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向島百花園 春の植物いろいろ [旅・場所]

引き続き、向島百花園の植物たちについて。
ちょっと写真が多いけど、その分文章は少ない(笑)ので、よろしければお付き合いを。
足元に目をやると、オオイヌノフグリ、スミレ、セイヨウアマナなど、小さな花々が咲いている。
すっかり春らしい感じ。

春らしいものの中から2つアップしてみた。
スギナとシロバナタンポポ。
スギナシロバナタンポポ
スギナよりもツクシの方が知名度が高いが、植物名としてはスギナ。ツクシはそのスギナの胞子茎を指す言葉。
幼少の頃摘んで帰ると親がおひたしとか玉子とじにしてくれたものだが、調べると有毒成分も若干含まれるらしく、大量に食べるのはやめた方がいいらしいことを知った。へぇ。

もう一つのシロバナタンポポ。
日本在来種で、その名の通り白いタンポポだ。
黄色よりも自己主張は少ないが、なかなか可憐でいい感じ。
アップで撮ってみた。
シロバナタンポポ

下は昨日のブログでも取り上げた、ミツバツツジ。
落葉低木に分類されているが、それなりの高さに育つ。
街路樹や庭園でよく使われるヒラドツツジが丸く剪定された姿で見かけることが多いのに対し、ミツバツツジは木の形そのままで育てられることが多いように思う。
ミツバツツジ

写真はオトメツバキ。
その名の通り乙女という感じのする柔らかい色合いのツバキだ。
千重咲きと呼ばれる花びらの多さもあって自己主張のある花だと思う。
可憐な深窓乙女というよりは、文武両道・才色兼備な王道乙女という感じか?(笑)
オトメツバキ

一瞬サクラかなぁと思うこともあるハナカイドウ。
サクラと同じバラ科だけど、サクラ属ではなくリンゴ属。
強健で育てやすい種らしく、鉢植えなどで育てているのを見かけることもある。
実は食べられるそうだけど、あまり結実しないとか。
ハナカイドウ

写真はヒマラヤユキノシタ。
園芸用に育てられることが多いとのこと。
ヒマラヤユキノシタ

モフモフしたくなるような毛におおわれたフリソデヤナギ。(そんなことをしたら庭園の植物を傷めるのでしてはダメ(^^;)
色のコントラストがなかなか美しいなあ。
絹毛は葉っぱの裏にも生えているそうだけど、チェックすればよかった。
ちなみに、アカメヤナギとも呼ぶらしい。
フリソデヤナギ

こちらはミツバアケビ。アケビというと花よりも実の方が有名な気がする。
ミツバアケビは日本全国で育つらしいが、主に山地が生息域なので、庭園や植物園にでも行かないとなかなか花を見る機会はないと思う。
大きく開いている部分が雌花で、手前の房のようになっている小さな一つ一つが雄花だそうだ。
ミツバアケビ

壷状の花が特徴的なアセビ。有毒植物のため草食動物はアセビを食べないとか。
園芸用にピンク色の花をつけるアセビもあるらしい。
アセビ

せっかくの花なのに下向きに咲くアミガサユリ。
スノーフレークとかもそうだけど、真下に向かって咲くと自然界では損な気がする。どういう理屈なのだろう。雨とかには強いかもしれないけど。
アミガサユリ

アミガサユリちなみに実際の花の付き方は右のような感じ。
わりと低いところで花を咲かせるので、花をのぞき込んで撮影するのは難しかった。(笑)
カメラの液晶がチルト構造になっていたので撮れたけど、そうでなかったらピント合わせが難しそう。
実はこの花、植物名をチェックしないままだったので、該当名を探すのに少し苦労した。(^^;

以上で主な写真は終わり。
これ以外にも、ボケを撮ったりシャガを撮ったりセイヨウアマナを撮ったりしたのだけど、写真がイマイチだったので今回はアップせず。

向島百花園は好きな場所で手軽な広さなので、またそのうち訪れようと思う。
次に行くとしたら初夏~梅雨にかけてのあたりかなぁ。
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