野鳥撮影を始めるようになって半年-3 [カメラ]
前回の記事で、「無視できない課題」と書いた。
何かというと、野鳥の見つけにくさだ。
自分が最初にカワセミを見かけたのは11月下旬。
そこからはずっと野鳥が観察しやすい状況が続く。
落葉樹の葉っぱは落ちるし、全般的に茶色っぽくなるので、カワセミやメジロなどカラフルな鳥の姿はすぐに見つけられるのだ。モズやスズメはそれらよりは見つけにくいが、それでも葉っぱが少ない状態だと自分のような初心者でも見つけやすい。
500mmの単焦点レンズを注文したあたりはよかったが、届いた頃にはすっかり新緑で木が覆われて、野鳥がどこにいるのかわかりづらくなっていた。
鹿児島旅行でも青森旅行でもウグイスの啼き声は聞こえていたが、その姿を見つけることはできなかった。
素人なりに一所懸命探したが、影も形もなくという状況。
姿が見えないのでは写真を撮ることも当然不可能。焦点距離とか解像感とかの以前の問題。
細かい点は割愛するが、カメラのファインダーや液晶で鳥を探すのは難しい。しかし肉眼では遠すぎてこれまた探すのは難しい。
知識としては知っていたが、直面するとやはりネットの情報通りであるということを実感した。
結局、双眼鏡を買うことにした。
NIKON PROSTAFF P7 8x30。
なかなか使いやすくていい。NIKONのパンフレットでは全然宣伝していないが、リーズナブルだし最初に使う野鳥観察の双眼鏡としては悪くないと思う。
双眼鏡があったからと言って見つけられる保証はない。
ただ、これを持って出かけるようになって、ウグイスを見つけやすくなったのは事実としてある。
綺麗な解像感の高い写真が撮れるのもうれしいが、双眼鏡でその動きや振る舞いを見るのも単純に楽しい。
買ってよかったと思う。
現在の課題は、双眼鏡で小鳥がいた!と思ってカメラを向けてもその瞬間にレンズで捉えきれないことだ。うろうろ探して探り当てたと思ったら飛んでいったなんてこともしばしば。
拡大して撮るわけなので、ほんの僅かの角度のズレでファインダーに入ってこなくなる。
まあこれは経験を重ねて訓練するしかないだろう。
もう一つの問題は冬鳥がいなくなり、近くの川原沿いや公園で見かける鳥の種類が減ってしまったことだ。
冬場であれば東京のちょっとした公園や川原でも、ツグミ、ジョウビタキ、アオジなどが見られる。自分もいずれも目撃している。
しかし春になるとそれらは北方や高山へ移動してしまう。
逆に夏に見られるような鳥もいるのだけど、上述の通り葉っぱに邪魔されてなかなか見つけられない。
それとこれからの時期無視できないのが蒸し暑さだ。
簡単には見つけられない野鳥を探して、レンズや双眼鏡を持って数時間、山とか川とか海沿いを歩くのはなかなか体力を消耗する。
春先に、川原沿いを歩いていると野鳥撮影に来たと思われるおじさんに話しかけられて少し立ち話をしたことがある。
その人はもうそろそろ鳥は撮らないと言っていた。撮れる確率が圧倒的に下がるから涼しくなるころまでは鳥以外を被写体にするのだそうだ。(レンズとか出かける場所とかも変えるのだろう)
先週日曜日は最高気温が28℃を超えた。もう30℃も目の前。鳥の撮影に出かけたが確かに暑かった。
野鳥撮影は、無料の公園や川原沿いを歩く分には金がかからないし、いい運動になるし、ついでに公園や川沿いで見られる花々を見ることもできたりして良いことばかりなのだけど、東京の暑さは尋常ではない。自分もそろそろ野鳥撮影メインの外出ペースは落とそうかなと考えている。
野鳥撮影半年の経験と感じたことをつらつらと書いてきたが、以上でおしまい。(またいずれ何か感じたことがあったり節目だったりしたときに何か書くと思う)
何かというと、野鳥の見つけにくさだ。
自分が最初にカワセミを見かけたのは11月下旬。
そこからはずっと野鳥が観察しやすい状況が続く。
