SSブログ

カタカナの略語とか [雑感]

英和辞典日本人はとかく略称が好きだ。
まあ、日本語だけでなく英語も頭文字を組み合わせたものも多いので、日本人だけではないとは思うが。
英語だと、CPU (Central Processing Unit)、FBI (Federal Bureau of Investigation)、N/A (Not Applicable)とか。
日本語だと、特急 (特別急行)、国交省 (国土交通省)、取説 (取扱説明書)、走攻守 (走塁・攻撃・守備)とか。
日本語の略称の特徴としては、カタカナの略語が多いことも特徴的だと思う。
ステマ (ステルス・マーケティング)、スーファミ (スーパー・ファミリー・コンピュータ)、パソコン (パーソナル・コンピュータ)とか。
ただ、これのいずれも和製英語的なもので、この略称そのものは海外では通じない。

日本語が柔軟というかおかしなところは、日本語+英語とか、英語+ドイツ語とかの組み合わせもあること。
読モ (読者モデル)、サビ残 (サービス残業)、フリーター (フリー・アルバイター)とか。
フリーターは英語だと思われるかもしれないが、実は違う。そもそも英語にはないフリー・アルバイターという言葉。しかもFreeは英語、Arbeiterはドイツ語で、これをくっつけたうえで略すので、欧米では何のことやらという感じになると思われる。そもそもArbeiterは「仕事する人」であり、時間制労働者の意味はどこにもないため、さらに意味不明だったりする。(笑)

他にもガラホもそんな感じに近い。ガラパゴス・スマートホンの略で、Galápagosはスペイン語、Smartphoneは英語で、これも略称にしてしまっているので、欧米では意図が伝わらないと思われる。
まあ地名なのでスペイン語ではなく英語とも言えるが。

自分の職場は海外とやり取りすることもそれなりにあるが、自分はその機会が少ないので、むしろこういう和製英語や和製略語をうっかり使ってしまいそうになる。
元々英語力がないので、そっちの方が問題なのだけど。(苦笑)
nice!(21)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感