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エカテリーナ宮殿に到着 [旅・場所]

エカテリーナ宮殿昼食の後は、エカテリーナ宮殿へ。
こちらも夏の宮殿と呼ばれる。
ペテルゴフの方は、ピョートル大帝の夏の宮殿、このプーシキンにあるエカテリーナ宮殿は、普通に夏の宮殿、らしい。
宮殿に到着すると、写真の通り、雨がザーザーと降っていて、入場を待つ人たちがずらり。
入り口が狭いので、なかなか進まない。(^^;



門をくぐると、その全景が見えてきた。
エカテリーナ宮殿
雨なので、空が真っ白なのが残念。

エカテリーナ宮殿雨足が強いが、中へ入ってしまえば関係ない。
ということで、さっさと中へ。
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Пивная кружкаでランチ [飲食・料理]

Пивная кружка夏の宮殿を観光した後、バスでプーシキンへ移動。
空模様が崩れそうだったが、実際に崩れてしまった。
写真の通り、傘をさしている人が多い。
現地ガイドによると、ロシアの夏は天気が変わりやすいそうで、傘は必須だとか。
この写真の向こう側に見える「Пивная кружка」でランチ。


Пивная кружка
中へ入ると、なかなか雰囲気のあるレストラン。
バーカウンターがある。
不思議なのは、バーカウンターの椅子の高さが微妙に異なること。(^^;

ウハーマスのグリル
モカアイスランチで食べたのはこの3品。
左上はウハーと呼ばれる、ロシアの魚を使ったスープ。
右上はマスのグリル焼き。
左下はデザートのモカアイス。

ウハーは素直な魚介系のスープで、美味かった。
壷に入れられた状態でたっぷりと運ばれてきたので、ありがたく全部いただいた。(^^)
サーモンもアイスも味のつけ方は日本人好みに合っていると思う。
ロシアの料理は癖のないものが多い気がする。
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夏の宮殿の庭園内を散策 [旅・場所]

夏の宮殿の噴水20150729b.jpg
夏の宮殿は通称で、正式にはペテルゴフ宮殿と呼ばれる。
その庭園は広い敷地を持っており、その中をぶらぶらと散策。
水が豊富に使われた庭園ということで、噴水、池、滝、水路などが豊富。
左側は敷地内にある150以上の噴水の一つ。
右側は、チェスの滝と呼ばれる場所。

ピョートル大帝の像
写真はこの宮殿を作るよう命じたピョートル大帝の像。
像だけだとよくわからないが、213cmの背丈を持つ大男だったとか。
サンクトペテルブルクの都市を造り名を決定し、スウェーデンとの戦いを有利に進め、バルト海への道を確保したということで、ロシアという国の形を作った一人であることは間違いない。

夏の宮殿の庭園内から眺めた海
そのバルト海にとつながるフィンランド湾を宮殿の庭園内から撮ってみた。
天気が今一つなので海の色はそれほど綺麗に見えないが、夏の北方の海。
フィンランドという名前がある通り、他の国が結構近い。

写真にはあまりとらなかったけど、この庭園内にはいたずらめいた噴水の仕掛けがあちこちにあり、人が通ると突然水が地面から吹き上がったりする場所も多い。
子供たちが楽しそうにチャレンジしている様子はほほえましかった。
ただ、この日の最高気温は19℃くらいで、風も強いので、本格的にぬれると寒いだろうなと思ったり。(笑)
バラ園また、バラをはじめ、いろいろな花々が植えられた花壇もあちこちにあった。
7月上旬でもバラが綺麗に咲いていたが、気温を考えるとちょうど見ごろだったのかも。
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夏の宮殿の噴水ショー [旅・場所]

夏の宮殿
夏の宮殿を背景に噴水が見られそうな位置を探す。
いずれにしても間近で見たい人が多いので、ベストポジションはほとんど残っていない。
自分の身長なら背伸びすればみられるかと思い、適当に近づいて待つ。

