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e-Taxで確定申告2023年度分 [資産運用]

カードリーダーライター
通販で注文していたカードリーダーライターが届いたので、今日は自宅で確定申告。
寒くて一日雨が降っていたので、梅を見に出かける気も起きなかったことから、ちょうどよかった。

初めてe-Taxを使用したが、初めてづくしだったので、それなりに時間がかかった。
1. 土地建物の譲渡所得の申告は初めてだった。
2. ふるさと納税はワンストップ特例制度を使ったことしかなかった。
3. 外国株式の配当についての外国税額控除はこれまで適用してこなかった。(微額だったので米国でも日本でも徴税される二重課税のままにしていた)

1をすると、2のワンストップ特例制度は使えない。
確定申告するなら3もしたほうがいい。いくらかでも戻ってくる。(というか外国株式の配当があるのに確定申告時に外国税額控除をしないとむしろさらにお金が取られる模様)

引っ越すときにある程度書類をまとめていたのでそれらを探すような時間はなくて済んだが、数時間を要した。(わかりにくい表現とか迷った点についてネットで調べる時間がそこそこかかったので)
迷った点があって入れるだけ入れてみたが、初だったので何か指摘が来るかもしれない。なければこれで終わりだ。混雑する税務所に行ったり、郵便物として印刷して投函する手間をかけたり、そういうことがなくて済ませられたのは楽だ。
日本はIT後進国となってしまっていて最近は少し挽回しているものの、エストニアとか韓国のような進んだシステムにはなっていないのが残念だ。e-Taxだけでほとんどの人が自動的に医療控除なども自動適用され明細確認後にスマホやPC上でポチっと承認するだけで済む時代が早く来てほしいものだ。

それはそれとして、少し慣れたので来年度以降は 外国税額控除を確定申告していこうと思う。
ふるさと納税のワンストップは使えないが、仲介業者のデータを読み込ませれば済むので、むしろふるさと納税元の自治体に何かを送ったりしなくてよく、手離れとい意味では圧倒的に楽だったし。
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確定申告の時期に [資産運用]

20240217.jpg
2023年度(令和5年度)の確定申告の申請受付が昨日からスタートした。
自分の場合は副業をやっているわけでも、株のスイングトレードやデイトレードをしているわけでもないので、確定申告をすることはまれだ。
今回は、自宅の売却を行った関係で確定申告をする必要がある。

この土日は複数の宅配物の受け取りなど在宅の縛りがあったのと、今日は天気もいまいちでカメラ片手に梅見に遠出するコンディションでもなさそうなので、確定申告の手続をしてしまおうと考えた。
窓口は混雑がひどいだろうということで、初めてe-Taxを利用しようと国税庁のポータルサイトへ。
ふむふむ、パソコンならICカードリーダーかスマホのアプリが必要、スマホだとアプリが必要らしい。
ダウンロードするためにGoogle Playを開くと、「このアプリは、お使いのデバイスで利用できません」と出た。
おっと、そんな落とし穴が。

仕方ないので、確定申告に対応した国内メーカーのカードリーダーライターをAmazonで注文。
注文した品が届いてから、来週以降に再チャレンジ予定。
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MoneyForwardME [資産運用]

MoneyForwardME
以前、家計簿アプリとして、らくな家計簿を使っていることを書いた。(記事はこちら
無料で使いやすく、機能的な不満はなかったが、証券取引をしたり自動引き落としをしたりという点を全部手動で入れるのは面倒になり、いまは連動ができるMoneyForwardMEを使っている。
MoneyForwardMEを使い始めたときは、10口座まで無料連携ができたのだが、その後の規約改定で4口座までとなり、それだと連携の意味がないので有料サービスへ移行した。

通販やコンビニのポイントも含めて自分の総資産がほぼ正確にわかるので、重宝している。(対応していない銀行、保険、ポイントなどのサービスもあるので、人によっては100%管理できるわけではない)
家計簿をつけるという意味ではらくな家計簿のほうが使い勝手やユーザーインタフェースがいい面もあるが、資産管理となると、MoneyForwardMEのように口座連携の機能がいいという人が多い気がする。
特にカードや電子マネー、ポイント払いなど非現金の利用が増えている昨今だと、昔ながらの家計簿をつける形だと管理の手数がかかってしまって続けるのが大変だからだ。
1年半くらい使っているが大きな不満はなく、月額が上がったりサービスが悪化しない限り使っていく予定。
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資産運用の状況-2023年末 [資産運用]

3ヶ月に1回くらいは資産運用関連の記事を書くことにする。
2023年12月の証券会社の営業日は終了しているので今年末の状況をグラフにしてみた。

資産運用状況
自分が保有している株式、投資信託、ETF、リートの状況だ。(外貨で購入しているETFはその日の為替レートで円として再計算している)
前回このグラフを取り上げたのは2023年4月で、そのときから2種類対象商品が増えている。(前回のグラフはこちら

2021年に資産運用を始めて、年末時点での含み益率は以下の通りだ。
 2021年末:8.64%
 2022年末:7.09%
 2023年末:24.81%

いずれもその時点の総投資費用に対しての各年末の評価額がいくらであったかを計算しただけであって、実際には売却していないのであくまでも売却していたらそうなった、というだけの話だ。
何度も書いてきたが、売却して確定していない数字だけで一喜一憂するのは疲れるし意味がない。来週の半ばに全商品が半分の評価額になることだってあり得る(恐慌、戦争、パンデミックなど理由は様々)のが株式関連の常識だ。ただそうなっても(個別株を除いて)変な商品を選んでいなければいずれ回復するので、使う予定のない預金代わりの運用なら増えようが減ろうが放置しておけばいい。

ちなみに、この数字だけ見ると運用2年半程度の初心者の割にすごく優秀にみえるが、実際は違う。
2021年は新型コロナで落ち込んでいた景気テコ入れ策として世界中で金がばらまかれたことによって加熱した株式市場の恩恵を受けただけと言えるし、2022年はドル建て資産の多くが円安により膨らんで評価額が上がっただけとも言える。2023年は円安が継続した一方で落ちると言われたアメリカの株式市場が思いの外上昇したことが大きい。
たまたま運用を始めたタイミングが良かっただけだ。

来年からは新しいNISAの制度が始まる。
この制度はかなり使い勝手がよく、資産余力があるにもかかわらず活用しない人は、相当愚かだと思う。
非課税の恩恵を得たいが絶対にリスクを取りたくないなら、NISAで日本の国債を買ったっていいのだ。(個人的にはリターンが低いので全然お勧めしないけど)
銀行に預けていれば利子に税金がかかるし、利率だって相当低い。日本の国債も利率は低いが銀行よりはマシだし、NISAなら利子に税金もかからない。

今後消費税は上がるだろうし、原材料費高騰だけでなく人材不足や高齢化でインフレがさらに進む可能性が高く家計防衛は必要だ。あまり悲観的になりすぎる必要はないけれど、ぬるま湯にいつまでも浸かっていられると考えるはまた楽観的すぎる。新しいNISA制度が来年から始まるのはいい機会でもあるし、資産運用についても真面目に勉強していったほうがいい時期だと思う。(なお、一攫千金みたいな株式投資を夢見るのはやめておいた方がいい。)
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円の実質実効為替レートが統計上過去最低に [資産運用]

