PILICAでスープカレー [飲食・料理]
レンタカーを返却し [旅・場所]
写真はオホーツク流氷館から女満別空港へ向かう時に見かけた光景。
こういう風景は道東に限らず、普通に北海道のあちこちで見られるようだ。
関東に住んでいるとなかなか見ることのない風景。
穏やかな丘陵に畑が続いている。
田舎に行けば本州でもそういう場所はあるけど、山も海も一切見えないとか、1つ1つの区画が広いという場所を探すと、とたんに希少になる。
女満別空港近くのレンタカー屋で借りていた車を返し、手続きを完了。
走った距離は以下の通り。
その都度メータをチェックして記録しておけばよかったのだけど、すっかり忘れていたので、後からWeb上で大体の数字を拾った。
1日目 | 女満別空港 | ⇒ | 美幌峠展望台 | 35.6km |
美幌峠展望台 | ⇒ | 津別峠展望施設 | 21.4km | |
津別峠展望施設 | ⇒ | ランプの宿 森つべつ | 9.1km | |
2日目 | レンタカー利用なし | - | ||
3日目 | ランプの宿 森つべつ | ⇒ | 阿寒湖 | 61.4km |
阿寒湖 | ⇒ | オンネトー | 18.7km | |
オンネトー | ⇒ | チミケップホテル | 52.4km | |
4日目 | チミケップホテル | ⇔ | チミケップ果樹園 | 1.5km |
5日目 | チミケップホテル | ⇒ | 女満別空港 | 48.8km |
女満別空港 | ⇔ | オホーツク流氷館 | 34.2km |
これを単純に足すと280km強となるが、実際には道の駅に立ち寄ったり、駐車できる場所を探してぐるぐるしたり、写真を撮るためにUターンしたりなどの寄り道もあり、返却時にはちょうど300kmくらい走っていたようだった。(借用時と返却時の記録によると)
北海道を5日間レンタカー利用という割には走行距離は少ない方だと思う。
あくせくと走る旅にはしなかったせいだろう。
久しぶりにレンタカーを使ったが、道東は交通量がそれほど多くなく、歩行者や自転車を使う人も稀なため、走りやすかった。
初めてのディーゼル車も特に違和感もなく。
やはり北海道はツアーを利用するかレンタカーを利用するかの二択かな。公共交通機関はあまり選択肢がなく時間的な制約が大きいし。
オホーツク流氷館のクリオネ [動物]
展望台は無料で開放されているが、地下の展示室や体験コーナーなどは有料となっている。
金を払って階下へ。
ブルーを基調とした階段を下りていくと、シアターや氷点下体験室などいろいろとある。
目を引いたのがクリオネ。
いくつもの水槽があり、それほど人も多くなかったので、撮影してみた。
これが、流れる水の中なのでピントが合わせづらい。(^^;
透明な海の生き物ということでクラゲの仲間のように感じてもおかしくないが、貝の一種。
それも巻き貝だそうだ。
日本語では「流氷の天使」あるいは「氷の妖精」と呼ばれる。
まあ確かに光差し込む流氷の下を泳ぐクリオネの姿は、なかなか愛らしい。
幼少時は植物プランクトンが主な餌だが、成長すると肉食となり、積極的に小さい海棲動物を捕食するようになる。
北海道沿岸に生息するクリオネは内臓がオレンジ系の色をしているが、カナダ西海岸のクリオネは、体長が一回り大きくて、内臓が緑系の色をしているそうだ。
並べて展示とかしているところがあれば良いのにな。
ここを見学した後は、レンタカーに軽油を満タンにして返し、女満別空港へと戻った。
金を払って階下へ。
ブルーを基調とした階段を下りていくと、シアターや氷点下体験室などいろいろとある。
目を引いたのがクリオネ。
いくつもの水槽があり、それほど人も多くなかったので、撮影してみた。
これが、流れる水の中なのでピントが合わせづらい。(^^;
透明な海の生き物ということでクラゲの仲間のように感じてもおかしくないが、貝の一種。
それも巻き貝だそうだ。
日本語では「流氷の天使」あるいは「氷の妖精」と呼ばれる。
まあ確かに光差し込む流氷の下を泳ぐクリオネの姿は、なかなか愛らしい。
幼少時は植物プランクトンが主な餌だが、成長すると肉食となり、積極的に小さい海棲動物を捕食するようになる。
北海道沿岸に生息するクリオネは内臓がオレンジ系の色をしているが、カナダ西海岸のクリオネは、体長が一回り大きくて、内臓が緑系の色をしているそうだ。
並べて展示とかしているところがあれば良いのにな。
ここを見学した後は、レンタカーに軽油を満タンにして返し、女満別空港へと戻った。
オホーツク流氷館の展望台から [旅・場所]
