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五重塔と千畳閣 [旅・場所]

五重塔山を完全に下りて、参道の土産物屋で土産物を購入したのちに向かったのが豊国神社付近。
まず撮影したのが五重塔。
1407年(応永14年)に建立されている。
国重要文化財に指定されていて、普段は中に入れない。
本尊の釈迦如来・普賢菩薩・文殊菩薩は、明治の神仏分離で別の寺へと移されたとのこと。

千畳閣そのすぐ近くに千畳閣がある。
正式には豊国神社だが、地元でも通称の方が通りがいい。
ここは豊臣秀吉が、千部経の転読供養をするため1587年(天正15年)に安国寺恵瓊に建立を命じたもの。
豊臣秀吉が死没後は工事が中断し未完成のままとなっている。
広い木造の大経堂で、857畳の畳を敷くことができ、なかなかの大きさ。
完成していれば、豪華絢爛な桃山文化を取り入れた大経堂になっていたのではないかと言われているが、豊臣秀吉亡き後、金をかけて完成させる余裕はなかったようだ。


五重塔と千畳閣五重塔と千畳閣とを同じアングル内で撮ってみたところ。
確かにこれが完成していたら、華やかだっただろうな。
ここからは厳島神社を見下ろしてみることができる場所。
厳島神社とセットで訪れることをおススメしたい。

ここで宮島観光は終わり。フェリーに乗って対岸へと戻る。
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