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失せ物への対応 [旅・場所]

青空と筋雲
佐賀は良い天気だった。
散歩日和だ。
しかし、散歩している場合ではない。

地下鉄を使い、ラーメンを注文(食券制)したところまでは、確実に財布はあった。
それ以降の行動を思い返してみる。
駅ビルに入っているラーメン店を出る、ラーメン店のすぐ近くにあるトイレへ入る、駅ビルの中を歩く、JRの改札をくぐる、JRのプラットホームで仕事をする、特急電車に乗り込む、特急電車内で仕事をする、特急電車から下りる、改札口を出る、バス乗り場へ移動する。
この間だ。
この間に何かがあった。

ラーメン店の電話番号をスマホで探して電話してみる。
「済みません、今日そちらで11時過ぎにラーメンを食べた者です。財布を落としたかもしれないのですが、そういった届け出はありますでしょうか?」
店員さんに座った場所などを伝えると「少々お待ちください」と言って説明した席辺りを探してくれたが財布は見当たらず、届け出もないとのこと。
「駅ビルの情報センターに届け出があるかもしれませんよ」とも言ってくれたが、駅ビル内ではラーメン店以外でカバンを開けてはいないので、駅ビル内で落とした確率はかなり低い。
礼を言って電話を切った。
まずい。

次はJRだ。
プラットホームでノートPCを出したりしていたので、その拍子に落とした可能性はある。
博多駅に電話をしてみた。
「特急かもめに乗った者ですが、ひょっとするとプラットホームで財布を落としたかもしれません。そのような届け出はないでしょうか?」
電話口の人に、乗った特急の時間帯なども伝えたがそもそも財布の届け出はないとのこと。
ホームにも連絡してみて探してくれたがないとのこと。
礼を言って電話を切った。
ううむ、かなりまずい。

次はJR特急内だ。
佐賀駅の改札のところで、「財布を特急かもめの中に落とした可能性がありますが、確認してもらえないでしょうか?」と聞いてみた。
「まだその特急は走行中ですが、連絡はできます。ただ、車掌が他の業務の合間に確認することになるので少し時間がかかります。座った場所と折り返しの連絡先を教えてください」と言われ、自分の座った場所と自分のスマホの電話番号を伝えた。
駅改札出てすぐの場所にあるベンチに座って連絡を待つと、15分くらいして電話があった。
「座席周辺を探しましたが、ないとの報告がありました。他の乗客がいて探しきれなかった可能性はありますが、すぐ目に付く場所にはないようです。終点に着いた段階で再度探すように伝えましょうか?」とのこと。
あらま。念のため探してもらうことにしたが、これはもうどうしようもないのでは。
思いつくところはもうないぞ。

外は暑いし、財布は出てこないし。財布をなくす前に昼飯食っておいて良かったなぁ。
しかし、どうする、おれ。
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