工」「刀剣」「陶磁」「漆工」「染織」「考古」「歴史資料」「法隆寺献納宝物」の12個をそれぞれ選び、個別の美術品を鑑賞できる仕組みだ。
スマートフォンやタブレット、あるいはパソコン向けの特徴だが、拡大縮小が簡単にできて、じっくりと眺められる良さがある。
各博物館が、工事中だったり展示品貸出中だったりすることはあるし、人混みにもまれてゆっくりと眺められなかったりもする。
もちろん実物には実物の良さがあるのだけれど。
十一面観音像
このスクリーンショットは、「絵画」カテゴリの「十一面観音像」を拡大表示させてみたところのもの。奈良国立博物館に所蔵されているものだ。
このアプリを入れたスマートフォンやタブレットを片手に出かけて、直前に説明文を読み背景を知ってまた実物を眺めたりというような使い方もできるし、今後博物館や美術館で同様の動きが広がって欲しいと思う。