一万円札と10ドル紙幣
半年ぶりに資産運用ネタ。
せっかく資産運用のカテゴリを作ったので、3ヶ月に一度くらいは何らかマネーっぽい関係の記事を書こうと思いつつ、自宅売却とか旅行とかのイベントがあって、半年ぶりになってしまった。
(過去のマネー関連の記事は、左の資産運用カテゴリで確認できる)

円安が進んでいる。
以前も1ドル150円あたりの時期はあったが、そのころと今とでは違う点もある。
アメリカの景気の停滞感が強まっていることだ。アメリカの景気先行指数は悪化しているし、失業者は増加に転じていて新規失業保険申請件数も増えている。ドルが強いのではなく円が弱いのだ。それらの値はまだ僅かな変化だが、半年前の記事で書いた通り、好景気を気楽に謳歌する市場心理の状態ではなくなったといえる。

そして、国際決済銀行が発表した円の実質実効為替レートは2020年を100とした場合、2023年8月は73.19で、記録のある1970年以降の統計上、最低の水準となった。
ざっくりいうと、仮に2020年に10,000円持っていた場合にドルなりユーロなりで売られているものを10,000円相当で買えたものが、2023年8月では10,000円を持っていても7,319円相当の価値としか認められず、13,663円ないと同じものが買えないということを意味する。
この状況で、物価上昇圧力が働かないほうがおかしい。
いま、さかんにテレビや週刊誌で値上げが続いて困っていると取り上げられているが、こんなものでは済まないと思ったほうがいい。少々の補助金とか企業努力だけでは焼け石に水で、じわじわかどんどんかは別として、相当な値上がりをしていくはずだ。
自分の予測はおいといても、人手不足による人件費高騰問題もあるし、海外の物品自体も値上がりしているので、いずれにしても上記の13,663円では済まない。

日経平均株価が少し上がっているので、やっと日本の時代が来たと思っている人もいるかもしれない。
自分も日本製品が好きで海外製ブランドのものはそれほど持っていないし、日本食も日本のサービスももちろん好きだ。
しかし、株価で考えるとそう楽観的には捉えられない。
日本の会社の株価が2020年に10,000円から先月末で12,000円になったとしても、実質実効為替レートで見た場合、10,000円が8,782.8円に下がったことになる。資産価値としてみた場合は20%伸びたのではなく13%落ちたわけで、むしろ損失だ。
株価がもしも10,000円のまま変わらなければ7,319円に下落して27%落ちてしまったのと同じことで、10,000円が15,000円になっていたとしても実質的な価値としての株価は10%弱しか計算上は伸びていないのだ。
日本に住んでいて日本円で決済するだけだからドルとかユーロとか関係ないし、堅実に貯金していけばいいという発想はリスクが大きいと思う。借金漬けの日本政府がさらに借金してずっと支えてくれ、それを世界の投資家たちが認め続ける保証はないし、破綻しなかったとしても現在の物価上昇のような形で何らかのダメージを甘んじて受けることになるだろう。

自分は一貫して株式投資で日本企業の実質的な割合を2割以下にしていたが、その傾向はずっと変えていないし、今後も日本市場だけにするみたいな極端なことはしないつもりだ。
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資産運用の状況-202304 [資産運用]

久しぶりに資産運用ネタ。

一年くらい前に「資産運用を考え始めて」とか「資産運用をするべき理由」というシリーズを何度かに分けて書いた。(左の資産運用カテゴリで確認できる)
円グラフや折れ線グラフで当時の状況を記載していたので、一年後のいまどうなっているか報告しようと思う。

2022年3月末の保有資産の種別内訳は以下の通りだった。
保有資産種別
おおよそ1/4が現金+預貯金、4割弱が保険(解約時の返戻金で計算)、4割弱が株式関連ということになる。
そして2023年3月末の保有資産の内訳は以下の通りとなった。
保有資産種別
現金と保険(保険には株や債券の運用分が含まれる)の比率が減り、株式関連が増えた。
昨年書いていた自身の認識から実際どう変わったのか。
・保険の比率が大きすぎる(2022)
 →少し減ったがまだ多い(2023)
・投資対象が株式偏重である(2022)
 →変わらず(2023)
・年齢に対して現預金が少ないかも(2022)
 →もっと減った(2023)

ポートフォリオとして2022年に言っていた課題が改善されたとは言えない。(苦笑)
個人的にはこれでも危うい感じはあまりないので、この傾向を続けていくつもりだ。

次に2022年3月末の円建てとドル建ての区分だとこうだった。
保有資産種別
約7割が円建て商品で、残りがドル建て商品だった。
そして2023年3月末の内訳は以下の通りとなった。
保有資産種別
円建てが減った。
これは意図した通りだ。
ただ、以前の記事でも書いたが、円建て商品の中にもアメリカ企業に関連したものが含まれていて、実質的には7割~8割はアメリカ企業中心のインデックスや個別株や債券であり、円建てかドル建てかはあまり重要ではない。

日本がアメリカとくらべて素晴らしい企業が多くて国としても伸びると考えるなら、このポートフォリオは間違っていることになる。自分は残念ながらそうは思えないので、日本企業の株や債券が占める割合は1~2割程度にしている。
新興国やヨーロッパを少し増やしたほうがいいとは思うので、それが今後の課題。

最後に運用成績だ。
運用成績
自分が持つ投資信託、ETF、個別株の推移はこうなった。それ以外に債券とかもあるが割愛する。(ドル建て商品は当日の為替レートをもとに円建てで再計算している)
2023年3月末時点では全部プラスになった。
しかし、これはたまたまであり、2~3割の商品がマイナスになっていることが多い。
新型コロナで投入された各国の景気対策の金余り状況で株価が伸びていたが、2022年1月からはっきり潮目がかわっていて、一本調子で上る時期は終わっている。
グラフを見ているとそこそこ順調そうに見えるが、これは為替レートのマジックだ。
2022年3月31日は1ドル122円弱だった。
2023年3月31日は1ドル133円弱だった。
1万ドル持っていたら122万円が133万円になったことになる。何もしなくても円で9%増えた計算だ。
今後急速に円高になったら、逆のことが起こる。
とりあえずこの一年間で見れば、自分にとってはアメリカ株の株価が下がっても目減りが控えめになり、横ばいだったとしても増えたように見え、資産運用としてはダメージが抑制的だったということだ。

ちなみに、この中で恒常的に成績が悪いのは日経225連動投資信託だ。
日本企業への投資は自分もしているが、日本株式市場全体に連動する投資信託を保有するのは本当に意味がないなと感じている。そういう意味で日本企業については個別株しかお勧めできないが、個別株は難しいというか勉強が必要で、結局日本企業の株を買うなら配当か株主優待目当てにしておいたほうがいいというのが自分の結論だ。(自分は換金性があるかよく使う企業の株主優待目的の個別株しか持っていない)
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外貨を換金 [資産運用]