女満別空港に着いたのは10:30頃だった。
フライトはまだまだ先。
駐車場に車を停めてネットを検索。
北海道の北東側と言えば、知床五胡、サロマ湖などの湖もあるし、小清水 原生花園や氷海展望塔 オホーツクタワーなどがあることを知ったが、これらはいずれも遠い。
レンタカーの返却手続きや空港手荷物検査などを考えると、余裕を持ちたいので、一箇所にしぼる必要がある。
いくつかネットなどで調べ、オホーツク流氷館へ向かうことにした。空港から片道20分強くらいの場所なら手軽だ。
女満別空港の駐車場を出て道道64号線を北上。
国道39号線の分岐で右に曲がり、さらに北上。
道道683号線を通り、5分くらい走ったところが目的地。
オホーツク流氷館に到着。
観光バスが数台停まっているほか、普通乗用車も10台くらい駐車している。
中へ入ると入口に「オホーツク流氷館」というパネルが。
海外からと見られる団体観光客が多い。
展望台へと上がってみる。
ここに上がるのは無料。
網走湖。
オホーツク海の眺め。
晴れた冬にはここから流氷の様子も見ることができるようだ。
見てみたいが寒いのだろうな~。
フライトはまだまだ先。
駐車場に車を停めてネットを検索。
北海道の北東側と言えば、知床五胡、サロマ湖などの湖もあるし、小清水 原生花園や氷海展望塔 オホーツクタワーなどがあることを知ったが、これらはいずれも遠い。
レンタカーの返却手続きや空港手荷物検査などを考えると、余裕を持ちたいので、一箇所にしぼる必要がある。
いくつかネットなどで調べ、オホーツク流氷館へ向かうことにした。空港から片道20分強くらいの場所なら手軽だ。
女満別空港の駐車場を出て道道64号線を北上。
国道39号線の分岐で右に曲がり、さらに北上。
道道683号線を通り、5分くらい走ったところが目的地。
オホーツク流氷館に到着。
観光バスが数台停まっているほか、普通乗用車も10台くらい駐車している。
中へ入ると入口に「オホーツク流氷館」というパネルが。
海外からと見られる団体観光客が多い。
展望台へと上がってみる。
ここに上がるのは無料。
網走湖。
オホーツク海の眺め。
晴れた冬にはここから流氷の様子も見ることができるようだ。
見てみたいが寒いのだろうな~。
沿道にルピナス [旅・場所]
道東の道を走っていて気付いたのだけど、沿道沿いにルピナスが咲いている箇所が多いこと。
ツツジやアジサイなどは整備目的で計画的に植えられていることが多いが、この道東のルピナスは自生なのだろうか。
東京都内の沿道ではほとんど見かけることがないこともあり、かなり珍しく感じたので調べてみた。
北海道の道沿いに咲いているルピナスはその多くが園芸種が勝手に広まったもののようだ。
外来種で元々の固有種を駆逐する勢いらしい。
観光客向けに植えられている場所もあるので一概に悪者指定はできないが、動植物の生態的ににはあまり好ましいものではないようだ。
湖のオーベルジュ チミケップホテルを後に [旅・場所]
朝食後、荷物を整理して、2泊した湖のオーベルジュ チミケップホテルをチェックアウト。
湖のオーベルジュ チミケップホテルには初めて泊まったけど、自分にはとても合っていたし、今回の旅行の基本コンセプト「大人ののんびり」には最適だった。
- 部屋数が8室なので騒がしい団体客がいない。
- 10歳未満は宿泊できないので、子供の泣き声や喋り声とは無縁である。
- 携帯電話の電波が入らないので、自他の無粋な携帯電話着信音にも悩まされない。
- 部屋にはテレビもオーディオもラジオも時計もなく、静寂さが楽しめる。
- ホテル前後の道がダートのため、観光バスやトラックなどが通り過ぎることもない。
宿泊客の年齢層もやや高めで、自分が泊まった2泊中の宿泊客の大半は50代以降な感じだった。
いわゆる宴会旅行には全く向かない人里離れた湖畔のホテルなので、宿泊地でのカラオケ、温泉、買い物、食べ歩きなどの要素が欲しい人は泊まらない方が良い。
さて、楽しかったホテルも2泊で終わり。
ホテルの人に見送られて、レンタカーに乗って出発。
道道494号線を北西方面へ。来た道とは逆方向に向かう。
途中にキャンプ場があることもあり、たまに車にすれ違う。
道道682号線との分岐点を北方面へ。
ホテルから8kmくらいダートを走るとアスファルトの道に。
そのまま走り、国道27号線にぶつかったところを北西方面へ。
十勝オホーツク自動車道を抜けて女満別空港へ。
朝の 湖のオーベルジュ チミケップホテル [旅・場所]