ちょうど11時になったところで、音楽が流れ始めた。
そして、噴水のショーが始まる。
夏の宮殿の噴水ショー

この宮殿の目の前に広がる庭園以外にも、あちこちに噴水があるのだけど、造られた当時は、この宮殿と庭園との落差を利用した水圧のみで噴水にしていたそうだ。
15mほどの高さの違いを活用した噴水は、当時の大帝や来客者を楽しませたのだろう。
ここは本当に噴水が多くて、すべてを数えると150以上あるそうだ。

夏の宮殿の噴水ショー
音楽が終わり、少しずつ人が移動を始める。
それと同時に噴水を止めるわけではないので、後ろの方で見ていた人が近くに行けるように配慮されているのかもしれない。
ひときわ大きな噴水を上げる場所の見える最前列へと移動し、写真を撮影。
金ぴかだ。

夏の宮殿の噴水ショー
ズームでさらに寄ると、こんな感じ。

日本でも、水は様々な形で庭で利用されているが、基本的にはせせらぎや鹿威しなどの静寂を是とするようなものが多い。
欧米ではこういったド派手な感じのものが多いのは、文化の方向性の違いなのだろうか。
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ペテルゴフの夏の宮殿へ到着 [旅・場所]

ペテルゴフの夏の宮殿の宮殿教会ホテルを出発して1時間弱でペテルゴフに到着。
バスを下車して少し歩く。
目的地は夏の宮殿。
遠くに見えるのは、夏の宮殿内にある、宮殿教会。
その手前にチケット売り場がある。


ペテルゴフの夏の宮殿の宮殿教会
間近から見た宮殿教会。
なかなか美しい。
戦争で焼け落ちたため、これは再建されたものらしい。

チケットを使ってゲートをくぐり、中へと進む。
ペテルゴフの夏の宮殿の庭園
入り口から少し歩くと、庭園が見えてきた。
庭園の中は人が多い。
さすがに人のいない写真は撮れないな~。

ほとんどの人が、1時間に1度の音楽を交えた噴水ショーが目当て。
真ん中の方へ近寄って待つことに。
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ペテルゴフへ向かって [旅・場所]

サンクトペテルブルク中心地からペテルゴフへの道のりホテルで朝食を食べたあと、バスで移動を開始。
サンクトペテルブルクの中心地を離れて、向かうはペテルゴフ。
9時半に出発。
空模様はちょっと微妙だが、青空が見えているので、大丈夫そう。


サンクトペテルブルク中心地からペテルゴフへの道のり郊外に向かって走り始めると、工事中の区画がちらほら。
経済制裁などでいろいろと言われているが、それなりに活力は失っていないようにも見えた。
ただ、旅行当時ではなく本日のニュースで内務省職員を1割強を解雇することを知った。
これが苦境を示しているのか、多い公務員を削減する口実にしているのかはわからないが。


サンクトペテルブルク中心地からペテルゴフへの道のりサンクトペテルブルクの中心地以外には、あまり高い建物を見かけない。
エレベータを用意しなくても良いくらいの建物が中心。
30分くらい走ったあたりで、雲が増えてきた。
現地は大丈夫か、少し不安になる。


サンクトペテルブルク中心地からペテルゴフへの道のりだんだんと森や野原の中を走ることが増えてきた。
かなり緯度が高いあたりなので、針葉樹が中心。


サンクトペテルブルク中心地からペテルゴフへの道のり線路を渡るタイミングがあったので、撮影。
まっすぐな線路。
複線だ。

この踏切を渡って10分くらいで目的地に到着。
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隅田川花火大会2015 [旅・場所]

旅行記の途中だけど、旅行記が数日内に終わりそうにないため、割込みで記事をアップ。
隅田川花火大会について書いた昨年のブログでは、明度合成をした写真をアップしていたが、今回は一度のシャッターで撮った写真をアップしてみる。

