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国立西洋美術館の前庭にある彫刻 [美術・娯楽]

弓をひくヘラクレス上野恩賜公園の中にある、国立西洋美術館には、無料で入れる前庭に彫刻が何点か飾られている。
名のある美術彫刻を数点集めた庭が、無料で見られるようになっているのは、日本では珍しいと思う。

この写真は、エミール=アントワーヌ・ブールデルによる、「弓をひくヘラクレス」。
30代前半からロダンの助手をつとめ、ロダンと共に“近代彫刻の父”と称される存在。
この作品は、1909年作ということなので、100年が経過した彫刻ということになる。

その他の作品(下の写真)は、すべてオーギュスト・ロダンによるもの。
上段は左から、「アダム」、「エヴァ」、「考える人」。
下段は左から、「地獄の門」、「カレーの市民」。
ロダンの彫刻
「アダム」、「エヴァ」、「考える人」は特に有名で、おそらく大半の人は、自分と同じく、中高の美術の時間に教科書で見たことがあると思う。
「地獄の門」や「カレーの市民」も、知っている人は多いかも。
「カレーの市民」の話は何となくは知っていたけど、サイトの解説を見ると、完成後7年間も除幕されなかったというエピソードは知らなかったな。
当時は、分かりやすい表現とは言えなかったからなのだろう。
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うつぼ

彫刻を見ると全てロダン、と思ってしまうのですが(笑)、色々あるんですね。(当たり前ですが) 昨年、パリのオルセー美術館で地獄の門を見ましたが、色は白だったので、上野とはイメージが違いました。上野の方が重厚感がありますね。。
by うつぼ (2008-05-11 22:24) 

kou

写真は、曇り空で逆光っぽくなったせいで、より暗く見えているかもしれませんね。
この庭は、小さいながら彫刻がいくつも飾られているので、美術館に入った人だけでなく、私のように通りがかりに眺めている人も多いかと。
私も彫刻は(いや、彫刻も、ですが)詳しくないので、ブログをアップするにあたり、いろいろと調べました。(笑)
by kou (2008-05-12 00:19) 

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