前日は星空を1時間半くらい楽しみ、持参していたPCで表示してまた楽しみ、なかなか寝付けなかった。(子供か!(笑))
それでも朝は普通に目が覚め、朝6時過ぎに起床。
外を見ると良い天気だったので、ホテルの周りを少しだけ歩いてみた。
朝の 湖のオーベルジュ チミケップホテル。
快晴だ。
中庭へ行ってみることし、ホテルの中へ。
レストラン。
このレストランから中庭へと抜けることができる。
外は木々の緑と湖と空の青が眩しい。
中庭。
今朝もエゾシマリスが駆け回っていた。かわいいなぁ。
のどかでハンモックでごろりとなると朝食前の二度寝をしてしまいそうだ。(笑)
中庭の横を通り抜けて桟橋へ。
朝方特有の青い色合い。
例によってパノラマ写真。
(クリックすると大きな画像が開きます。)
15分ぐらいの短い散歩だったけど、気持ち良かった。(^^)
それでも朝は普通に目が覚め、朝6時過ぎに起床。
外を見ると良い天気だったので、ホテルの周りを少しだけ歩いてみた。
朝の 湖のオーベルジュ チミケップホテル。
快晴だ。
中庭へ行ってみることし、ホテルの中へ。
レストラン。
このレストランから中庭へと抜けることができる。
外は木々の緑と湖と空の青が眩しい。
中庭。
今朝もエゾシマリスが駆け回っていた。かわいいなぁ。
のどかでハンモックでごろりとなると朝食前の二度寝をしてしまいそうだ。(笑)
中庭の横を通り抜けて桟橋へ。
朝方特有の青い色合い。
例によってパノラマ写真。
(クリックすると大きな画像が開きます。)
15分ぐらいの短い散歩だったけど、気持ち良かった。(^^)
チミケップ湖で見た星空 [旅・場所]
今回の北海道旅行には大きな目的が3つあった。
当然優先度というか思い入れの差はある。
■第3位
「初めて訪れた北海道で美味しいものをあれこれ食べること」
これが第1位ではなく第3位なのは、北海道へはまた行きたいと思っていて実際に行くだろうということでやや優先度が落ちているから。今回の旅行で行かなかったところでも、またいろいろと美味しいものには出会えるだろうし。
現地ならではの店や味は間違いなくあると思うけど、北海道の素材や料理は東京でもそれなりに楽しめるからという点もあったり。
グルメ旅行よりももっと優先順位が高いものがあったというわけで、軽んじたわけではない。(笑)
■第2位
「朝日の昇る屈斜路湖の雲海を見ること」
これは北海道上陸3日目に見ることができた。(その時のブログ記事はこちら)
2日目はNGだったので、3日目に見ることができたのはラッキーだった。
チミケップ湖あたりからも行こうと思えば行けたけど、1泊目~2泊目に泊まったホテルからなら片道30分程度の距離で済むところ、チミケップ湖畔からだと片道2時間くらいかかるので徹夜に近くなるし、朝食に間に合うように戻るのは時間的余裕がない上に、出発前に天候の予測がしづらい。
そして。
■第1位
「満天の星空を肉眼で見ること」
自分はこれまでほとんどの期間を政令指定都市で過ごしている。(3年ほど政令指定都市以外に住んだ時期はあるが中核都市だった)
満天の星空を肉眼で見るにはいくつか条件がある。
当然、晴れていることが大事だけど、晴れていても東京のように地上がやたらと明るいと見ることはできない。
光害とも呼ばれる問題だが、ある程度の街灯は治安や事故防止などの理由もあるし、遅くまで働いたり観光したりしている人がいる街で、折り合いをどう見つけるかはなかなか難しい。
素人なりにいろいろと調べて旅行の日程と場所を決めた。
・新月前後を旅行の日程とすること。
・車で訪れられる場所で、なおかつ周辺に人工の光がない場所を選ぶこと。
・自分以外の観察者が皆無か極少であること。
新月前後というのは簡単な理由で満月だと空が明るくなってしまうためだ。また満月に近いころというのは空に月がある時間が長く、結局のところ星空観賞に向かない時期だったりする。
周辺に人工の光がない場所は当然だけど、車で訪れられる場所にもこだわった。キャンプや登山をし慣れているわけではないので、長時間歩いてやっと着くという場所は避けたいし、ロープウェーや乗り合いバスの時間に左右されるということも避けたかった。
最後の観察者の件だけど、心行くまで星空を眺めたかったから。これは単に個人的な希望なので他の人には当てはまらないと思うが、自分としては星空独り占め感みたいなものを味わいたかったのだ。
ただ、湖のオーベルジュ チミケップホテルの1日目では満天の星空は見ることができなかった。
湖のオーベルジュ チミケップホテルの2日目の夕食後、ダウンや手袋など防寒を行い、カメラ機材一式を持って外へ出たのは20:30頃。