落葉樹の葉っぱは落ちるし、全般的に茶色っぽくなるので、カワセミやメジロなどカラフルな鳥の姿はすぐに見つけられるのだ。モズやスズメはそれらよりは見つけにくいが、それでも葉っぱが少ない状態だと自分のような初心者でも見つけやすい。
500mmの単焦点レンズを注文したあたりはよかったが、届いた頃にはすっかり新緑で木が覆われて、野鳥がどこにいるのかわかりづらくなっていた。
鹿児島旅行でも青森旅行でもウグイスの啼き声は聞こえていたが、その姿を見つけることはできなかった。
素人なりに一所懸命探したが、影も形もなくという状況。
姿が見えないのでは写真を撮ることも当然不可能。焦点距離とか解像感とかの以前の問題。
細かい点は割愛するが、カメラのファインダーや液晶で鳥を探すのは難しい。しかし肉眼では遠すぎてこれまた探すのは難しい。
知識としては知っていたが、直面するとやはりネットの情報通りであるということを実感した。
結局、双眼鏡を買うことにした。
NIKON PROSTAFF P7 8x30。
なかなか使いやすくていい。NIKONのパンフレットでは全然宣伝していないが、リーズナブルだし最初に使う野鳥観察の双眼鏡としては悪くないと思う。
双眼鏡があったからと言って見つけられる保証はない。
ただ、これを持って出かけるようになって、ウグイスを見つけやすくなったのは事実としてある。
綺麗な解像感の高い写真が撮れるのもうれしいが、双眼鏡でその動きや振る舞いを見るのも単純に楽しい。
買ってよかったと思う。
現在の課題は、双眼鏡で小鳥がいた!と思ってカメラを向けてもその瞬間にレンズで捉えきれないことだ。うろうろ探して探り当てたと思ったら飛んでいったなんてこともしばしば。
拡大して撮るわけなので、ほんの僅かの角度のズレでファインダーに入ってこなくなる。
まあこれは経験を重ねて訓練するしかないだろう。
もう一つの問題は冬鳥がいなくなり、近くの川原沿いや公園で見かける鳥の種類が減ってしまったことだ。
冬場であれば東京のちょっとした公園や川原でも、ツグミ、ジョウビタキ、アオジなどが見られる。自分もいずれも目撃している。
しかし春になるとそれらは北方や高山へ移動してしまう。
逆に夏に見られるような鳥もいるのだけど、上述の通り葉っぱに邪魔されてなかなか見つけられない。
それとこれからの時期無視できないのが蒸し暑さだ。
簡単には見つけられない野鳥を探して、レンズや双眼鏡を持って数時間、山とか川とか海沿いを歩くのはなかなか体力を消耗する。
春先に、川原沿いを歩いていると野鳥撮影に来たと思われるおじさんに話しかけられて少し立ち話をしたことがある。
その人はもうそろそろ鳥は撮らないと言っていた。撮れる確率が圧倒的に下がるから涼しくなるころまでは鳥以外を被写体にするのだそうだ。(レンズとか出かける場所とかも変えるのだろう)
先週日曜日は最高気温が28℃を超えた。もう30℃も目の前。鳥の撮影に出かけたが確かに暑かった。
野鳥撮影は、無料の公園や川原沿いを歩く分には金がかからないし、いい運動になるし、ついでに公園や川沿いで見られる花々を見ることもできたりして良いことばかりなのだけど、東京の暑さは尋常ではない。自分もそろそろ野鳥撮影メインの外出ペースは落とそうかなと考えている。
野鳥撮影半年の経験と感じたことをつらつらと書いてきたが、以上でおしまい。(またいずれ何か感じたことがあったり節目だったりしたときに何か書くと思う)
野鳥撮影を始めるようになって半年-2 [カメラ]
前回のブログで書いた通り、解像感がもっと欲しいなと考えてマイクロフォーサーズのミラーレスカメラを売却して、フルサイズミラーレスカメラを新規購入した。
最初に買った望遠レンズは昨日の作例の通り、FE 70-200mm F2.8 GM OSS IIだ。そのままだと焦点距離は200mmとなる。
野鳥を狙うレンズとしては距離が足りない。
