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奇跡のクラーク・コレクション [美術・娯楽]

三菱一号館美術館奇跡のクラーク・コレクション入場チケット
今日は三菱一号館美術館へ。
目的は奇跡のクラーク・コレクション展を見ること。
ゴールデンウィーク中ということでそれなりに並んでいたが、30分ほどで美術館の展示室内へ。
この美術館に来るのは2回目か3回目。
ブログを調べてみると、前回は2年前に「カンディンスキーと青騎士展」を見ている。

ゆっくりと見てまわったが、どれも良かった。
有名な画家や時代の名称が冠せられていても、点数がすごく少ないものも多い。
今回の展示会はとても良いと思う。
気になったというか、印象に残った展示絵画をいくつか挙げておく。

クロード・モネの『エトルタの断崖』クロード・モネの『エトルタの断崖』。
印象派ってこういう絵だよねと言いたくなる作品。とても写実的に見える。

クロード・モネの『ジヴェルニーの春』同じくクロード・モネの『ジヴェルニーの春』。これはとても明るい絵画。タイトルを見るまでもなく、春を描いたものだろうなと感じる。

ヨハン・バルトルト・ヨンキントの『フリゲート艦』ヨハン・バルトルト・ヨンキントの『フリゲート艦』。
ヨハン・バルトルト・ヨンキントは港や船を描いたものが多い。フリゲート艦とは小型高速の軍艦のことで、この当時は帆船だった。

ジャコブ・カミーユ・ピサロの『エラニー、サン=シャルル』ピエール=オーギュスト・ルノワールの『団扇を持つ少女』
左上がジャコブ・カミーユ・ピサロの『エラニー、サン=シャルル』。独特の空気感がある。
右上がピエール=オーギュスト・ルノワールの『団扇を持つ少女』。当時ジャポニズムが大流行しており、作品の団扇にそれが見られる。

ジェームズ・ジャック・ジョゼフ・ティソの『菊』ジェームズ・ジャック・ジョゼフ・ティソの『菊』。
ジェームズ・ジャック・ジョゼフ・ティソは日本美術や日本風俗に関心を持った人物。
菊は産業革命などの影響で大気が汚染されたヨーロッパでも耐えられる強い植物として好まれていたとか。

他にも、ギュスターヴ・カイユボットの『アルジャントゥイユのセーヌ川』や、ピエール=オーギュスト・ルノワールの『鳥と少女(アルジェリアの民族衣装をつけたフルーリー嬢)』なども良かった。
5月26日までで、もうあと3週間くらいしか展示されていないが、この美術展は本当にオススメ。
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