言問橋 2021 [旅・場所]
言問橋。
上流西岸側から東京スカイツリーと言問橋とを撮影。
1928年竣工。
「竹屋の渡し」と呼ばれる渡しがあった場所。待乳山聖天のふもとにあったことから「待乳の渡し」とも称されたそうだ。
言問橋は東岸の墨田区隅田公園、西岸の台東区隅田公園を突っ切るように走る東京都道319号線の橋であるため、この橋の上から見ると、それぞれの公園の様子がよくわかる。
今回の隅田川沿いウォーキングはこの橋で終わり。
本当は、この上流側の桜橋も撮っていたのだけど、ピンボケしていたので、次回起点とすることにした。
この日は累計で20000歩を歩いていた。駅改札前後の徒歩移動などもすべて含む
築地大橋から言問橋までの時間としては10:45~14:00だった。
ランチ場所や休憩目的のカフェを探したり、東岸と西岸を行ったり来たりしたこともあり、時間も歩数もそこそこの数字になったようだ。
(すでに桜橋からのウォーキングもしているので、このまま橋シリーズが続きます(笑))
隅田川橋梁(東武伊勢崎線) 2021 [旅・場所]
隅田川橋梁(東武伊勢崎線)。
下流西岸側から東京スカイツリーが入るよう撮影。
1931年竣工の鉄道橋。
写真手前側(下流南側)には、「すみだリバーウォーク」と呼ばれる人専用の歩道橋が2020年に作られた。(自転車は押して歩くなら通行可)
浅草から東京スカイツリーまでの回遊性を高める目的だ。
墨田区側に渡って、道路を渡ると東京ミズマチがあり、さらにその先に東京スカイツリーがある。
浅草駅から歩いて両岸の花見をする場合、まずここを墨田区側に渡って川沿いに上流まで歩き、桜橋あたりで台東区側にわたって戻ってくるか、その逆回りのルートがいいのではないかと思う。
吾妻橋 2021 [旅・場所]
吾妻橋。「あずまばし」ではなく「あづまばし」だ。
東京スカイツリーと一緒に西岸下流側から撮影。
1932年竣工のアーチ橋。
赤色が印象的な橋だ。
西側に都営浅草線や東京メトロ、東武スカイツリーラインの浅草駅があり、西側から東京スカイツリーとアサヒビール関連ビルと墨田区役所をセットで記念撮影をする人も多い。
隅田川下りの拠点の一つとしても著名な地点で、隅田川沿いの観光客が一番見かける橋ではないかと思う。
花見の場所としても有名で、西岸側の隅田公園は春に歩く人が多い。(東岸側はこの橋よりも上流側のほうがにぎわう)
この前の駒形橋もそうだったのだけど、このあたりでは、水上バスや屋形船などの発着場や係留場があり、橋+東京スカイツリーの写真を撮ろうとすると、手前に杭だとかフロートが写ってしまう。
下流側から撮った上の写真にも写っている。
西岸上流側から撮っても、同じ。
川沿い水面近くの遊歩道から撮るよりも、構図的には少し上の位置から撮ったほうが良さそうだ。
駒形橋 2021 [旅・場所]
駒形橋。東京スカイツリーと一緒に入るよう、西岸側から撮影。
1927年竣工のアーチ橋。
アーチ橋には、部材の形態による分類で、いくつかの呼称があるようで、正確にはソリッドリブアーチ橋と呼ばれるらしい。
この橋ができるまでは、「駒形の渡し」と呼ばれる渡しがあった場所。
吉原通いの遊び人が使う代表的な渡しだったそうだ。(隅田川を上流へ遡って山谷堀から吉原へと入るルートだったとのこと)
伊達政宗の孫にあたる仙台藩3代藩主の伊達綱宗は遊興放蕩三昧で、駒形の渡しを使って吉原に通い、当時人気を誇った花魁の2代目高尾太夫に入れ込むなど、あまりの放蕩ぶりに最終的に幕府から強制隠居させられたという話がある。(吉原通いの放蕩ぶりや強制隠居は事実だが、高尾太夫の部分は創作された俗説らしい)
厩橋 2021 [旅・場所]
厩橋。
