値上げは続くよ当分は

揺れ戻しはあるにせよ、1年前と比べると円安であることは間違いない。
円安で景気がよくなりつつあるという声もあるが、日本は2012年にはすでに貿易赤字国(つまり輸出より輸入の金額の方が多い)となっている。
売るより買ってくる金額が嵩んでいるわけで、当然ながら海外ブランド製品もその影響を受ける。
円高だったので、輸入品の値段が抑えられていたが、円安になり値段が上がってきている。

5月末に、iPad miniやiPod touchなどの値上げが発表された。
7万7800円が9万3800円とか、2万4800円が2万9800円とかになった。
輸入車の一部も値上げの表明がされているし、今後パソコンや海外製家電は希望価格はともかく、実売価格での値上げが続くだろう。
原油や石炭、ガスなど輸入品に頼る電気・ガスも料金は上がるだろうし、当分値上げは続くだろう。
円安が良いことばかりではないのだ。