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ザ・ビューティフル 英国の唯美主義 [美術・娯楽]

三菱一号館美術館今日は昼過ぎまで外出できなかった。
雲も多そうだし、遠方へ行くのは難しいかなと考えてサクラを撮りに行くのは諦め、三菱一号館美術館へと向かった。
ザ・ビューティフル 英国の唯美主義展を見る目的で。
この美術館の横はよく通り過ぎるけど、少しご無沙汰していた。
去年のゴールデンウィーク頃に訪れているので、一年ぶりくらいか。その時のブログの記事はこちら

前売り券は買っていなかったので、当日券を購入して中へ。ザ・ビューティフル 英国の唯美主義 当日券この美術展は、日本ですごく知られている絵ばかりというわけではない。
ルネサンス美術とか印象主義の著名な作家の作品と比べるとマイナーだ。
絵画展の中心となっているアルバート・ジョセフ・ムーアを自分は知らなかったし。
ただ、19世後半あたりの雰囲気がいろいろと伝わってくるような工夫がされていて、なかなか興味深かった。
絵画以外に、写真、壁紙、家具、食器、装飾品、織物などの展示もあり、インテリアや宝飾品が好きな人にはそういった点でも興味をひくのではないかと思う。

絵画の中で特に目に留まったのは以下の3点。
黄色いマーガレット母と子
真夏左上はアルバート・ジョセフ・ムーアの『黄色いマーガレット』。
右上はフレデリック・レイトンの『母と子』。
左下はアルバート・ジョセフ・ムーアの『真夏』。この作品はスタジオで撮影された写真のような印象を受けた。
いずれも服の素材の柔らかさと女性らしさが上手く表現されていると思う。
たまたまだけど、この3点には日本の屏風や扇子が含まれている。
当時のイギリスでも日本のものに対する関心があったらしい。

なかなか興味深い美術展だったな。
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