かといって、これまでマイクロフォーサーズの軽いボディとレンズを使ってきたので、大きく重いレンズは買っても使わなくなる可能性もある。
悩んだ末に最初に買ったのが、ある意味中途半端だがサクラやアジサイなど花々を撮るには向いていそうなFE 70-200mm F2.8 GM OSS IIで、1.4倍テレコンバーターで野鳥をしばらく撮ってみようという作戦だった。(何しろカメラボディからレンズから一切合切買い替えで結構な散財となり、重くて結局持ち出さないみたいなリスクのあるものを買いたくなかったのだ)
これはこれでとても満足していて、レンズに不満はない。
近くに寄れる鳥ならそれなりの大きさで撮れるし、昨日の作例の通り、トリミングしても以前よりも解像したすっきりとした画像となる。
しかし、野鳥撮影にはまると200mm(1.4倍テレコンバーターをつけて280mm)だと物足りなく感じた。
わかってはいたが、やはり焦点距離の長いレンズが必要だと実感した。
結果、思い切って2月に発表のあったSIGMAの新商品である500mm単焦点レンズを買うことにした。
カメラの展示会などで大人気となり、発売前に注文したにもかかわらず届くまで2ヶ月半がかかり、冬鳥が完全にいなくなった5月中旬に届いた。
SIGMA 500mm F5.6 DG DN OS。
このSIGMA 500mm F5.6 DG DN OSは自分にとっては十分綺麗に撮れるレンズで、高かったが満足度は高いレンズだ。
初の超望遠単焦点レンズ。
雨でもない限り、毎週末このレンズをつけて出かけては鳥やら花やらを撮っている。
解像感ということでサンプルをあげてみる。
どこにでもいるスズメ。
このサイズだと解像感とか言われてもという感じだと思うので、縮小させない原寸のまま切り出してみたのが以下の画像。
瞳の真下あたりから横600pixel×縦1200pixel分切り出してみた。(ピントは瞳に合わせているのでお尻のほうやお腹側は少しボケているが、これはカメラ&レンズとしては正常)
鳥の羽や毛は意外と隙間がある部分があるなとか、いろいろな色があるなとかわかると思う。
500mmの単焦点レンズも手にし、うきうきと写真撮影に出かける週末だったが、無視できない課題が立ちはだかるようになっていた。
(次に続く。あと1~2回くらいの予定)
最初に買った望遠レンズは昨日の作例の通り、FE 70-200mm F2.8 GM OSS IIだ。そのままだと焦点距離は200mmとなる。
野鳥を狙うレンズとしては距離が足りない。
かといって、これまでマイクロフォーサーズの軽いボディとレンズを使ってきたので、大きく重いレンズは買っても使わなくなる可能性もある。
悩んだ末に最初に買ったのが、ある意味中途半端だがサクラやアジサイなど花々を撮るには向いていそうなFE 70-200mm F2.8 GM OSS IIで、1.4倍テレコンバーターで野鳥をしばらく撮ってみようという作戦だった。(何しろカメラボディからレンズから一切合切買い替えで結構な散財となり、重くて結局持ち出さないみたいなリスクのあるものを買いたくなかったのだ)
これはこれでとても満足していて、レンズに不満はない。
近くに寄れる鳥ならそれなりの大きさで撮れるし、昨日の作例の通り、トリミングしても以前よりも解像したすっきりとした画像となる。
しかし、野鳥撮影にはまると200mm(1.4倍テレコンバーターをつけて280mm)だと物足りなく感じた。
わかってはいたが、やはり焦点距離の長いレンズが必要だと実感した。
結果、思い切って2月に発表のあったSIGMAの新商品である500mm単焦点レンズを買うことにした。
カメラの展示会などで大人気となり、発売前に注文したにもかかわらず届くまで2ヶ月半がかかり、冬鳥が完全にいなくなった5月中旬に届いた。
SIGMA 500mm F5.6 DG DN OS。