ここも蔵前橋と同じく東京スカイツリーと一緒に撮ることが簡単だった。西岸側から撮影。
1929年竣工。
この橋も古く、90年以上経っている。
隅田川で唯一の3連アーチ橋だ。
蔵前には御米蔵があり、その荷駄馬用の厩にちなんで名づけられたものだそうだ。
橋の装飾には馬をかたどったものが用いられている。
ちなみに、この真下を大江戸線が通っている。
蔵前橋 2021 [旅・場所]
蔵前橋。
ここは東京スカイツリーと一緒に撮ることが簡単だった。西岸側から撮影。
竣工は1927年で古い橋。
その前年に竣工した永代橋や清洲橋のように道路の上に構造物がある形式ではなく、上路式のアーチ橋となっている。
カラーが黄色なのは、江戸幕府の米蔵があった当時を偲んで稲の籾殻の色を連想させた色を採用したためとのこと。
この蔵前橋の下流側すぐの場所に、蔵前専用橋という構造物がある。
通信線トンネルで水道管も通っている橋の一種だが、人も車も電車も通らない橋なので、撮影しなかった。形状的に面白いものでもないし。
CAFÉ / MINIMAL HOTEL OUR OUR [飲食・料理]
暑かったので、隅田川橋梁の上流側でカフェを探した。
Google Mapで気になったカフェをいくつかまわってみたところ、狭くて涼むには不向きだったり、臨時休業だったり。
西岸側にあるCAFÉ / MINIMAL HOTEL OUR OURが広くて涼しそうだったので、入店。
落ち着いた感じの雰囲気。
ホテルが運営するカフェだと高いところもあるが、リーズナブルだった。
カフェラテ400円。美味かった。
今回は頼まなかったけど、ドーナツもいくつかあり、近場だったらまた立ち寄ってもよさそう。
ここでしばらく涼み、また出発。
Google Mapで気になったカフェをいくつかまわってみたところ、狭くて涼むには不向きだったり、臨時休業だったり。
西岸側にあるCAFÉ / MINIMAL HOTEL OUR OURが広くて涼しそうだったので、入店。
落ち着いた感じの雰囲気。
ホテルが運営するカフェだと高いところもあるが、リーズナブルだった。
カフェラテ400円。美味かった。
今回は頼まなかったけど、ドーナツもいくつかあり、近場だったらまた立ち寄ってもよさそう。
ここでしばらく涼み、また出発。
隅田川橋梁(総武本線) 2021 [旅・場所]
両国橋 2021 [旅・場所]
両国橋。前回の記事の両国大橋と似た名前。
こちらは、東京スカイツリーと一緒に撮りやすかった。西岸下流側から撮影。
Google Mapでチェックすると柳橋とあるが、これは誤り。
両国橋は1932年に竣工。かなり古い。
最初の両国橋は1660年ころにかけられたとのことで、歴史ある橋ということになる。
現在の橋は東京都選定歴史的建造物に選定されている。
両国という名前は、江戸時代、隅田川が国の境であったことに由来する。
隅田川の西側が武蔵国で東側が下総国であったため、俗称として両国橋と呼ばれたりしていたらしい。
「両国」という名前の町が誕生したのは、両国橋がかけられたよりも後のことなのだそうだ。
両国大橋 2021 [旅・場所]
両国大橋。
ここも東京スカイツリーとセットで撮れる場所決めがなかなか難しかった。
第一展望台も第二展望台も見えているし、これでいいかと、西岸側の橋の少し下流の場所を採用。
見てのとおり、両国大橋は首都高速道路専用の橋だ。
1969年に完成しており、50年以上が経っていることになる。
2つの首都高速道路の路線が合流するジャンクションになり、なおかつ隅田川沿いという狭い場所であり、加えてそばには水門があるという、かなり厳しい条件で橋を作らねばならなかったようで、それらの創意工夫と形状を評価され、土木学会田中賞を受賞している橋なのだとか。