隅田川花火大会2015
小さく開くたくさんの花火。

隅田川花火大会2015
枝垂れながらフラッシュのように光って落ちてくる花火。

隅田川花火大会2015
今回自分が撮った一枚ものでは、これが一番らしい感じかな。

隅田川花火大会2015
土星に見える花火を1.6秒露光すると、こんな感じになる。

今年は南からの風が吹くという話だったが、非常に穏やかだったので、花火自身の煙に邪魔され、撮影しづらかった。
それでも、音と光の迫力はすばらしく、楽しめた。(^^)
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ホテルに戻って使っていた機器 [小物・雑貨]

PC、スマホ、USB充電器、AC電源旅行中、ホテルに戻ると、テーブルの上は左の写真のような状態になっていた。
今回の旅行のために買ったものが2点。
一つは、SANWA SUPPLY RW47WH
ノートPC、カメラ充電器などAC電源をいくつか使いたくなるので、海外の電圧にも正式に対応した小型の電源タップを持って行きたくて。
日本でふつうに売られている延長コードや電源タップでもおそらく使えるが、リスクはあるし厳密には保証対象外。これは240Vまで対応しているので海外に持っていっても安心。
変圧機能はないけど、今どきのノートPCやスマホ充電器、カメラ充電器などはそのものが全世界対応しているので問題なし。

もう一つは、 UGREEN 17W/5V 3.4A USB Wall Charger 2
コンセントからUSBを2ポート充電できる。
モバイルオーディオやスマホを充電するのに使った。

今回、休み中にどうしてもノートPCで仕事をしないといけなかったので、事前に準備していったが、十分に役に立った。
現地のSIMカードを使って、格安&高速でブログアクセスできて、快適なPC環境。
(休みで旅行中に仕事をしなくてはならないのもどうかと思うが。(苦笑))

ちなみにホテルにWiFiもついているが、4GのSIMを使ったテザリングよりは遅いし、セキュリティがやや心配だったので、使わなかった。

SANWA SUPPLY RW47WH ゴーコンタップ(ホワイト)

SANWA SUPPLY RW47WH ゴーコンタップ(ホワイト)

  • 出版社/メーカー: 城下工業
  • メディア: Personal Computers

サンクトペテルブルクの夕景 [旅・場所]

夕食の後は、エルミタージュ劇場でクラシックバレエを鑑賞。
かなり制約が厳しくて、カメラを含む大きな荷物の持ち込みは禁止で手荷物預かり所に預かってもらったため、劇場内は撮影できなかった。(始まる前にスマホやコンデジで撮るくらいは問題なしだけど)
実際に観るまでは、正直あまりわからないだろうなと思っていたりしたのだけど、『白鳥の湖』というわかりやすい題材と、エルミタージュ劇場のこじんまりとした距離感でオーケストラの演奏が間近で聞こえ、すばらしかった。
やはり体験してみないとわからないものだ。

バレエを見終わって外に出ると、22時半くらい。
外はちょうど夕暮れ時だった。
サンクトペテルブルクの夕景

初日は天候に恵まれて日中は快晴で真っ青な空だったが、日没頃の夕景もなかなか美しい。
ここからホテルへと移動する。
移動中の街の様子は、日本の日暮れ頃と大差ない。
サンクトペテルブルクの日没頃治安も特に不安に感じるようなことはないし、翌日仕事が休みの人や、観光で訪れている人などが、夜22時を過ぎても普通にたくさん歩いていたりする。
この写真はホテルが近いので、そうでもないが、繁華街あたりは歩道にも人が一杯だった。

美術館歩きでそれなりに疲れていたので、そのままホテルに戻り、パソコンでブログをアップしたりした後就寝。
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CHAJKOVSKJ [飲食・料理]

ペリメニスズキのソテー マヨネーズ乗せ
焼きリンゴサンクトペテルブルクに到着して初めての夕食。
美術館を見てまわった後なので、それなりに疲れもあり、アルコールを入れたかったが、この後はバレエを見に行くことにしていたので、アルコールは我慢。(笑)
夕食で食べたのは、写真の3点。

