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恩賜上野動物園の両生爬虫類館へ [旅・場所]

20160721a.jpg先週、曇りの日に恩賜上野動物園へ出かけた。
実はここを訪れるのは初めて。
上野駅や湯島駅から歩いて行ける距離で利便性が高いため、行こうと思えば行ける場所なのだけど、混雑がすごいと聞くし、逆にいつでも行けるだろうと足を向けていなかった。
平日の曇り空なら大丈夫かなと昼前に行ってみた。
公式サイトが情報表示をしておらず(サイトへの攻撃があって現在非公開だとか)、予習をほとんどしないまま行くことに。わりといつもそうだけど。(苦笑)

曇天だった上に、午後は雨の予報ではなかったため、傘を持たずに出発。
これが間抜けなことに、左上の写真を撮ったあたりから雨が降り始めて、やや途方に暮れる。
幸いにも雨は霧雨に近い状態で、木々の下を歩く分にはそれほど濡れはしなさそう。
とりあえず、屋内へと避難することとした。

パンフレットを見ると、両生爬虫類館というのがある。
これが一番良さそうだということで、そこを目指して歩く。
上野側の入り口からはほぼ反対側で遠いのだけど、ひどく濡れたりすることはなく、無事に到着。


M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROを使って手持ちで動物を本格的に撮影するのも初めて。
とりあえずカエルたちにマニュアルでピントを合わせる。
……難しい。
まずカエルは意外と動く。泳いだり歩いたり跳ねたり。
なので、瞳にピントを合わせたいが、難しい!
そして飼育槽は生息環境に近い明るさとなっており、基本的にはわりと暗め。
ISO感度を上げてシャッタースピードを稼ぎ、何とか撮れたものを5枚ほどアップ。
(両生類や爬虫類系がかなり苦手という人は写真があるので注意。)

ヤマアカガエル
ヤマアカガエル。日本の固有種で、本州以南に棲息しているとのこと。

シュレーゲルアオガエル
シュレーゲルアオガエル。こちらも日本固有種で本州以南に棲息しているとのこと。梅雨時によく見かけるニホンアマガエルにちょっと似ている。

サビトマトガエル
サビトマトガエル。マダガスカル東部の固有種。ペットとして飼われることも多いとか。

ロココヒキガエル
ロココヒキガエル。キャハンヒキガエルとも呼ばれる。南米に棲息する大きなヒキガエルで、20cm以上になるものも。

トウキョウダルマガエル
トウキョウダルマガエル。トノサマガエルに見かけは似ているが別種とのこと。ちなみに関東ではトノサマガエルは棲息していないらしい。

続いて爬虫類を5枚ほど。
爬虫類も動くことは動くが、カエルほど小さくないので、比較的撮りやすかったかな。

パンサーカメレオン
パンサーカメレオン。マダガスカルに棲息する。ペットとしてわりと流通しているとのこと。

オキナワキノボリトカゲ
オキナワキノボリトカゲ。その名の通り沖縄近辺に棲息する。こいつは全然動かなくて、最初は剥製かと思った。(笑)

ホウシャガメ
ホウシャガメ。マダガスカル固有種。甲羅に放射状の模様が入ることがその名の由来だが、自分が撮った個体はそれほどクッキリとした模様ではなかった。なぜかこのホウシャガメはよく動く。カメラを向けた爬虫類の中では一番動いていたかも。

ニシアフリカコガタワニ
ニシアフリカコガタワニ。ニシアフリカコビトワニとも言われる。全長2mくらいあっても小型なのか。まあアリゲーターあたりは5mくらいになるから、小さいと言えば小さいが。

アミメニシキヘビ
アミメニシキヘビ。世界最長のヘビ。こいつは長すぎてどう撮っていいか分からず、しかも当然動くので、頭部あたりのみ撮影した。(苦笑)

じっくり見て回り満足したが、相変わらず外は雨。どうするか両生爬虫類館のロビーでしばし悩む。
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