SSブログ

きた村 [飲食・料理]

きた村 外観IORIで一休みしたところで16時過ぎくらいの時間になっていた。
暑いのでホテルに戻ってもいいのだけど、こうなったらもうビールでも飲んで晩飯にしようという心の声に従うことに。
相変わらずどこも予約していなかったのだけど、前日の晩に物色していた際に気になったいくつかの店に行ってみて、入れるところに入ってみることにした。
時間が少し早いので電車には乗らず、大丸京都店を出て左側方面へと歩いて鴨川方面へと向かう。

高瀬川を南下し、仏光寺橋を渡ったところすぐの場所にある、もち料理 きた村へ。
時間がまだ開店時間になっていなかったので、近くの小さな仏光寺公園で少し時間をつぶす。
ビール
17時ちょうどになったところで店へ。
「予約していないのですが大丈夫ですか?」と店の敷地内の石畳を掃除していた人に聞くと「少し待ってくださいね」と言われ、店内の人に聞いてくれた。
「大丈夫です」とのこと。
一店目でOKになってよかった。もち料理というのもなかなか変わっている。

生ビールをお願い。
予約していなかったが、コースメニューも頼めるということだったので、おまかせコースをオーダー。
お店の人によると、どのコースでもこの店の名物は食べられるとのこと。
前日の晩と当日の朝が、かなり豪華だったことや、直前に甘味を食べていたので、一番安いコースでお願いした。

おもちゃ箱おもちゃ箱
最初に運ばれてきたのが、このお店の名物の一つ、前菜「おもちゃ箱」。
前菜が蓋付きの木箱に入れられて出てくる。(写真左上)
蓋を開けると、その日毎に違う前菜のセットがお目見えする。(写真右上)
なかなか変わった趣向だ。
ビールを飲みながら、その前菜をいただく。
うまうま。

たらこもちたらこもち
続いて運ばれてきたのが、もち料理のたらこもち。
左上の写真の通り、杵の箸置き、臼に朱色のトロリとした流体物。
名物ということで、たらこが餡のようにかけられており、そこには柔らかくなった餅がある。
写真右上が、そのもちを引き上げたところ。
からめていただく。
うまうま。

造り盛り合わせ黒餅の冷や汁風
もち料理に続いて出てきたのが、写真左上の造り盛り合わせ。
刺身が美味い。
写真右上は、黒餅を冷や汁風にしたもの。
暑い夏にさらさらと食べやすい一品。
ここらでビールをおかわり。
日本酒や焼酎もかなり揃っているのだけど。

白身魚のコキール茶碗蒸し湯葉載せ
続いては、白身魚のコキール(写真左上)と、茶碗蒸し(写真右上)。
コース料理のグレードが一つ上だと、コキールではなく鱧の焼き物だったらしいが、昨晩も食べているので、かえってこちらの方がよかったかも。
茶碗蒸しには湯葉と揚げた小さな黒餅が載せられている。
いずれも美味い。

焼きおにぎりの茶漬けレモンシャーベット
〆は、焼きおにぎりの茶漬け(写真左上)とレモンシャーベット(写真右上)。
出汁のきいたあられたっぷりの茶漬けをいただき、シャーベットでコースは終了。
前日の晩ほどの品数はないけど、ここも京都の鴨川沿いの料理店としては、リーズナブルな方だと思う。
きた村 外観
自分の場合は開店と同時で、当日たまたま予約が少なかったせいもあって、入ってすぐの小上がりへどうぞと言われたため、落ち着いて食事ができた。
一階はカウンターがあり、逆にここだと大将と話したりしながら食事ができる。
また希望して空いていれば、納涼床の席もあるので、川沿いで食事をするのもいいかも。(この日は暑かったので店内が正解だったけど(^^;)

支払いを終えて外へ出ると、日が暮れて、あちこちで雰囲気のある光が瞬いていた。
少し暑いけど、ここから歩いてホテルまで。
利便性の高いホテルで良かったな。
nice!(5)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理