羽田空港旅客ターミナルへ行った理由の一つが、外貨の両替。
円安で外貨全般が高くなっており、円に変えてしまおうと思ったのが理由。
これがメインの目的ではないが、せっかく羽田空港に行くなら、ちょうどいいかなと。
手持ちの外貨の国は以下の通り。
アメリカ、ユーロ、ノルウェー、スウェーデン、韓国、マレーシア、香港、台湾、ロシア。

ポケットチェンジ
外貨の両替をしてくれるところはいろいろあるが、最初に向かったのが、このポケットチェンジがある場所。
ポケットチェンジ自体は、空港以外にもあちこちあるみたいだが、利用するのは初めて。
これが優れている点は、一部の外貨は紙幣だけでなく硬貨も両替してくれること。
ここで両替できる紙幣と硬貨はすべて両替した。
ポケットチェンジが両替できるのは、日本円・アメリカドル・ユーロ・中国元・韓国ウォン、台湾ドル・シンガポールドル・香港ドル・タイバーツ・ベトナムドン。
一部の紙幣や硬貨は汚れや傷でNGだったが、ここである程度両替してしまった。
ポケットチェンジは電子マネーやAmazonポイントに変更可能なので、小銭がじゃらじゃらと出てくることもなく、快適。レートはそれほどいいわけではないが、手軽で良いサービスだ。

次に向かったのが銀行系の窓口。
ここでもある程度のものは両替できた。
しかし、残念なことが。
ロシア・ルーブルは時勢柄両替はしてくれない。これは知っていた。
ポケットチェンジでは両替できた台湾ドルを窓口では両替してくれなかった。汚れがあってポケットチェンジで両替できなかった紙幣はそのまま持ち帰ることに。
そしてかなりショックだったのが、ノルウェー・クローネの高額紙幣は流通していないとかで、両替をしてくれなかった。現地で交換してくださいとのこと。現地ってノルウェーへ行けってことですか……。
窓口では硬貨は受け付けてくれないので、いくつか残った。

持っていったなかで両替不可能な硬貨のほとんどは、ポケットチェンジの寄付機能で寄付してしまった。
判別できない硬貨や対応していない硬貨を受け付けてくれ、ユニセフなどに寄付するそうだ。
これまた良い仕組み。

最終的に、約6万5千円分の円が入手できた。海外旅行や海外出張で使わなかった外貨が想定以上にたまっていたようだ。
ルーブルは約5000円分、クローネは約1万3000円分、台湾ドルは約4000円分あるが、台湾ドル以外はいつか両替できるのか?
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保有資産の内訳とあるべき姿 [資産運用]

昨年のいまごろは、資産運用をしなくてはとやっと気づいて証券会社の特定口座やNISA口座開設を考えたり、家計簿アプリで収支を付け始めたりとか、やっと動こうとし始めていた頃だった。
20代のころから考えておけよと言われそうな状態だったと言える。
両親は投資をそれなりにしていたのだけど、親子でそういう会話をする文化でなかったこともあって、まったく何もしてこないままとなってしまった。

一般的には、100-年齢を投資比率にするべきと言われている。
たとえば、30歳なら資産の70%をリスク資産として投資に使い、残りは安全な資産で持つ(貯金とか国債とか)という考え方だ。50歳なら半分までをリスク資産としようということになり、60歳なら40%までリスク資産でということになる。
これは、若ければ時間を味方につけられ、リスク資産が値下がりしてもいずれ回収できる可能性が高いということを前提としているからだ。
世帯によって保有資産や状況に差があるので一つの目安として扱うべきだが、わかりやすい方程式だ。

もう一つの考え方として、3ヶ月~6ヶ月の生活費を持っておいて、残りは投資に回すというものもある。
会社がいきなり倒産したとか、急に中長期に入院する必要があるとか、そういう不測の事態により数ヶ月の生活費が必要になったとする。投資商品によってはすぐに換金できるものばかりではないし、売るべきタイミングを数ヶ月様子を見たいということもあるだろう。
すぐに引き出せる預貯金と現金を3ヶ月~6ヶ月確保しておけば、大抵の場合に対応できて安心でしょうということだ。

自分はどうかというと、2022年3月末の保有資産の内訳は以下の通り。
保有資産種別
おおよそ1/4が現金+預貯金、4割弱が保険(解約時の返戻金で計算)、4割弱が株式関連ということになる。
保有資産種別
円建てとドル建ての区分だとこうなる。(ドルは昨夜の為替レートで円計算した)
長く投資している人にとっては、これらを見て何点か問題があると指摘したくなるはずだ。

まず、保険の比率が大きすぎる。
日本人は保険が大好きで世界で一番払っていると言われるが、ある程度資産運用するようになると、保険は必要なもの最小限を選んで残りを解約するケースが多いようだ。
いまのところ変額保険の運用利回りがそれなりに良いので、現時点ではこのまま維持するつもりだが、資産運用の最大効率を考えるなら保険を整理すべきなのは間違いない。(保険の種類によっては解約すると大きく損になるものもあり、決断は簡単ではないけれど)

次に、投資対象が株式偏重であることだ。(生命保険も4割くらいは株式運用の変額保険なので、実際には総資産の半分以上が株式に依存している)
株式市場が順調に成長しているうちはいいが、ある一定の期間に株価が下がることは必ずある。
新型コロナで日経平均は30%程度下落したし、リーマンショックのとき世界株式は50%弱下落した。
その時に急に現金が必要になったら困ることになるだろう。安値で株を処分して現金を作らないといけないからだ。(十分現預金があったら気にする必要はない。だから余剰資金で運用するべきということになる。)
ゴールドの積立とかリート(不動産)商品を増やすこととかがリスク分散になるだろう。
もっとも、これは5千万円以上とか相当に投資資産がある人に向けた話だと思う。
例えば、給与収入がある人が500万円の株式資産があるとして株価が30%下落すると150万円目減りするが、給与収入があればそのうち下落分を稼げそうな気がする。しかし5000万円の株式資産で株価が30%下落すると1500万円目減りする。これを給与収入で賄うのはかなり大変だ。いずれ株価は戻るとしても精神的には辛くなるものなので、株の落ち込みをマイルドにするため、そういう他の資産も持っておきましょうと言われている。
残念ながらそもそもそんなに大きな資産を持ってはいない。(笑)

それから、年齢に比して現預金が少ないという部分もある。
これは投資を始めてからややハイペースで貯金を投資にまわしてしまったためであり、補正が必要だと思う。
すでに積立額を減らしたので、ゆるやかに現預金が増えていくはず。(本来は不要そうな保険を解約し現金化してバランスをとるのが教科書的に正しい道だと思う)

あと指摘されるとしたら、円グラフだけからは見えないが投資対象国がアメリカに集中しすぎている点だ。
世界株式に投資する投資信託や変額保険も持っているのでアメリカオンリーではないがユーロ圏や新興国の資産の比率はかなり小さい。きちんと計算していないが、運用商品の7~8割はアメリカの企業だったり債権だったりして1割~2割が日本で、残りがその他だ。
アメリカの景気だけが超絶悪化したり、ドル暴落があると資産がかなり減ってしまうことは確かで、このあたりは自分の資産運用の課題になっていくとは思う。もっともアメリカだけ景気が悪くなったりドルが大暴落して日本やヨーロッパだけ景気がすごく良いとかの状況は考えにくいので、株式運用のみに依存しないようにするしか対処法はないと思う。

