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早起きして清水へ [旅・場所]

20140829a.jpg5時くらいに起床。
観光地で早起きすることはそれなりにあったけど、京都で5時起きというのは初めてかも。
この時間なので、どこも朝食などが食べられるわけではなく、朝食は後回し。
顔を洗い、歯を磨き、髭をそり、必要な手荷物だけまとめて、ホテルを後に。
私鉄とバスを利用し、バス停の東山五条で下車。
下車時点で6時を少し過ぎていた。
バス停のある東海道を東へ少し歩き、五条坂を上り、途中から清水新道・茶碗坂の緩やかな坂道を歩く。(五条坂への入り方を間違えて少しウロウロしてしまった(苦笑))
左の写真はその清水新道・茶碗坂の様子。
曇り空の朝6:20なので、すっきりとした感じはない。
近づきつつある台風の影響が出ていることがわかる。
茶碗坂とはちょっと変わった名だが、清水焼にちなんだものだそうだ。


仁王門10分くらい歩くと仁王門が見えてきた。
2003年(平成15年)に解体修理された仁王門は、清水寺の正門で、幅約10メートル、奥行き約5メートル、棟高約14メートルと大きなもの。
重要文化財に指定されている。
それにしても、この坂の続きの最後に階段というのは地味に辛い。(笑)


仁王門仁王門を正面から撮ったもの。
ここをくぐれば清水寺の境内になる。
ここの狛犬は両方口を開いた「阿形」となっていて、全国的にも珍しいものだそうだ。

それで、なぜこんなに早い時間に訪れたかというと、清水寺が朝6:00から拝観が可能な場所であったことと、早くいけば人がいない舞台が撮れるかなという考えたため。
しかし、ここに着いた時点で6:30。まばらとは言え、人が中へ歩いていく様子も見え、考えた通りにはいかないかもと思いながら、仁王門をくぐった。
仁王門の右手には西門があるのだけど、写真の通り工事中だった。順次解体修理や塗り直しなどをしているのかもしれない。


鐘楼右の写真は、仁王門をくぐってすぐの場所にある鐘楼。
これも重要文化財。
ここの梵鐘は現在5代目だとか。
4代目は1478年(文明10年)に奉納され、2008年(平成20年)までの530年の長い間、使われてきたそうで、金属疲労から今の5代目に掛け替えられたとのこと。

拝観料を払ってさらに奥へ。