左上はペリメニ。パスタと餃子の中間的な食べ物。
歯ごたえがあって美味しい。
右上はスズキのソテー マヨネーズ乗せ。ロシアではタラやマスがメジャーな魚。スズキはそれらと比べると圧倒的に少ないが、それなりに消費されているようだ。
左下は、蒸しジャガイモの生クリーム添え。
ではなくて、焼きリンゴ。(笑)
ロシアでは、真っ赤なリンゴはほぼ目にしなかった。
青リンゴ的な色合いのものばかり。
甘さも日本のリンゴほどはなく、このあたりは日本のフルーツの方が美味いと思う。国際的には相当に高価だけど。
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エルミタージュ美術館 本館の絵画の数々 [美術・娯楽]

エルミタージュ美術館 本館で見た絵画の一部を紹介。
点数が多いのと、写真を撮るという意味ではコンディションが今一つ(外部の採光やシャンデリアの光による反射や映りこみがあって)だが、作品は充実していた。

Italian Harbourクロード=ジョセフ・ヴェルネ の『Italian Harbour』。
フランスの18世紀の画家で、港の絵画が多い。



The Descent from the Cross20150721c.jpg
左はピーテル・パウル・ルーベンスの『The Descent from the Cross』。
右はレンブラント・ハルメンス・ファン・レインの『The Return of the Prodigal Son』。
ルーベンスはフランダースの犬の主人公が見たかった絵の画家だったりする。多作でたくさんの作品があるので、一堂に会したところを見て見たかったり。
レンブラントは光の魔術師と呼ばれる画家。この作品は邦題では『放蕩息子の帰還』と訳されるようで、とても有名なもの。

Madonna Benois20150721e.jpg
この2点は、いずれもレオナルド・ダ・ヴィンチによるもの。
左は『Madonna Benois』で、右は『Madonna Litta』。
邦題だと『ブノワの聖母』、『リッタの聖母』となる。
ガラスケースに入っていたこと、ダ・ヴィンチの絵画ということで写真を撮る人が多かったことなどで、映りこみが強いのはご容赦。

他にも、様々な絵画や天井画がある。
特に宗教画が多い。
宗教画宗教画
宗教画

これでも本当にごく一部。
訪れる機会がある人は、ぜひゆっくりと見てまわってほしい。
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1812年祖国戦争の画廊 [美術・娯楽]

1812年祖国戦争の画廊
エルミタージュ美術館 本館には、1812年祖国戦争の画廊と呼ばれる場所がある。
廊下のように細長い場所で、両側に将軍たちの肖像画が掲げられている。
1812年のロシア戦争でナポレオンが率いるフランス軍に勝利した際に、その勝利に貢献した332人のロシア軍人の肖像画がずらり。
なかなか壮観。

1812年祖国戦争の画廊
この青いところは肖像画がない場所。
肖像画を残す前に没したためとのこと。

パーヴェル・アレクサンドロヴィチ・ストロガノフ伯爵この肖像画はパーヴェル・アレクサンドロヴィチ・ストロガノフ伯爵のもの。
あの、ビーフストロガノフを考案したとも言われているが、諸説あるので確たる情報ではない。
ただ、なかなかかわいらしい顔立ちで、イケメンだ。
ナポレオン戦争に出征したときは30歳くらいで、歩兵師団長だったらしく、最終的にはロシア帝国陸軍中将まで昇進している。
有力なストロガノフ家だったとは言え、順調に昇進していったらしい。
名門の出でイケメンとは。
40歳くらいで亡くなっているが、ロシアは現在でもあまり長寿命ではないので、1800年頃だと珍しくないのかも。
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エルミタージュ美術館 本館内の雰囲気 [美術・娯楽]