ど真ん中に北極星がある位置で一枚撮ってみた。
(クリックすると大きな画像が開きます。)
若干空に明るさが残っているが、ピントや三脚の位置などの設定は問題なさそうということで、コンポジット撮影開始。
20分くらい撮影してみた。
(クリックすると大きな画像が開きます。)
回転していない写真だとわかりづらいけど、20分くらいの軌跡を見るとどれが北極星かよくわかる。
これを撮り終わったあたりがちょうど21時頃。
次に、西の方角へとカメラを向けてみた。
星がたくさん。
同じ方角を30分コンポジット撮影してみたもの。ゴージャス。
(クリックすると大きな画像が開きます。)
そしてこれだけ晴れているなら撮らないと。
(クリックすると大きな画像が開きます。)
天の川。1分ほど露光したもの。
七夕の1日前。織姫と彦星もしっかりと見える。
写真とかテレビなどで見ることはあったけど、肉眼でしっかりと天の川を見たのは生まれて初めてのこと。
(クリックすると大きな画像が開きます。)
とても感動した。
今回の旅行の目的は「満天の星空を肉眼で見ること」。
これは満天と言っても誇張にはならないだろう。
空一杯に広がる天の川はとても美しく、素晴らしかった。
高性能なカメラを使えばもっと条件が悪くても天の川を撮ることはできるが、肉眼でそのまま見るとなると場所とタイミングを選ぶしかない。
写真ではなく本当にこういう光景を目に焼き付けられたのは本当にうれしかった。
これらはホテル前の広場や桟橋から撮ったもので、ホテルから徒歩1分圏内。
最大でも8室のホテルなのだけど、他室の宿泊客は誰も星を観賞しに出てこなかったので、独り占め感もバッチリ。(^^)
ちなみにここはどのくらい暗いかというと、新月頃に桟橋へ懐中電灯なしで向かうのは湖に落ちるかもしれないので止めた方がいいというレベル。
ホテルからすぐの場所で、なおかつ静かに星の観賞をするには最適な地点の一つだと思う。
当然優先度というか思い入れの差はある。
■第3位
「初めて訪れた北海道で美味しいものをあれこれ食べること」
これが第1位ではなく第3位なのは、北海道へはまた行きたいと思っていて実際に行くだろうということでやや優先度が落ちているから。今回の旅行で行かなかったところでも、またいろいろと美味しいものには出会えるだろうし。
現地ならではの店や味は間違いなくあると思うけど、北海道の素材や料理は東京でもそれなりに楽しめるからという点もあったり。
グルメ旅行よりももっと優先順位が高いものがあったというわけで、軽んじたわけではない。(笑)
■第2位
「朝日の昇る屈斜路湖の雲海を見ること」
これは北海道上陸3日目に見ることができた。(その時のブログ記事はこちら)
2日目はNGだったので、3日目に見ることができたのはラッキーだった。
チミケップ湖あたりからも行こうと思えば行けたけど、1泊目~2泊目に泊まったホテルからなら片道30分程度の距離で済むところ、チミケップ湖畔からだと片道2時間くらいかかるので徹夜に近くなるし、朝食に間に合うように戻るのは時間的余裕がない上に、出発前に天候の予測がしづらい。
そして。
■第1位
「満天の星空を肉眼で見ること」
自分はこれまでほとんどの期間を政令指定都市で過ごしている。(3年ほど政令指定都市以外に住んだ時期はあるが中核都市だった)
満天の星空を肉眼で見るにはいくつか条件がある。
当然、晴れていることが大事だけど、晴れていても東京のように地上がやたらと明るいと見ることはできない。
光害とも呼ばれる問題だが、ある程度の街灯は治安や事故防止などの理由もあるし、遅くまで働いたり観光したりしている人がいる街で、折り合いをどう見つけるかはなかなか難しい。
素人なりにいろいろと調べて旅行の日程と場所を決めた。
・新月前後を旅行の日程とすること。
・車で訪れられる場所で、なおかつ周辺に人工の光がない場所を選ぶこと。
・自分以外の観察者が皆無か極少であること。
新月前後というのは簡単な理由で満月だと空が明るくなってしまうためだ。また満月に近いころというのは空に月がある時間が長く、結局のところ星空観賞に向かない時期だったりする。
周辺に人工の光がない場所は当然だけど、車で訪れられる場所にもこだわった。キャンプや登山をし慣れているわけではないので、長時間歩いてやっと着くという場所は避けたいし、ロープウェーや乗り合いバスの時間に左右されるということも避けたかった。