以前の記事でも書いたが、各世帯の状況によってこのあたりの判断が異なってくるので、さまざまな書籍やネット記事も参考にしてほしい。
年齢、職業、年収、家族構成、現有資産、負債状況(奨学金返済とか家のローンとか)、健康状態、在住場所、リスクへの考え方、性格、期待する生活水準など、いろいろな要素が絡むため、万人に通用する唯一の法則とか比率はないからだ。
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投資信託で選ぶもの [資産運用]

資産運用ネタ。 (すでに運用している人から見ると、この不定期連載の内容は「今さら?」と感じたり、既知のことばかりで参考にならない部分も多いと思うので読み飛ばしてもらえれば)

初めて株式投資をするなら、投資信託を選んだほうがいい。
投資信託というのは、それぞれ商品を出している会社がある基準に従って株を複数買って運用するもので、証券会社によるが、100円とか1000円から買うことができる。
個別株ではそうはいかないので、気軽に積み立てられるメリットがある。

初めての株式投資であれば、税制優遇を受けられるつみたてNISAを外すことはありえない。
それで、つみたてNISAは投資信託が対象であるから、結果として投資信託を選ぶことが必然になるという面がある。
それ以外には、個別株を最初に買って運用するのは金額面以外にリスクの面でもハードルが高いから、という理由になる。
投資信託はいろいろな会社の株が混ざっており、その中の一社が大幅な赤字を発表して下落しても、100社均等であれば1%しか影響がない。個別株はその会社が大幅な赤字を発表して下落したら、100%の影響を受けてしまう。
もちろん個別株取引がダメということではなく、最初に選ぶのはそれではないだろう、という優先順位の問題だ。

さて、投資信託もいろいろある。
・株式のみのもの、債権のみのもの、リート(不動産)のみのもの、それらのミックス
・対象国が日本だけ、米国だけ、先進国だけ、新興国だけ、それらのミックス
・指標に沿うもの(インデックスファンド)、独自のもの(アクティブファンド)
・信託報酬(平たく言うと手数料的なもの)が高いもの、安いもの
・為替ヘッジがあるもの、ないもの
大きくはそういった選択肢から選ぶことになる。
実際には、ハイリスクハイリターンのレバレッジがかかっているものや、反対の動きをするものなど、いろいろあるが、それらはつみたてNISA対象外となっていることがほとんどなので気にしなくていい。

多くのサイトで、アメリカ、先進国、全世界のいずれかの株式インデックスを積み立てておくことが推奨されている。
アメリカの株式でも指標はいろいろあるが、S&P500というよく指標にされるインデックスだと、商品としては以下あたり。(50音順)
・SBIアセットマネジメントのSBI・V・S&P500
・大和アセットマネジメントのiFree S&P500インデックス
・三菱UFJ国際投信のeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
・りそなアセットマネジメントのSmart-i S&P500インデックス
信託報酬が圧倒的に安い、SBI・V・S&P500かeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)がおすすめ。
農林中金とかもS&P500インデックスファンドをやっているけど、SBIやeMAXIS Slimの5倍近く信託報酬が取られる。運用結果はほぼ同じなのに。

アメリカについては、S&P500以外にもある。
CRSP USトータル・マーケット・インデックスとか、NYダウとか、NADAQ100とか。
いまはさまざま雑誌や書籍で解説されており、ネット上にも多くの情報があるので、それぞれの違いは調べてみることを勧める。
なお、自分自身の主力の投資信託は以下だ。
・三菱UFJ国際投信のeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

その三菱UFJ国際投信のeMAXIS Slimにはいろいろな商品がある。
eMAXIS Slim推移
eMAXIS Slimで一番歴史のある商品でも2017年ころからなので、5年前の2017年4月からの推移を拾ってみた。
それぞれの商品の違いは、商品名から推測してもらうか、ネットを検索して詳細を調べて欲しい。
新型コロナ蔓延のタイミングでがくっと落ちているが、その後は基本的に右肩上がりだ。新興国がやや冴えない動きだが、マイナスになっていっているわけではない。

つみたてNISAで毎月限度額まで積み立てたとしたらどうなっていたのだろうか。
つみたてNISAは一年間40万円が上限なので、400,000÷12ヶ月=33,333円/月が限度額となる。
2018年8月1日から毎月最初の営業日に積み立てるように設定して、どれか一本に絞って毎月33,333円を積み立てたとする。
eMAXIS Slim推移積立推移
どれに積み立てたとしても先週末時点でプラスだ。
33,333円を45ヶ月積み立て続け、1,499,985円を投資したことになる。
一番結果の良かったアメリカS&P500インデックスで、235万円超となっている。85万円以上プラスだ。
一番成績の悪い、新興国でも31万円以上プラスだ。
ちなみに、銀行の定期預金だと自動販売機で缶ジュースも買えないくらいの利子しかつかない。

2年前の2020年4月1日から毎月最初の営業日に積み立てるように設定して、どれか一本に絞って毎月33,333円を積み立てたとする。
eMAXIS Slim推移積立推移
33,333円を25ヶ月積み立て続けた場合、つまり833,325円を投資した場合はこうなる。
一番結果の良かったアメリカS&P500インデックスで、113万円超となっている。30万円以上プラスだ。
一番成績の悪い、新興国でも10万円以上プラスだ。

注意してほしいのは、あくまでも株式への投資なので、マイナスになることもあるということだ。
2018年8月1日からのグラフを見てもらえばわかるが、新型コロナが広まり始めたころの株価暴落で6ヶ月くらいマイナスが続いたし、過去にもITバブル崩壊やリーマンショックなどでマイナスになった時期はある。

また、ここに挙げている商品は、海外の株式に分散投資している。(我々が買うときは日本円で買うが、それぞれの会社が海外の株を買って運用しているので内部的に為替が影響してくる)
円高に推移していくフェーズだと、含み益が減ってしまいやすい。
どういうことかというと、こういうことだ。
たとえばアメリカの100ドルの株を買うとする。
1ドル100円だと10000円必要だ。
翌月アメリカの株が10%上がって110ドルになったとする。(うれしい)
このとき1ドル100円なら、10000円で買った株が110ドル×100円/ドル=11000円となったことになる。
ところが、同じ日に円高になって、1ドル90円になったとする。
110ドル×90円/ドル=9900円となり、10000円使って買った株がマイナス評価になったことになる。

逆もある。
1ドル100円のときに、100ドルの株を10000円で買ったとする。
翌月その株が10%下がって90ドルになったとする。(悲しい)
同じ日に円安になって1ドル125円になったとすると、こうなる。
90ドル×125円/ドル=11,250円となり、10000円使って買った株が12.5%アップの資産価値となったことになる。

投資信託はそういう株の集まりで構成されている。
ここで言いたいのは、対象国の株が好調でも不調でも、投資信託が思わぬ値動きをすることがあるということだ。
そういう理由もあって、投資信託を積み立てていても大きくプラスにならない時期というのはあるということだけ知っておけばいい。
最悪、円高でダメージを受け、株も暴落してマイナスというダブルパンチで含み損が大きくなるみたいなこともありうるので、最初の1年は余剰資金で最悪半額になっても勉強代として受け入れよう、くらいの気持ちで投資することが好ましい。

