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ヘブンスそのはらから見た夜空 [旅・場所]

ヘブンスそのはらの第二会場に着くと、人はそれなりにいたが、第一会場ほどではなかった。
第一会場は都心の花見状態に近かったが、第二会場は場所決めがゆったりできる。
大きなモニターがあるので、そこから離れた場所に陣取った。
三脚を立てても後ろに人がいない場所で迷惑になりにくいところという意味もあって。(第二会場は写真撮影のみならず三脚使用もOK)

ヘブンスそのはらから見た夜空
(ここをクリックすると大きな画像が開きます)

時間になって会場が消灯。
雲があって空一面の星空というわけにはいかない。
それでも向こう側に天の川があることがわかる。
これは肉眼でもはっきり見えた。ちょうどさそり座が写っているので拡大部分をアップ。
さそり座の線はちょっと適当なので正確なものが知りたい人はきちんと調べてもらえれば。(^^;
ヘブンスそのはらから見たさそり座

残念ながら雲にかなりの部分が覆われた状態で、係員の星座にまつわる話などが紹介されていく。
これはこれで悪くないが、ちょっと残念。
しかし、やがて雲が徐々に風によって吹き払われていった。

ヘブンスそのはらから見た天の川
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天の川。
これは写真なので強調しているが、肉眼でもしっかり天の川をとらえることができた。
北海道のチミケップ湖畔で見たときよりもはっきり見えた気がする。(高度があるからかも)
感動。

天の川
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少し角度を変えて。
左下の方が緑色っぽいのは、第一会場方面の光を拾っているものと思われる。
完全な闇ではないので、こういう色が出てくるのは仕方のないところ。
今夏に単焦点広角レンズを買ったのは、実はこれを撮るためだった。

残念ながら、次の雲の集団がやってきて、天の川方面は10分もしないうちにまた見えなくなった。
最後まで見えていた北方面を撮ってみた。

ヘブンスそのはらから見た夜空
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天の川の写真と比べると味気ない感じもするが、東京では見られない星の量。
右端真ん中よりやや下にある明るい星が北極星。
青い光線が向かっているあたり。

ここは確かに天気が良ければ天の川を見ることができるし、寝っ転がって見られるので迫力が違う。
第二会場なら三脚使用も写真撮影もOKなところが良いところ。
ただ、写真を本気で撮りたい場合はいくつか難点がある。
一つは、北方面の写真でもある通り、レーザーポインターを使った解説が第一会場でも第二会場でも行われるため、それらの光を拾ってしまうこと。
これがあるので、コンポジット撮影はほぼあきらめざるを得ない。
また、そもそも30分くらいしか滞在できないプログラムのため、じっくり場所を決めて、星の位置や天候が最高の状態で撮影するというような自由度がないこと。

それでも見る価値はあると思う。
天候だけがどうにもならない不安要素で、実際前々日は降雨でNG、おそらく当日の第二部も雲でNG、数日後は落雷のあるような豪雨でNGだった。
こればかりは運次第なので、ダメだった人は再チャレンジをするようだ。

自分はワンチャンスで10分ほどだったけど、天の川を肉眼で寝転がって見ることができてラッキーだった。(^^)
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