最後の観察者の件だけど、心行くまで星空を眺めたかったから。これは単に個人的な希望なので他の人には当てはまらないと思うが、自分としては星空独り占め感みたいなものを味わいたかったのだ。
ただ、湖のオーベルジュ チミケップホテルの1日目では満天の星空は見ることができなかった。
湖のオーベルジュ チミケップホテルの2日目の夕食後、ダウンや手袋など防寒を行い、カメラ機材一式を持って外へ出たのは20:30頃。
ど真ん中に北極星がある位置で一枚撮ってみた。
(クリックすると大きな画像が開きます。)
若干空に明るさが残っているが、ピントや三脚の位置などの設定は問題なさそうということで、コンポジット撮影開始。
20分くらい撮影してみた。
(クリックすると大きな画像が開きます。)
回転していない写真だとわかりづらいけど、20分くらいの軌跡を見るとどれが北極星かよくわかる。
これを撮り終わったあたりがちょうど21時頃。
次に、西の方角へとカメラを向けてみた。
星がたくさん。
同じ方角を30分コンポジット撮影してみたもの。ゴージャス。
(クリックすると大きな画像が開きます。)
そしてこれだけ晴れているなら撮らないと。
(クリックすると大きな画像が開きます。)
天の川。1分ほど露光したもの。
七夕の1日前。織姫と彦星もしっかりと見える。
写真とかテレビなどで見ることはあったけど、肉眼でしっかりと天の川を見たのは生まれて初めてのこと。
(クリックすると大きな画像が開きます。)
とても感動した。
今回の旅行の目的は「満天の星空を肉眼で見ること」。
これは満天と言っても誇張にはならないだろう。
空一杯に広がる天の川はとても美しく、素晴らしかった。
高性能なカメラを使えばもっと条件が悪くても天の川を撮ることはできるが、肉眼でそのまま見るとなると場所とタイミングを選ぶしかない。
写真ではなく本当にこういう光景を目に焼き付けられたのは本当にうれしかった。
これらはホテル前の広場や桟橋から撮ったもので、ホテルから徒歩1分圏内。
最大でも8室のホテルなのだけど、他室の宿泊客は誰も星を観賞しに出てこなかったので、独り占め感もバッチリ。(^^)
ちなみにここはどのくらい暗いかというと、新月頃に桟橋へ懐中電灯なしで向かうのは湖に落ちるかもしれないので止めた方がいいというレベル。
ホテルからすぐの場所で、なおかつ静かに星の観賞をするには最適な地点の一つだと思う。
残照のチミケップ湖 その2 [旅・場所]
食後に外へと出てみた。
2日目の残照のチミケップ湖。
前日とは異なる点が2つあり、表情が違う印象がある。
雲が全くないこと。
そして前日の写真を撮った時から4~5分早い時間であること。
これだけでもかなり印象が変わる。
どちらとも同じくらいの時間に同じ場所を撮ったのだけど。
(1日目の記事はこちら)
桟橋の先端から。
雲が全くないので、大気のオレンジ色がしっかりと見える。
素晴らしい眺め。
静寂のチミケップ湖。快晴の湖は昼も日没頃もどちらとも良いなぁ。
2日目の残照のチミケップ湖。
前日とは異なる点が2つあり、表情が違う印象がある。
雲が全くないこと。
そして前日の写真を撮った時から4~5分早い時間であること。
これだけでもかなり印象が変わる。
どちらとも同じくらいの時間に同じ場所を撮ったのだけど。
(1日目の記事はこちら)
桟橋の先端から。
雲が全くないので、大気のオレンジ色がしっかりと見える。
素晴らしい眺め。
静寂のチミケップ湖。快晴の湖は昼も日没頃もどちらとも良いなぁ。
湖のオーベルジュ チミケップホテル 2日目の夕食 [飲食・料理]
湖のオーベルジュ チミケップホテルの2日目の食事も18時から。
昨日は白ワインだったので、今日はロゼワインのハーフボトルを。
ジャガイモを使ったクッキー。
サバのリンゴ酢じめ、山わさび。
フレンチで〆サバ系とは珍しい。酸味は控えめだが、その分食べやすい。
パンは昨日と同様に3種類だが、同じものばかりではない。
常呂産ホタテ貝とワカメのサブレ、蛸の燻製。
これは変わった盛り付けだ。
蛸の燻製は香りごとケースに封じ込められていて、ふたを開けるとふわりと燻製の香りが立つ。
ホタテ貝も蛸の燻製も美味かった。
オヒョウのソテー、ヴァンジョーヌソース。
これまた美味しい。ソテーの具合が絶妙。
赤平産カモ肉のロースト、赤ポルトソース。
オヒョウは黄ワインのソースでカモ肉は赤ポルトワインのソースか。
酒カスと黒ゴマチョコムース、ラズベリーソース。
デザートは昨日と同じく、酒を含むもの。
大人のコース料理という感じ。甘さがちょうどよかった。
コーヒーには紅茶のギモーヴ。