何度も書いてきたが、100%儲かる話は絶対にない。そんなものは詐欺だけだ。
マイナスになるかもしれないことを理解し、場合によってはマイナスの時期が数ヶ月~数年続くことを覚悟した上で投資するべきだ。
そうして初めて、5%の含み益が得られる機会が来るのだ。
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資産運用をするべき理由-2 [資産運用]

引き続き資産運用ネタ。 (すでに運用している人から見ると、この不定期連載の内容は「今さら?」と感じたり、既知のことばかりで参考にならない部分も多いと思うので読み飛ばしてもらえれば)

前回は銀行に預金を持っておくだけではもったいない理由を書いた。
利子がほとんどつかないことから、物価上昇率にかなり劣るため、実質的には銀行にお金をおいておくということは、着々と目減りするのを黙ってみていることと同じだ。
そして、それ以外の問題があると書いた。
それは税と保険料の負担増だ。

税でわかりやすいのは消費税だ。
1989年に3%という税率で導入された消費税は、1997年4月に5%、2014年4月に8%、2019年10月に標準税率10%/軽減税率8%と上がっている。
前回の記事で、1990年から2020年の30年で11.6%消費者物価指数が上がったことを書いた。
1990年に税抜き10,000円だったものは税込み10,300円を払っていたわけだが、同じものが2020年には税抜き11,600円となっており税込み12,760円を払っていたことになる。(軽減税率なら12,528円)
10,300円が12,760円となるので、同じものを買うための支払総額は2,460円増えていることになる。

税については、所得税の見直しがあったり、復興特別所得税が時限的にかかっていたり、各種控除や給付金という形での還元などさまざまな要因で世帯ごとの収入や家族構成でも変わるので、細かくは出さない(出せない)。
ただ、消費税に注目すると、1990年に税込み10,300円の商品が30年後は税込み12,760円でないと買えないということのインパクトは知っておいたほうがいい。
そして、消費税が今後もう絶対に上がらないという保証はない。
国税庁の税の国際比較を見ると、イギリス、フランス、オーストリアは20%、ドイツは19%、ニュージーランドは15%、中国は13%。日本の10%よりも少ない国もあるが、多い国もかなりある。
何年後かに12%とか13%になっても不思議ではない。

もう一つは保険料だ。
以下は、保険料率の推移をグラフにしたものだ。
保険料率の推移
年度末でどうなっているかを機械的に拾った数字なので、年度の途中で率が変わったものは、厳密には正しい数字ではないが、おおよその傾向は正しいはずだ。
(※介護保険料率は満40歳に達したときから支払うもの。厚生年金保険料率は第1種での数値なので他の種だと異なることに注意。2003年で厚生年金保険料が劇的に下がったようにみえるのは総報酬制導入の影響。)
1990年と比較して保険料の負担が増えていることはわかると思う。
進む高齢化を考えると、さらに負担が増えるのが既定路線な気がする。
そして、この中には家屋などにかける火災保険や地震保険など民間の保険料が含まれていない。それらも増えているはずだ。

前回と今回のことをまとめると以下のようになる。
・物価は上がる。
・税負担は増える。
・保険料負担は増える。
・銀行預金ではそれらをまかなえるほど増えない。

年金を一切あてにしなくてもいいくらい十分な資産を保有しているか、順調に昇給なり増収なりしていて一生安泰と思えるなら、これらについては気にしなくても大丈夫。
残念ながら、自分は気にしなくてはならない。
こんな記事を書いているが、昨年春までは、何も考えずにのほほんとしていたからだ。(正確には薄々そういうことは理解していたが、真剣に考えなかった、だ)

資産を増やすために資産運用をするというよりも、放置しておくと実質的に目減りしていく資産を最低限守るためにも資産運用をする必要がある。
おそらくこれらは、節約だけでは対応できない。
支出を見直すことは大事だが、単に我慢だけする節約では続かないし、スーパーのチラシで安いものを探して買う程度ではダメだろう。
各種ポイントやネットオークション売買や自治体特有の制度を超絶活用するなど、頭と時間を戦略的に使うことになると思う。
自分はそちらに情熱を100%注ぐことは無理と判断したので、株式に関連した資産運用をしているわけだ。

世帯によって最適な資産運用というのは異なる。
自営業だったりビジネスパーソンだったり主婦だったり。
子供がいたりいなかったり、既婚だったり未婚だったり。
マメだったりズボラだったり、使える時間が多かったり少なかったり。
世代が違ったり、すでに保有している資産額が異なったり。
収入が多かったり少なかったり、持ち家があったりなかったり。
都心に住んでいたり地方に住んでいたり、金のかかる趣味があったりなかったり。
全世帯に最適で完璧な唯一の資産運用方法は存在しないことを前提にしなくてはならない。

それでもある程度の指針みたいなものはあるので、いずれそれを書こうと思う。(連続記事になるとは限らず)
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資産運用をするべき理由-1 [資産運用]

引き続き資産運用ネタ。 (すでに運用している人から見ると、この不定期連載の内容は「今さら?」と感じたり、既知のことばかりで参考にならない部分も多いと思うので読み飛ばしてもらえれば)

金融広報中央委員会による、金融資産を保有しているという世帯において資産種類をどのくらいの割合で保有しているかという調査結果がある。そのデータを参照し、1990年と2020年とで比較してみた。
  1990年 2020年
預貯金 46.5% 47.2%
金銭信託 5.5% 0.4%
生命保険 19.4% 19.5%
損害保険 1.8% 2.9%
個人年金保険 2.7% 6.6%
債券 2.8% 2.7%
株式 10.6% 10.6%
投資信託 2.8% 6.7%
財形貯蓄 2.8% 2.9%
その他 5.2% 0.5%
合計 100.0% 100.0%
※四捨五入の関係で2020年の実際の合計は100%となっていないが間違いではない。

日本人は本当に普通預金が好きなようだ。(実際に自分も昨年春まで普通預金と保険だった)
アベノミクスあたりで株式投資をする人が増えたと思っていたが、普通預金(定期預金を含む)がほぼ半分を占めているという状況は変わらない。
1990年と2020年を比較すると、金銭信託とその他が減り、個人年金保険と投資信託が増えているが、生命保険、損害保険、債券、株式の割合はほぼ同額だ。

普通預金でも問題ないのではと思う人もいるだろう。
金融広報中央委員会による調査通りの世帯があったとする。
1000万円持っているとすると、1990年は465万円、2020年は472万円が預貯金だ。
実際にはその465万円/472万円のうち、普通預金と定期預金に分かれるが、計算を簡単にするため、全額定期預金だったとする。

ではそれぞれの年の銀行の利率はどうだったかを挙げてみる。
ゆうちょ銀行のデータによると、3年以上の定額貯金の利率について、1990年は6.33%、2020年は0.002%だ。
1990年に465万円をゆうちょ銀行に置いていて10年の定額貯金をしていたとすると、2000年にどうなっているかというと、859万円になっている。
一方2020年に472万円をゆうちょ銀行に置いていて10年の定額貯金をしていたとすると、2030年にどうなっているかというと472.1万円になっている。
1990年なら10年で400万円近く増えたのに、2020年現在では10年たってもランチ代くらいにしかならない。
20220402.jpg
調査結果通りの世帯ならば、株式や投資信託も保有しているからいいが、現金と預貯金と掛け捨て型の保険しかない世帯だと、資産自身がどのように増えるかという観点で見ると、こんな冴えない資産増加しかしていないわけだ。