エルミタージュ美術館 本館の中へ。
ツアーなので、とりあえず30分~1時間くらいは一緒に動きまわる。
部屋や廊下のすべてではないが、名前がついているところも多い。
しかし本当に広い。
さすがに一つの部屋ごとに立ち止まってじっくり眺めているとまわり切れないので、ツアー中は有名な絵画のある部屋を中心に歩き回る。
絵画は別記事にするとして、本館内の様子を写真でアップ。(ツアーのあとは2時間~2時間半くらい自由時間があり、その時に撮った写真も含めてある)
いずれもクリックすると大きくなるので、興味があればどうぞ。

エルミタージュ美術館 本館内

エルミタージュ美術館 本館内

エルミタージュ美術館 本館内

エルミタージュ美術館 本館内

エルミタージュ美術館 本館内

エルミタージュ美術館 本館内

エルミタージュ美術館 本館内

エルミタージュ美術館 本館内

エルミタージュ美術館 本館内

エルミタージュ美術館 本館内

本館は新館よりも来館者が多い。
それでも東京にあるメジャーな美術館のような混み具合ではなく、日本から訪れた人なら驚く混雑ではないと思う。
最後の写真はラファエロの回廊と名付けられた場所で、有名な場所なのだけど、このくらいの人のいない写真が撮れるくらいにはすいている。

絵画などについては別記事で。
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エルミタージュ美術館 本館へ [美術・娯楽]

エルミタージュ美術館 本館用チケットエルミタージュ美術館 本館へ。
新館と本館では入場チケットが当然異なる。
写真は本館用の入場チケット。
前々回の記事の黄色の建物が新館で、緑色の建物が本館。
なので、チケットの後ろ側が緑色となっている。

ここも団体の方が入りやすい。
通常の入り口はわりと混雑していた。大きな荷物やバックパックは預けないといけないのだけど、そういう個人来館者が廊下にいて、それをやり過ごす必要があるからとか理由は大体そういう感じに見えた。


エルミタージュ美術館 本館内エルミタージュ美術館 本館内
本館に入って表側の有名な階段のある場所で一旦トイレ休憩に。
これだけの広さがあるのに、トイレの数は極めて少ない。
ヨーロッパ文化では、17世紀あたりまでトイレはない建物も珍しくなく、部屋の隅や庭の茂みで済ませていた。そういう名残なのか、それとも単にトイレを無駄なものとしているのかはわからないが、これだけの広さで、3階建てなのに、トイレは4つしかないのだ。
日本人だとちょっと信じられない構造だと感じると思う。

トイレを済ませて、主玄関から入って左側にある有名な階段「大使の階段」へ。
ここは観光客が多い。
朝一番で行かないと、人のいない階段全景を撮るのは難しいだろう。
角度的に人がいないように見える場所を撮影したのが下の写真。(クリックすると大きくなります)
大使の階段
当時のロシア皇帝に諸外国の大使たちがこの階段を上って謁見したという階段。
今では自分のような一介の観光客も歩くことができる。

階段は2階へと続く。
上に視線を向けると、下のような感じ。(クリックすると大きくなります)
エルミタージュ美術館 本館内
だまし絵を使って天井を高く見せようという意図が感じられる。

天井画
(クリックすると大きくなります)

ここは本当に広く、さまざまな美術品が展覧されているだけでなく、部屋や回廊にも名前がついていたり、一度にアップすると非常に長くなるので、とりあえず今回はここまで。
まだ玄関と階段だけだけど。(^^;
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エルミタージュ美術館 新館へ [美術・娯楽]

エルミタージュ美術館 新館エルミタージュ美術館 新館
エルミタージュ美術館 新館へ入館。
ツアーなので、団体専用窓口から一切待つことなくすぐに入れる。
個人だとこのあたりも結構面倒。

新館はまだ中を整備中ということで、全てのフロアの全ての部屋に芸術品が置かれているわけではない。
上の写真の通り、単なる通路と化していて何も置かれていない部屋も多々ある。
数ヶ月経って訪れてみると前回にはなかった部屋ができていたりするそうだ。