昨日と同じで恐縮ですがと言われたが、全然問題ない。美味しいし。
外は少しずつ日が落ちてきていたが、快晴だったおかげもあってか、かなり明るい。
19:30だけどまだ十分に明るく感じる。
チミケップ湖畔にて [旅・場所]
往復1時間くらいの軽いハイキングをした後は、そのままホテルへと戻った。
上の写真は15時頃のチミケップ湖。まだ太陽の位置が高い。
昨日と打って変わって良い天気だ。
例によってパノラマ写真。
(クリックすると大きな画像が開きます。)
ホテルの中庭へ向かおうと桟橋から戻ってくると、エゾシカがいた。
こちらを少し警戒したが、しばらく見ていると、こちらを気にせず草を食みはじめた。
中庭へ。
ハンモックが2つある。
じつはこれは少し気になっていた。
暑くもなく寒くもなく。
この時間帯はエゾシマリスはほとんど見かけなかったが、鳥のさえずりは聞こえる。
ごろりと横になってしばらくうとうと。
前日に宿泊客の一人がここで文庫本を読んでいたが、そういうのんびりもいい。
山林を歩くために虫よけシートで首や腕を拭いておいたおかげか、蚊などに付きまとわれることもなく快適。
何だかんだと一時間近く桟橋と中庭で過ごしてしまった。
チミケップ 見晴台Ⅰへ [旅・場所]
エゾシマリスを堪能した後は、朝食をとり写真を整理。
ほとんどの湖のオーベルジュ チミケップホテルの宿泊プランは朝食と夕食との2食で昼食は含まれないのだけど、あらかじめ頼んでおけば別料金で作ってくれる。
朝食と昼食についてはまた別の記事で取り上げるが、昼食もいただいたあと、チミケップネイチャートレイルのチラシをもらい、行ってみることにした。
釣りも捨てがたいし、きちんとしたMTBをレンタルしてサイクリングもできたのだけど、せっかく2泊目が晴れたので、見晴台まで向かってみることに。
チラシでは、ホテルからすぐ山に入るルートもあることになっているが、今冬の積雪などで倒木があり通行止めになっているとのこと。
樹木園入口に車を停めて、そこから歩くのがお勧めと言われた。
上の写真だと小さくてわかりづらいが進入禁止のようなロープが貼ってある。これは実際には自動車の進入禁止で、中へ入ることは問題ない。
さすがに自動車で入る人はいないと思うが。
木漏れ日が美しい。
シラカンバが多く、明るさを感じさせる。
5分くらいは歩きやすく見通しの良い道だったりする。
小川があったり。
池があったり。
整備された木造の遊歩道があったり。
ここは湿地の上だったため気合を入れた遊歩道が作られていた。若干傾いている場所があったので滑りにくい靴である方が良い。
階段状になっている場所があったり。
中にはフキが群生していて道がわかりづらい場所もある。
天気が悪い時は自分のような、ど素人は歩かない方が良いかもしれない。
歩いている時に野鳥の鳴き声が聞こえていたので、写真を撮りたかったがやはり見つけられない。
このルートの途中には野鳥観察用の建物もあるくらいなので、慣れた人は見つけて撮影できるのだろうけど。(^^;
見かけて撮ることができたのは、エゾシマリスとコミスジ(たぶん)。
30分くらい歩いたところで、見晴台Ⅰと呼ばれる場所に到着。(クリックすると大きな画像が開きます。)
そこからのチミケップ湖の眺め。
さらに高い場所へと分け入っていけば、もっと湖を上から眺められるようだが、見晴台Ⅰのルートはここで行き止まりとなっていた。
この先に見晴台Ⅱという場所もあるのだけど、残念ながらこちらも倒木や小規模な崖崩れのようなものがあって立ち入り制限があった。
十分に森林浴できたし、無茶はしないで戻ることとする。
クマやハチに襲われるようなこともなく無事に下山。
(ホテルのスタッフが熊鈴を貸し出してくれた。)
歩いたルートは以下の通り。地図上に手書きでルートを乗せたので、ややアバウト。
ほとんどの湖のオーベルジュ チミケップホテルの宿泊プランは朝食と夕食との2食で昼食は含まれないのだけど、あらかじめ頼んでおけば別料金で作ってくれる。
朝食と昼食についてはまた別の記事で取り上げるが、昼食もいただいたあと、チミケップネイチャートレイルのチラシをもらい、行ってみることにした。
釣りも捨てがたいし、きちんとしたMTBをレンタルしてサイクリングもできたのだけど、せっかく2泊目が晴れたので、見晴台まで向かってみることに。
チラシでは、ホテルからすぐ山に入るルートもあることになっているが、今冬の積雪などで倒木があり通行止めになっているとのこと。
樹木園入口に車を停めて、そこから歩くのがお勧めと言われた。