このSIGMA 500mm F5.6 DG DN OSは自分にとっては十分綺麗に撮れるレンズで、高かったが満足度は高いレンズだ。
初の超望遠単焦点レンズ。
雨でもない限り、毎週末このレンズをつけて出かけては鳥やら花やらを撮っている。
解像感ということでサンプルをあげてみる。
どこにでもいるスズメ。
このサイズだと解像感とか言われてもという感じだと思うので、縮小させない原寸のまま切り出してみたのが以下の画像。
瞳の真下あたりから横600pixel×縦1200pixel分切り出してみた。(ピントは瞳に合わせているのでお尻のほうやお腹側は少しボケているが、これはカメラ&レンズとしては正常)
鳥の羽や毛は意外と隙間がある部分があるなとか、いろいろな色があるなとかわかると思う。
500mmの単焦点レンズも手にし、うきうきと写真撮影に出かける週末だったが、無視できない課題が立ちはだかるようになっていた。
(次に続く。あと1~2回くらいの予定)
野鳥撮影を始めるようになって半年-1 [カメラ]
昨年11月下旬ころに近所でカワセミを見かけてから野鳥撮影にハマった。
そのときに持っていたカメラは、OLYMPUS(現在のOM)。手持ちの一番の望遠レンズは35mm換算で300mmだった。より拡大できるテレコンバーターの1.4倍を持っていたが物足りなくなって2倍を買ってしばらく使ってみた。
自分の経験が浅いこともあるのだけど、満足できない点がいくつかあった。
一つは単純に小さくしか撮れないこと。小鳥は小さいのだから当たり前だが、写真撮るなら大きく撮りたい。
そして羽の陰影や形状がくっきりと撮れず、どこかもやっとした写真が多かった。これをカメラマンの多くは「解像感が低い」とか「解像していない」というような表現をする。
ふわっとした羽が油絵のようなべたっとした状態だと写真としてはいまいちに感じるのだ。(このブログでアップするサイズなら問題はあまりないが、自分のパソコンの壁紙などにすると明確にガッカリする)
特に小さくしか撮れない鳥の写真だと周囲を切り落として(トリミングして)拡大すると、どのくらい解像感が高いかということが大事になる。
それまで使っていたOLYMPUSのマイクロフォーサーズはセンサーサイズが小さく、同じ条件であればセンサーサイズの大きいフルサイズミラーレスが有利なのは間違いない。(スマホはセンサーサイズがもっと小さいので小鳥を撮ったらさらにこうなりやすい)
マイクロフォーサーズのカメラは軽くていいし、旅先スナップや料理の写真などに何の不満もなかったが、野鳥撮影をするならマイクロフォーサーズのカメラのまま望遠レンズを買うか、フルサイズミラーレスに切り替えるか決める必要があった。
お金がかなりかかる話なので、相当悩んだ。
最終的に自分は2月になってフルサイズミラーレスのカメラを買うことを決断した。(買ったときの記事はこちら)
決め手はマイクロフォーサーズからフルサイズミラーレスに変更した数人のブログや動画だった。
長くなりそうなので、次回の記事に続く。
ちなみに解像感について少し触れる。以下は、別の機材で大体同じくらい離れた場所にいたカワセミを撮った写真。日時も別なので天候などの条件をそろえたわけではない。
わかりやすい画像が手元にあったので説明用にアップしてみる。
カメラ:Olympus E-M5III、レンズ:Olympus M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO、1.4倍テレコンバーター付き
焦点距離:35mm換算420mm
カメラ:SONY α7CII、レンズ:SONY FE 70-200mm F2.8 GM OSS II、1.4倍テレコンバーター付き
焦点距離:35mm換算280mm
1枚目の写真のほうが大きく撮れているので、一見良さそうだ。(ポーズとか背景とかも1枚目のほうが個人的には好み)