急な病気とか事故とかに備えて、銀行口座にある程度置いておくのは賛成だ。
全部を投資商品にするのは生活上のリスク対応の面で好ましくない。
しかし、普通預金や定期預金に意味もなく何百万円も置いておくのは「もったいない」行為だ。
3%以上の利率がつくような時代であれば、銀行に置いておくだけでも良かった。
しかし、現在は定額預金でも0.002%程度だ。資産運用の観点では意味がない。(資産管理上は意味がないわけではないが)

そしてもう一つ問題がある。
それは物価上昇だ。
日本は長らくデフレと言われてきた。
しかし、データをよく見ると、長期的にはやはり上昇している。
上と同じように、1990年と2020年とを比べてみる。
2020年を100とした時、1990年の消費者物価指数は89.6となっている。(政府統計e-Statより)
30年で11.6%消費者物価指数が上がっていることを示している。
平均して毎年0.367%上がった計算になる。

少し考えればわかるが、0.002%の利率の貯金をしていて、物価が0.367%毎年上がっているなら、預金額が実質目減りしていることになる。
今後利率や物価上昇率が変化しないわけではないが、仮に30年間変わらなかったとすると、
10,000円で買えたものが30年後には11,160円になっており、
10,000円預金した場合に30年後には10,002円になっている。
1,158円なくなったのと同じだ。
これが10万円なら10倍、100万円なら100倍、1000万円なら1000倍の影響が出る。
(少なくとも2000年以降の21年以上の間、10年間定期で0.367%を上回る利率を設定した銀行はほとんどないわけで、これは現実的な話だ)

もちろん、大雑把な話をしている。
消費者物価指数の総合で見るのではなくコア指数とかコアコア指数で見るべきとか、住んでいる地域によって異なる面があるとか、そういうことを個別に考慮する必要はある。
しかし、ここに挙げた数値が多少変動するとしても、傾向としては同じだと思う。
(ここでは預金と物価の話をしているので、利率が低いなら住宅ローンが低く済む恩恵があるだろうとか、そういう話はおいておく)

普通預金にお金を置いておくだけであれば、少なくとも超低金利時代においては、水漏れするタンクに水を保管しているようなものであると知っておく必要がある。
物価上昇以外の問題もあるが、それは別の記事に譲る。(連続記事になるとは限らず)
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資産運用を考え始めて-4 [資産運用]

エイプリールネタを入れることなく、引き続き資産運用ネタ。
(すでに運用している人から見ると、この不定期連載の内容は「今さら?」と感じたり、既知のことばかりで参考にならない部分も多いと思うので読み飛ばしてもらえれば)

昨年4月に資産運用に向き合おうと考え、ちょうど今日で一年。
どういう銘柄をどのような理由でどのくらい買ったのかという話は置いといて、保有しているものがどういう値動きをしてきたのかをグラフにしてみたので、それをアップする。

保有銘柄

投資信託、アメリカETF、日本個別株など10銘柄を全て重ねたので、個別にどういう動き方をしているのかが少しわかりにくいと思うが、昨年8月~今年3月までの8ヶ月で、銘柄によっては最低で-18%、最高で+20%のタイミングがあったことがわかる。

グラフ内に、株式市場に影響を与えたと思われるいくつかのトピックを入れた。
中国の不動産大手の経営危機が本格化したり、オミクロン株の蔓延に懸念が持たれたり、ウクライナへのロシア侵攻があったり、そのつど、影響を受けている。
投資家初心者だけでなく経験豊富なディーラーでも一年前に全部予想していたという人はいないだろう。
そのくらい先行きはわからないわけだ。

3月31日時点では、マイナスは1つ、プラスが9つあり、全体的にはプラスで3月末を迎えられた。
前回のブログでも書いたが、その瞬間どのくらい含み損益(数字上のプラスマイナス)があるかは関係ない。
売却したときに初めて確定することなので、短期売買をしないのであれば、気にすることはない。
(とは言いつつも、プラスだと嬉しいのが人情ではある)
昨年に証券会社の特定口座を開いてから一度も売っていない。
貯金や給与を使って定期的に積み上げ、ときどき個別に追加注文をしているだけだ。

3月末の結果は総投資額に対する含み損益率が+11.6%だった。
3月末時点で投資額がちょうど100万円になっていたら、111万6千円になっている、つまり11万6千円増えたということだ、計算上は。
売却益から税金20%+αや手数料が引かれるが、売ってしまえば8万円以上のプラスとなる。

個人的には中長期保有を念頭に置いていて、ここで売ることは考えていない。
そもそも3月末はたまたま結果が良かっただけだ。
2月末の含み損益率は+2.7%(その時点で100万円投資していたなら2万7千円プラス)だったわけで。自分の数字を詳細に見ると、マイナス圏に突入した時期が3回あった。その場合100万円を投資していたら数万円マイナスという状態だった。
中長期で見れば数%の平均的成長が見込めるという前提で保有し続ける方針なら、ちょっとプラスが出たとしてもマイナスの時があったとしても、焦らず保有しておくイメージだ。
ある程度まともな投資信託やETFに分散積立投資をし続けているなら、仮にマイナスの時期があっても、数年~十年くらいで見ればどのタイミングで始めたとしても、歴史的にはたいていプラスになっていて、その後も基本的には長期的にさらにプラスになるからだ。

ちょっと利益が出たからと、利益確定売りをして使ってしまうと、中長期に得られたはずのもっと大きな利益を得られないままになる。
使い道を決めている人、自分なりにルールを決めていて、利益確定をしたり、分散投資のバランスを組み替えたりするなら別に売り買いいすればいい。
ただちょっと儲かったといって同じ銘柄を売ったり買ったりしてお小遣い感覚で現金化するのは、税金の面でも運用効率の面でも、自分のような初心者にはお勧めできない。

いずれにしても、1年間で11.6%というのは普通預金とか定期預金では得られない利率。
都銀や郵便局に100万円預けていても利息は20円あるかどうかだ。
永遠に毎年11.6%の利率で増えていくわけではない(そんな夢を抱いてはいけない)が、少なくとも銀行や郵便局に漫然と置いておくよりは断然マシな増え方をする可能性が高い。(これまでの歴史的には)
これが何年も続くと、過去の例を見る限りは、資産額の差がどんどん大きくなっていく。

なぜ、投資信託やETFがいいのかとか、どのように積み立てているのかとか、預貯金ではなぜだめなのかとかは、別の記事に譲る。(連続記事になるとは限らず)
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資産運用を考え始めて-3 [資産運用]

引き続き資産運用ネタ。
(すでに運用している人から見ると、この不定期連載の内容は「今さら?」と感じたり、既知のことばかりで参考にならない部分も多いと思うので読み飛ばしてもらえれば)