新館は印象派を中心とした絵画が展覧されている。
日本だとこの新館だけでずっと人が呼べるレベルの作品がゴロゴロと。
エルミタージュ美術館は自身が所有する芸術品については撮影全面OK。フラッシュや三脚さえ使用しなければカメラの利用は自由だ。
もちろん、撮影が目的ではなく見ることが目的。
それでもそれだけ自由度が高いのは、一つには圧倒的な点数があって後から思い出したいという人がいたり、すごく広くてちょっと撮影するくらいでは他の人の邪魔にもならないとか、いろいろと理由があるのだろう。

Garden in Bordighera, Impression of Morningクロード・モネの『Garden in Bordighera, Impression of Morning』。(窓の光が写りこんでしまう位置だった(^^;)
モネについては、特徴的な淡い紫色の色調の作品も含め何点か飾られていた。


SmokerYoung Girls at the Piano
左はポール・セザンヌの『Smoker』。
右はピエール=オーギュスト・ルノワールの『Young Girls at the Piano』。
どちらもどこかで見たことのある絵だ。
もっともルノワールはピアノと2人の少女をモチーフにした作品を何点も描いているので、どんぴしゃでこれかどうかは自信がない。
この絵は、他のそれらの絵と違って、随分とパステル調な気がする。
セザンヌもルノワールも何点も飾られていた。

Morning: Going out to Work (after Millet)フィンセント・ファン・ゴッホの『Morning: Going out to Work (after Millet)』。
ゴッホが亡くなった年の1月に描かれた作品。
ゴッホの作品もいくつもあったが、これが一番印象深く感じた。


View of Fort Samson, Grandcampジョルジュ・スーラの『View of Fort Samson, Grandcamp』。
スーラは人のいる絵画が多いので、ちょっと新鮮だった。


Sunflowersウジェーヌ・アンリ・ポール・ゴーギャンの『Sunflowers』。
フィンセント・ファン・ゴッホが亡くなった後に描かれたものとのこと。


Table in a Café (Bottle of Pernod)
左はパブロ・ピカソの『Table in a Café (Bottle of Pernod)』。
右はアンリ・マティスの『Vase of Irises』。
ピカソもマティスも収蔵数が多く、いろいろな作品を眺めることができる。
本当にすばらしいコレクションだと思う。

これでまだ新館の半分以上が工事中とか信じられない。
著名な画家の作品が多くあるが、一つの絵の前に5分立っていても迷惑にならないくらいのゆったりとした空間。
人口が少ないことや、平日だったこと、とてつもない資産を持っていていつでも見られるということもあるのだろうが、本当にうらやましい環境だ。
日本で印象派の展示なぞしようものなら、平日であろうと入る前から大混雑で、中に入れば通勤電車のような混み具合で、じっくり見るとか100%ありえない。(苦笑)

他の国でも感じたことだが、美術鑑賞そのもののスタイルが全然異なるのだなと改めて実感。
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宮殿広場へ [旅・場所]

昼食後はサンクトペテルブルクの宮殿広場へ。
ここには著名な建物がいくつもある。

旧参謀本部
旧参謀本部。(クリックすると大きくなります)
200年近く前に建てられた、580メートルの長弓状の建物。
特徴的なデザインと色合い。
サンクトペテルブルクはカラフルな色合いが多い。
この建物の東側(写真では左側)はエルミタージュ美術館の新館として利用され始めている。
まだ全体が使われているわけではなく、徐々に公開されている段階。

冬宮殿
冬宮殿。(クリックすると大きくなります)
250年以上前に建てられた、ロシア皇帝の冬季の王宮。
壮麗な外観であり、宮殿にふさわしいロココ様式の建築物。
現在は、エルミタージュ美術館の本館として使われている。

アレクサンドルの円柱
アレクサンドルの円柱。
ナポレオン・ボナパルトのフランスとの戦争でのロシアの勝利を記念して建てられた記念碑で、広場の中心にある。

観光地の中心みたいな場所なので、広場にはそれなりに人がいるが、十分に広いこともあって、昼すぎでも写真のように、ゆったりとした感じを受ける。
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