しかし、下の画像のように縦2/3に入るようにトリミングして600pixelにリサイズしてみると、羽毛の解像感は明らかに2枚目の方が良い。1枚目は背中の明るい青の毛の流れる様子がぼんやりしているし、畳まれている羽の部分もベタッと塗ったみたいな感じなのに対し、2枚目はいずれも毛の流れが1枚目よりはっきりしている。
1枚目のトリミング&リサイズ写真。
2枚目のトリミング&リサイズ写真。
なお誤解のないよう書いておくが、野鳥撮影にマイクロフォーサーズがダメというわけではない。人によっては軽くて小さくその分価格もリーズナブルなマイクロフォーサーズのほうが向いている人もいるということを補足しておく。
(そもそも1枚目はISOが2枚目よりも1段暗く、2年以上前に買ったカメラで画素数とかセンサー性能とかノイズ処理性能に差があるのでマイクロフォーサーズのほうが不利だ。ただレンズは修理で新品交換したばかりだったので傷や汚れによる問題はほぼなく似た条件だ)
この記事の最後に、個人的には解像感として以下くらいの感じで撮れているとうれしいという例をあげておく。(500mmで撮ったカワセミの写真の等倍トリミング)
これだとノートPC(14インチくらい)のディスプレイで見ると実寸サイズ(カワセミは約17cmの体長)に近い。本物は野鳥にせよ動物園にせよ逃げてしまうのでここまで近づいてまじまじと見られないが、写真だとふわふわ感とか羽の枚数とか質感とかがしっかりわかってうれしい。
そのときに持っていたカメラは、OLYMPUS(現在のOM)。手持ちの一番の望遠レンズは35mm換算で300mmだった。より拡大できるテレコンバーターの1.4倍を持っていたが物足りなくなって2倍を買ってしばらく使ってみた。
自分の経験が浅いこともあるのだけど、満足できない点がいくつかあった。
一つは単純に小さくしか撮れないこと。小鳥は小さいのだから当たり前だが、写真撮るなら大きく撮りたい。
そして羽の陰影や形状がくっきりと撮れず、どこかもやっとした写真が多かった。これをカメラマンの多くは「解像感が低い」とか「解像していない」というような表現をする。
ふわっとした羽が油絵のようなべたっとした状態だと写真としてはいまいちに感じるのだ。(このブログでアップするサイズなら問題はあまりないが、自分のパソコンの壁紙などにすると明確にガッカリする)
特に小さくしか撮れない鳥の写真だと周囲を切り落として(トリミングして)拡大すると、どのくらい解像感が高いかということが大事になる。
それまで使っていたOLYMPUSのマイクロフォーサーズはセンサーサイズが小さく、同じ条件であればセンサーサイズの大きいフルサイズミラーレスが有利なのは間違いない。(スマホはセンサーサイズがもっと小さいので小鳥を撮ったらさらにこうなりやすい)
マイクロフォーサーズのカメラは軽くていいし、旅先スナップや料理の写真などに何の不満もなかったが、野鳥撮影をするならマイクロフォーサーズのカメラのまま望遠レンズを買うか、フルサイズミラーレスに切り替えるか決める必要があった。
お金がかなりかかる話なので、相当悩んだ。
最終的に自分は2月になってフルサイズミラーレスのカメラを買うことを決断した。(買ったときの記事はこちら)
決め手はマイクロフォーサーズからフルサイズミラーレスに変更した数人のブログや動画だった。
長くなりそうなので、次回の記事に続く。
ちなみに解像感について少し触れる。以下は、別の機材で大体同じくらい離れた場所にいたカワセミを撮った写真。日時も別なので天候などの条件をそろえたわけではない。
わかりやすい画像が手元にあったので説明用にアップしてみる。
カメラ:Olympus E-M5III、レンズ:Olympus M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO、1.4倍テレコンバーター付き
焦点距離:35mm換算420mm