NISAを上限まで購入したあと、投資に回せそうな普通預金をどう使うか悩んだ。
昨年の6月ころ、すでに株価はかなり高くなってきていた。
新型コロナによる落ち込みから回復し、高値を更新している状況となっていたのだ。
高値づかみをしてしまうのではないか、とか、もう少し待ったほうがいいのではとか、おそらく株式投資初心者なら誰しも感じる疑問を持っていたわけだ。

日本円硬貨

自分が20代なら投資可能期間はとても長くある。
東京在住の男性の平均健康年齢は72歳。
もしも大卒直後なら50年間の健康状態での投資可能期間があることになる。
いっぽうで、50代なら20年間程度の期間しかない。
もしも年金受給までに資産を作るつもりなら、65歳で受給開始として、22歳なら40年以上あるが、50歳なら15年しかないわけだ。

つまり、躊躇しているような暇はない。
ということで、NISA設定後数ヶ月の間に、以下のように設定・注文を行った。
・投資信託2種類を定期積立をする。
・アメリカETFを3種類何度かに分けて購入する。

投資信託は以下に連動するインデックスファンド。
・MSCI オール カントリー ワールド インデックス(日本を含む先進国+新興国の株式に分散投資)
・S&P500 インデックス(アメリカのS&P500の企業株式に分散投資)

正直、いまとなっては、これだけでもよかったかなと思うが、その当時は、いろいろとやってみないとわからないだろう、ということがあり、日本の投資信託以外も買ってみようという思いが強かった。
そこで、アメリカのETFを3種類購入した。
ETFというのは上場投資信託のことで、分散投資商品という意味では投資信託とも似ている。
海外のETFなので、外貨で購入することになり、アメリカETFであればドルで購入することになる。

現時点で含み損益率はプラスであるし、これも買ったことは後悔はしていない。
やはり、自身で持ってみないとわからないものだと痛感している。
実際に保有していると、その値動きについての理解が深まる。
教科書で公式を読んで暗記した人と、問題集をいくつか問いてみて応用問題をこなした人とで、理解度が違うようなものだ。

現時点では、投資初心者は日本の投資信託や日本のETFを選んで購入するので十分だと思う。
興味が出れば、アメリカのETFを買うかどうか、というところだ。
ただ、海外のETFを買うと、税金の問題とか、外貨両替手数料とか、そういう問題があるので、そのあたりを理解してからのほうがいいと思う。

自分にとっては、個別株をいろいろ調べて購入し売買するよりも、投資信託やETFを適宜注文して保有しておくスタイルが合っているようだ。
なぜ、投資信託やETFがいいのかとか、どのように積み立てているのかとかは、別の記事に譲る。(連続記事になるとは限らず)
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資産運用を考え始めて-2 [資産運用]

引き続き資産運用ネタ。
(すでに運用している人から見ると、この不定期連載の内容は「今さら?」と感じたり、既知のことばかりで参考にならない部分も多いと思うので読み飛ばしてもらえれば)

資産を増やすには、
 1.収入を増やす
 2.支出を減らす
 3.資産を運用し利益を生む
このいずれも必要とされていることを、前回の記事で書いた。

1は早々に除外した。
太陽光発電や大家業を副業とするほどの情熱も心理的余裕もなかった。
職場で出世したいわけではないし、資格取得や出世による収入増はそもそも即効性がない。
収入増のための起業、副業、転職などは選択肢から早々に消えた。

普通なら、1の次に考えるのは2だ。
ところが、ろくに自身の出費状況を把握していないことに気づいてしまった。
そこで家計簿アプリで何をどのくらい使っているのかを記録していくことにした。
ダイエットと一緒で、記録だけすると自然と支出が減ることもあるだろうが、とりあえずあまり生活ペースを変えず(つまり我慢をせず)、いつもどおりに支出をし、それを半年~一年くらいは記録してみようと考えた。

結果として、3を重視することとなった。
昨春時点で、保険商品を除くと流動性のある資産としては普通預金しか持っていない状況だった。
会社の持株会にも入金していないし、個人年金も契約はしていないし、国債などの債券も買ったことがなかった。
財形貯蓄どころか、定額預金すら持っていなかったわけで、当然のことながら、株式投資、先物取引、FX(外国為替証拠金取引)、ゴールド積立、仮想通貨売買などとも無縁だったのだ。

一万円札

そのような状況であったので、白紙から考えることとなった。
ネットで情報収集をし、自分ができそうなものとして、やはり株式市場だろうと結論を出した。
少なくとも、税制で優遇されているNISAまたはつみたてNISAは始めるべきだと。
どうやら手数料の安いネット証券で始めるべきだということがわかり、株式口座の開設、特定口座とNISA口座の開設の手続きを済ませたあたりで5月に入っていた。

さて、NISA口座が開設されてから困ったのが、何を買うかだった。
ネットで情報収集はしていたが、自身でやったことがないので、本当にこれがわからない。
その時点で素人ながら理解していたのは、以下だった。
・初心者は分散すべし。
・株式投資は中長期で考えるべし。
・余裕資金でのみ運用すべし。
・NISAとiDeCoをまずやるべし。

これが意外と難しい。
分散って、日本とアメリカとヨーロッパでいいのか、新興国もいれるべきなのか、とか。対象分野(製造業、金融業など)を選ぶべきなのかどうかもよくわからなかった。
中長期とはいっても、自分はすでに20代とかではないのだけど、どのくらいの期間なのか、とか。
余裕資金って貯金のどれくらいの割合をまわせばいいのか、とか。

一年弱たっているので、いまならもう少しましな思考ができるが、株式口座開設時にはわからないことだらけだった。
そんな状態で自分が選んだ方法は、複数のネット証券会社の人気ランキングにある投資信託銘柄のトップ20から違うものを3つくらい選べばいいかというものだった。

NISAとつみたてNISAのどちらにするか迷った。
NISAは一年間の上限が120万円、つみたてNISAは一年間の上限が40万円だ。
そのかわり税制優遇される期間はそれぞれ5年と20年だ。
若い人はつみたてNISAを選んだほうが良い。
そうでない人は、投資余力とか好みでいいと思う。
結局自分は2021年はNISAを選んだ。

そして、人気ランキングにある投資信託を3種類選び、40万円ずつを購入した。
買ったのは、以下に連動するよう設計された投資信託だ。
・MSCI KOKUSAI インデックス(日本を除く主要先進国の株式に分散投資)
・MSCI オール カントリー ワールド インデックス(日本を含む先進国+新興国の株式に分散投資)
・日経平均株価(225種・東証)インデックス(日本の株式に分散投資)
それぞれ複数の会社から商品化されていて、信託報酬や取扱証券会社が異なったりする。(SBI、楽天、三菱UFJ国際、ニッセイ、大和アセットなど)
いまとなっては、あまり分散になっていないことがわかる選択だ。
日経平均連動を買っているが、これはいまいちな選択だった。今後もこの手のやつは買わないと思う。保有することでそれぞれの違いが肌身で感じられ、いい勉強になったと思っている。

