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浜離宮恩賜庭園のヒガンバナ [旅・場所]

20130923a.jpg浜離宮恩賜庭園でこの時期見られる花は、コスモス以外にもいくつかある。
キョウチクトウやシモツケなどのほかに、このヒガンバナも咲いている。
ヒガンバナには赤いもの以外に白い花をつけるものもあるが、自分が見てまわった限りにおいては、浜離宮恩賜庭園には赤いヒガンバナしかないようだ。
延遼館跡の松が植えられた場所に分かれて群生している。

ヒガンバナは独特な形状をしていて、花が咲いているときに葉を見ることはできない。
花が散った後に低い位置から細長い葉が広がる。
ちょっと例えとして的確かどうか微妙だが、ソメイヨシノみたいに花が先に咲くみたいな感じ。
そのソメイヨシノと同じく、DNAが同一のものしか日本で存在していないとか。
三倍体で種子ができないため、株分けの形で増やすしかないらしく。
ほほう。

もう少し近いところから撮ってみた。
ヒガンバナ
何度見ても独特な形だなあと思う。
英名のリコリスは、ギリシャ神話のリコリアスという金色の髪を持つニンフに由来するとか何とか。
女神と書かれているケースもあるが、神話的には妖精であって女神ではない模様。
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