新大橋 2021 [旅・場所]
新大橋。オレンジ色の柱が印象的な斜張橋。
ここは東京スカイツリーと一緒に撮影するいい場所が見つからなかった。
位置的には南西側から撮影するといいはずなのだけど、新大橋に近づくと東岸側の商業ビルやマンションに邪魔されて、東京スカイツリーが完全に見えないか、見えても上のアンテナ部分が見えるかどうかという場所ばかり。
結局、清洲橋の上から撮った写真を採用した。
左側に新大橋が写っている。橋の写真としては小さくてイマイチだが、理由は前述のとおり。
竣工は1977年。44年が経っている。
現在の斜張橋の前の新大橋は鉄橋で、関東大震災のときに焼け落ちることなく、唯一被災せず、避難の道として多数の人命を救ったそうだ。
ここは東京スカイツリーと一緒に撮影するいい場所が見つからなかった。
位置的には南西側から撮影するといいはずなのだけど、新大橋に近づくと東岸側の商業ビルやマンションに邪魔されて、東京スカイツリーが完全に見えないか、見えても上のアンテナ部分が見えるかどうかという場所ばかり。
結局、清洲橋の上から撮った写真を採用した。
左側に新大橋が写っている。橋の写真としては小さくてイマイチだが、理由は前述のとおり。
竣工は1977年。44年が経っている。
現在の斜張橋の前の新大橋は鉄橋で、関東大震災のときに焼け落ちることなく、唯一被災せず、避難の道として多数の人命を救ったそうだ。
清洲橋 2021 [旅・場所]
清洲橋。東京スカイツリーが入るように東岸側から撮影。
清洲橋は国の重要文化財に指定されている。
竣工は1928年で、もうすぐ100年になる古い橋だ。
清洲という名前は、愛知県清須市の清洲城とはまったく関係なく、建設当時の両岸にあった深川区清住町と日本橋区中洲町から採用されたとのこと。
ここを撮影したのが12:05。
太陽が真上で暑かった。
西安麺荘 秦唐記 永代総本店 [飲食・料理]
永代橋の東岸側に渡ってすぐの場所にある西安麺荘 秦唐記 永代総本店でランチすることにした。
永代橋以外に3店舗あるようだ。
頼んだのは炸酱麺(ジャージャン麺)。
いろいろあって迷ったが、オーソドックスそうなものをチョイス。
なかなか美味しい。
一緒に白湯のようなものが出てきて何だろうと思ったら、茹で汁らしい。
中国では茹で汁を一緒に飲むことで、消化を助けたり栄養面を向上させたりという目的が果たせるとされているようだ。
ここで少しだけ涼んで、隅田川沿い歩きを再開。
隅田川大橋 2021 [旅・場所]
隅田川大橋。
永代橋の上から東京スカイツリーが入るように撮影。
隅田川にかかる橋としては、唯一の二層式の橋。
上側が首都高速9号深川線で、下側が通常の道だ。
1979年に完成しており、40年と少し経っている。(下段は一年早く完成しているが、橋全体としては1979年が完成年)
最初の築地大橋を撮ったのが10:45で、この隅田川大橋を撮ったのが11:30。
時間も良いことだし、平日ランチタイムで混み始める前に、撮影した永代橋付近で昼食をとることにした。
永代橋 2021 [旅・場所]
永代橋。
東京スカイツリーが入るよう中央大橋のやや西岸寄りから撮影。
竣工は1926年でもう少しで100年が経つ。(永代橋としてはその前からあったが、その後何度か架け替えられていて現在の橋は100年弱ということ)
国の重要文化財に指定されている。
真下には地下鉄東西線が走っており、終電を逃した東西線沿線の住民はタクシーでこの橋を渡ったという経験を持つ人も多い。かくいう自分も江東区に住んでいた時期、何度もタクシーでこの橋を渡って帰宅した。
ちなみに、今回の隅田川歩きは一本道で歩いていて、隅田川派川の一部は通っていないことから相生橋は撮影していない。