上の写真だと小さくてわかりづらいが進入禁止のようなロープが貼ってある。これは実際には自動車の進入禁止で、中へ入ることは問題ない。
さすがに自動車で入る人はいないと思うが。
木漏れ日が美しい。
シラカンバが多く、明るさを感じさせる。
5分くらいは歩きやすく見通しの良い道だったりする。
小川があったり。
池があったり。
整備された木造の遊歩道があったり。
ここは湿地の上だったため気合を入れた遊歩道が作られていた。若干傾いている場所があったので滑りにくい靴である方が良い。
階段状になっている場所があったり。
中にはフキが群生していて道がわかりづらい場所もある。
天気が悪い時は自分のような、ど素人は歩かない方が良いかもしれない。
歩いている時に野鳥の鳴き声が聞こえていたので、写真を撮りたかったがやはり見つけられない。
このルートの途中には野鳥観察用の建物もあるくらいなので、慣れた人は見つけて撮影できるのだろうけど。(^^;
見かけて撮ることができたのは、エゾシマリスとコミスジ(たぶん)。
30分くらい歩いたところで、見晴台Ⅰと呼ばれる場所に到着。(クリックすると大きな画像が開きます。)
そこからのチミケップ湖の眺め。
さらに高い場所へと分け入っていけば、もっと湖を上から眺められるようだが、見晴台Ⅰのルートはここで行き止まりとなっていた。
この先に見晴台Ⅱという場所もあるのだけど、残念ながらこちらも倒木や小規模な崖崩れのようなものがあって立ち入り制限があった。
十分に森林浴できたし、無茶はしないで戻ることとする。
クマやハチに襲われるようなこともなく無事に下山。
(ホテルのスタッフが熊鈴を貸し出してくれた。)
歩いたルートは以下の通り。地図上に手書きでルートを乗せたので、ややアバウト。
エゾシマリスがいっぱい [動物]
湖のオーベルジュ チミケップホテルに泊まった翌朝。
朝6時前に目が覚め、何気なく外に目をやると、エゾシマリスがかけまわっていた。
後でホテルのスタッフに聞いたところ、明け方に中庭を清掃したりゴミを拾ったりする際に、ヒマワリの種を入れておくらしい。
野生のエゾシマリスがそれらを目当てに来るほか、普通に自分たちの縄張りなのかヒマワリの種がなくなっても、朝夕走り回っているそうだ。
せっかくなので、さくっと着替えて中庭へ近づいてみた。
ホテルのスタッフが飼っているわけではない野生のエゾシマリスなので、近づけば逃げるし、警戒心もそれなりに強い。
ヒマワリの種が入れられる餌箱は何ヶ所かあるのだけど、エゾシマリスどうしもその場所取りで争ってみたり。これは向こうからくる個体を警戒しているのだと思われ。
側で見ていると元気に走り回ってかわいいだけだが。(笑)
野生なのだけど、中には好奇心旺盛かつ人懐こいタイプもいるようだ。
自分はそこまで近づいてもらえなかったが、餌の入れ替えと掃除をしていたスタッフにはかなり近づいていた。
極力アップでということで寄れるだけ寄ってみた。
どうやらこのあたりが限界で、これ以上近づくと、逃げられてしまう。(^^;
あー、もふもふしたい。
エゾシマリスはペットとして持ち込まれたチョウセンシマリスとの交雑や競争が懸念されているらしい。
ちなみにこのエゾシマリスの目の部分を等倍で切り出してみたら、自分が写っていた!(シャープネスなどはかけていない)
実は自分はEVFも光学ファインダーも一切使っていない。というか付いていないし持っていない。背面液晶だけでピント合わせするのはなかなか厳しくて、これがたぶん自分の限界。
9割以上はカメラの性能のおかげだけど、マニュアルフォーカスで撮影したものが手ブレがなくピントがそれなりにあっているということで、ちょっとうれしい。
つぶらな瞳。でもきっと警戒していたのだろうな~。(^^;
チミケップ湖畔から夜空を 1日目 [旅・場所]
湖畔の残照を眺めたあとは一旦部屋へ戻り、荷物を整理。
気温が下がるので、持ってきていたダウンを着込み、20:30頃になったところで再び外へ。
目的は星空。
そう、実は今回の北海道旅行の一番の目的は星空を楽しむことだった。
しかしあいにくと薄い雲のような霧のようなものが出てきていて、星空を見るにはあまりよろしくない状態。
1泊目は霧雨、2泊目は曇り、3泊目は薄曇り。
相変わらず夜の天候には恵まれない自分。
ハワイのマウナケアも、オーストラリアのエアーズロックも、メキシコのカンクンも、星空を楽しみにして訪れたのに満天の星空は見ることができなかったりする。
今回もかぁと少し気落ちしつつ、それでも薄曇りなので方角によっては星空が見える。少しだけ撮影してみた。