本日23時時点の含み損益率は3つ平均で+9.7%
円安になったので、海外の金融商品に関連する投資信託がプラスになりやすいという面がある。(このあたりはまた別記事で書くつもり)
わりと好成績のように見えるが、2月のウクライナ戦争勃発による株価下落でこの3つの合計がマイナスだった日もあった。
株価というのは、上がったり下がったりするものなので、(中長期の投資方針ならば)その瞬間に計算上プラスだったかマイナスだったかはあまり関係ない。
その投資信託を売ったときの値段ではじめてプラスかマイナスかが確定するのだ。
余裕資金でやるべし、というのはここにある。
何年もすぎてから(場合により十数年以上たってから)、もう十分プラスだしそろそろこれは売ってしまおうかなくらいで考えられれば一番いい。
余裕がなくて、下がったから焦って売るともうどうしようもない。マイナスとか小幅な利益で確定してしまう。

とりあえず、そんなこんなでNISAの枠が確定したのだけど、普通預金はまだある程度あったので、さらになにかに投資に回すべきだろうと考え始めた。
そのあたりは長くなるので別の記事に譲る。(連続記事になるとは限らず)
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資産運用を考え始めて-1 [資産運用]

資産運用を始めたことを2021年大晦日の記事で触れた。(記事はこちら
なぜ資産運用を始めたのか、これまでどうしてきたのか、いまどういう状況なのか、今後どうしようとするのかを不定期で書いていこうと思う。

日本では、金の話はややタブー視されている面がある。
金に意地汚いと思われたくないとか、金の話ははしたないとか品がないとか。
「清貧」とか「武士は食わねど高楊枝」みたいな言葉が一定の支持を得ていたりもする。
世帯収入や預貯金額についてリアルな数字を挙げると、それが多くても少なくても、嫉妬されたり憐れまれたりしないかなと気にせざるを得ない面もある。
自分ではそこまで赤裸々に書く方針ではなく、一般論的なところを中心に書いていくつもりだ。
(すでに運用している人から見ると、この不定期連載の内容は「今さら?」と感じたり、既知のことばかりで参考にならない部分も多いと思うので読み飛ばしてもらえれば)


=====
過去の給与明細を整理したことや、家計簿アプリを使い始めたことを昨年4月のブログで書いた。(それぞれの記事はこちらこちら
いずれも、投資を含めて資産運用にきちんと向き合おうと決心したからのことだったりする。
その後も、「ねんきんネット」でシミュレートしてみたことや、ふるさと納税をして返礼品を受け取ったことも書いた。(それぞれの記事はこちらこちら
それらも資産運用を考えるまで取り組まなかったことだ。

一万円札
資産運用について真剣に考えるようになったきっかけは仕事だった。
勤務先の会社が潰れるような懸念はいまのところないのだけど、新型コロナ長期化や大災害などでそういうことも絶対にないわけではない。日本の大手メーカーでもリストラがあったり、部門売却なども普通に行われている。
日本経済自体、全体としてはそれほど明るい材料はない。

勤めていた会社が数年前に買収されて再編されるなかで、役職の職掌範囲以外の業務が増える一方であること、部下が増えマネジメントが大変になったこと、部下のいくつかの案件トラブル対応で自身の負担が大きくなっていたことなどが重なって、働くって大変だなと感じてもいた。(トラブルは落ち着いたが、その他は現在も変わらないどころか負担がさらに増えている)
働ける間はいまの職場でそのまま働き続けたいという人がいて、それはそれで尊重する考え方だが、自分は65歳とか70歳までいまの会社で働き続けたいかというと、そういう考えはない。

そもそも自身がいつまでも元気に働き続けられるという保証もない。職場でも30代で脳出血して後遺症が残ったり50代で心疾患となり通勤が厳しくなった同僚たちがいる。うちの会社では定年まで勤めてもらうよう配慮しているが、働き方や働く時間に制約がある以上、(当たり前だが)給料が無条件に維持されるというわけでもない。
いざとなったときに、自身がどのくらい資産を持っているかは金銭的、肉体的、精神的な面において、大きな影響を与えるなと思い、振り返ってみたのが昨年春だった。

そのときに(年齢的に本当に遅いのだけど)気づいたことが、自分はあまりにも自身の資産について無頓着だったのではないかということだ。
この年になるまで、考えていないままだったことがいろいろあるのではと。
幸いなことに借金はないが、それが故に資産を増やすことに無頓着となってしまったのだろう。

資産を増やすには、
 1.収入を増やす
 2.支出を減らす
 3.資産を運用し利益を生む
このいずれも必要とされている。

1の代表的なものは、結局のところ労働だ。出世して給与増を狙うとか、会社で認定される資格を取得して手当を増やすという手もあるし、副業をするとかも選択肢だろう。
人によっては、マンションやアパートをローンで買って貸し出す大家業を副業とする本格的なものもある。
特技や情熱があるかどうか、また時間を使えるかどうかに影響される。
一時的な収益にとどまるが、自宅にある不要な物を売るとかもこれに分類されるだろう。

2の代表的なものは、節約だ。高い固定費を減らすとか惰性で契約しているものや重要性の低い習慣を見直すパターン。あとは、ふるさと納税や税控除の活用などで節税(違法な脱税ではない)をするのも一つになる。
1円でも安い食材を買うとかは、それ以降の話だと思う。
ここは、我慢しすぎるとか不便すぎるとかだと続かないので、無理のない範囲で優先順位をつけて、ということになる。

3の代表的なものは、投資信託やゴールドの積立、株の売買などだろう。
上記の1と2と違って、この3は無関心であるか毛嫌いするというケースが多い気がする。
投資と完全に無縁だった人なら、何もかもよくわからないから無関係な世界だと決めつけているかもしれない。
これについては、いくつかに分類される。
「100%得する保証がないと嫌」「相談できる人がいない」「投資するような余剰金はない」「仕組みの学習や手続きが面倒」あたりを理由として、堅実に働いて貯金さえしていればいいか、となんとなく考えて済ませているパターン。
あと「親や親戚がむかし株で大損した」「プロの集まりのはずの証券会社がつぶれたことがあった」「個人投資家の半分以上が損しているという統計データを見たことがある」「儲かるのは一握り」など、恐怖感を抱えている場合もあるかもしれない。
また「投資は博打みたいで不健全」「金融で儲けるのは何も生み出さない虚業だ」「仕事中も株価や経済情報を気にして実務を疎かにするのだろう」みたいな、思い込みを抱えている人もいるだろう。

それぞれについて、自分がこれまでどうだったのか、そしてこの一年間なにか取り組んだことがあるのかを振り返るつもりだが、長くなるので別の記事に譲る。(連続記事になるとは限らず)
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らくな家計簿 [資産運用]

ぷち断捨離で給与明細だけでなく、カード使用明細も整理した。
一部はEXCELに入力して書類は廃棄。
すっきり。

それほど激しい無駄遣いはしていないつもりだが、思っていたよりも使っている部分もいろいろあることを自覚。
資産運用とかももっと考えるべきだと思うが、そもそも自分の支出をきちんと理解していないのは良くないなぁと思い、しばらく記録してみようと考えている。
それでスマホで家計簿をつけてみようと思い、ダウンロードしたのが、らくな家計簿
らくな家計簿

一週間くらい使ってみたが、なかなか使いやすい。
しばらく使って統計をとってみようと思う。
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