北斗七星とアルクトゥルス。これはわかりやすい。ちょうど雲の隙間から撮ることができた。
南西の方角。雲だか霧だかが多くて星はあまり明るく見えない。
頭上。雲の隙間を撮影。広角寄りで撮りたいがこれ以上は雲があって。(写真だと左側あたりに雲がうっすら。この左側はもう雲で星は見えない。)
ホテルの中庭から。
最初の撮影から30分くらい粘ってそこそこ撮れていたのがこの4枚。
この後はどんどんと雲が増えてきたので諦めることにした。
東京の夏には見ることができない星々。
満天とはいかなかったが、まあこれはこれで。
翌日に期待しよう。
気温が下がるので、持ってきていたダウンを着込み、20:30頃になったところで再び外へ。
目的は星空。
そう、実は今回の北海道旅行の一番の目的は星空を楽しむことだった。
しかしあいにくと薄い雲のような霧のようなものが出てきていて、星空を見るにはあまりよろしくない状態。
1泊目は霧雨、2泊目は曇り、3泊目は薄曇り。
相変わらず夜の天候には恵まれない自分。
ハワイのマウナケアも、オーストラリアのエアーズロックも、メキシコのカンクンも、星空を楽しみにして訪れたのに満天の星空は見ることができなかったりする。
今回もかぁと少し気落ちしつつ、それでも薄曇りなので方角によっては星空が見える。少しだけ撮影してみた。
北斗七星とアルクトゥルス。これはわかりやすい。ちょうど雲の隙間から撮ることができた。
南西の方角。雲だか霧だかが多くて星はあまり明るく見えない。
頭上。雲の隙間を撮影。広角寄りで撮りたいがこれ以上は雲があって。(写真だと左側あたりに雲がうっすら。この左側はもう雲で星は見えない。)
ホテルの中庭から。
最初の撮影から30分くらい粘ってそこそこ撮れていたのがこの4枚。
この後はどんどんと雲が増えてきたので諦めることにした。
東京の夏には見ることができない星々。
満天とはいかなかったが、まあこれはこれで。
翌日に期待しよう。
残照のチミケップ湖 [旅・場所]
食後に外へ出てみた。
もう太陽は水平線の下へと消えているので暗いが、残照のおかげで足元は普通に見える。
上の写真は19:45頃に撮ったもの。
チミケップ湖の方へと歩いてみた。
チミケップ湖。
桟橋の向こうは静かな風に揺れる湖面。
この桟橋は、カヌー体験で使われるほか、宿泊客の釣りなどで利用されるらしい。
桟橋の先端まで歩いてみた。
頭上は少し霧が出ているのだけど、湖の向こうの方は晴れている。
美しい。
桟橋の上に座り込んで10分くらい何も考えずにボーっと湖面を見ていた。
湖のオーベルジュ チミケップホテル 1日目の夕食 [飲食・料理]
湖のオーベルジュ チミケップホテルの1階はフロントと厨房以外はほぼレストランのスペースとなっている。
上の写真はホテルに着いてすぐくらいの時間に撮ったもの。
食事は18時から。
その時間でも、北海道は緯度が高いため、7月上旬だと右の写真くらい明るい。
フルボトルが白と赤とを5~6種ずつ、ハーフボトルも何種類かがある。
この後のことを考えて、グラスワインをお願いした。
前菜のカボチャのコロッケ。
かわいらしい。
厚岸産カキ貝とキュウリの冷製スープ。
パンは3種類。
どれも美味しいパンだ。
黒毛和牛タンと知床鶏のパテアンクルート。
洒落ているだけでなく、和牛タンと知床鶏の歯ごたえと味わいが美味。
再びグラスワインを。最初に頼んだものとは別。
残念ながらワインメニューを控えていなかったこともあり銘柄は覚えていない。(^^;
青ソイのソテー、十勝産ポワローネギ。
青ソイは北海道東部~オホーツク海沿岸で水揚げされることが多い魚で、クロメヌケが正式な名称らしい。
エゾ豚の燻製。
ダッチオーブンで簡易的に燻製されたところをテーブルへ持ってきてくれたところを撮影させてもらった。
蓋を開けると、ふわっと燻製の良い香りが漂う。
エゾ豚の燻製、グリーンペッパーソース。
肉厚で歯ごたえが良い。大変美味い。
長沼産ルバーブのコンポート、シャルトリューズのグラニテ。
ルバーブは北方の植物でロシア原産。ジャムなどで食されることが多い。
液体窒素を使って一気に凍らせたシャルトリューズがいいアクセントになる。
凍らせるのはシェフがテーブルまでやってきて見せてくれるので、ちょっとうれしい。
デザートの、紅茶のギモーヴ。
メニューには5品と食後のコーヒー/紅茶が書かれているが、実際には7品出てきたことになる。
質も量も大変満足。
この写真は19:30頃。
やっと暗くなってきたかなという感じ。
湖に日が沈んでいく様子を見ながらの食事というのも良かった。(^^)