カメラ:SONY α7CII、レンズ:SONY FE 70-200mm F2.8 GM OSS II、1.4倍テレコンバーター付き
焦点距離:35mm換算280mm
1枚目の写真のほうが大きく撮れているので、一見良さそうだ。(ポーズとか背景とかも1枚目のほうが個人的には好み)
しかし、下の画像のように縦2/3に入るようにトリミングして600pixelにリサイズしてみると、羽毛の解像感は明らかに2枚目の方が良い。1枚目は背中の明るい青の毛の流れる様子がぼんやりしているし、畳まれている羽の部分もベタッと塗ったみたいな感じなのに対し、2枚目はいずれも毛の流れが1枚目よりはっきりしている。
1枚目のトリミング&リサイズ写真。
2枚目のトリミング&リサイズ写真。
なお誤解のないよう書いておくが、野鳥撮影にマイクロフォーサーズがダメというわけではない。人によっては軽くて小さくその分価格もリーズナブルなマイクロフォーサーズのほうが向いている人もいるということを補足しておく。
(そもそも1枚目はISOが2枚目よりも1段暗く、2年以上前に買ったカメラで画素数とかセンサー性能とかノイズ処理性能に差があるのでマイクロフォーサーズのほうが不利だ。ただレンズは修理で新品交換したばかりだったので傷や汚れによる問題はほぼなく似た条件だ)
この記事の最後に、個人的には解像感として以下くらいの感じで撮れているとうれしいという例をあげておく。(500mmで撮ったカワセミの写真の等倍トリミング)
これだとノートPC(14インチくらい)のディスプレイで見ると実寸サイズ(カワセミは約17cmの体長)に近い。本物は野鳥にせよ動物園にせよ逃げてしまうのでここまで近づいてまじまじと見られないが、写真だとふわふわ感とか羽の枚数とか質感とかがしっかりわかってうれしい。
α7CIIとE-M5IIIのサイズ比較 [カメラ]
3年近く使ってきたOlympusのE-M5IIIと、買ったばかりのα7CIIとで、どのくらいサイズ違いがあるのかを撮ってみた。
一般的には、マイクロフォーサーズよりもAPS-Cのほうがカメラやレンズが大きくなりやすく、APS-Cよりもフルサイズのほうがもっと大きくなりやすい。(E-M5IIIはマイクロフォーサーズでα7CIIはフルサイズ)
正面から。左がE-M5IIIで右がα7CII。
わりと似たサイズだと思う。
E-M5IIIのほうがファインダーの出っ張りがあるので、むしろ大きい印象がある。
上から見たところ。左がE-M5IIIで右がα7CII。
厚みはE-M5IIIのほうが薄い。ただ、グリップ部分はレンズを付けるとその大きさは無視できるので、大きな違いはないとも言える。
このα7CIIを選んだ理由は、いままで使ってきたマイクロフォーサーズと似た感覚で扱えそうという点が大きい。(もちろん値段とか機能とかレンズのラインナップとか他の要因もいろいろとあるが)
さて、これなら違和感なく扱えるだろうと思うかもしれない。
問題は本体ではなく、レンズだ。
レンズを付けて並べてみた。左がα7CIIで右がE-M5III。
どちらもメーカー純正の高機能ズームレンズで、似たズーム領域をカバーする。
35mm換算で、E-M5IIIはマイクロフォーサーズ24mm-80mm/F2.8、α7CIIはフルサイズEマウント24mm-70mm/F2.8。(E-M5IIIのフードは割れたのでかぶせていない)
大きさほど重さに差はないが、それでもα7CIIのほうが重い。
この大きさだと、しっかり撮ります!みたいな感じになるので、α7CIIを街歩きとかでもっと気楽な感じに持ち歩くなら、単焦点の小さく軽いレンズを買ったほうがよさそうだ。
観光客相手のレストランならともかく、地元の洋食屋さんとか鉄板焼の店で取り出すにはかなり大げさな感じがしてしまう。
超望遠レンズをつけるとこうなる。左がα7CIIで右がE-M5III。
どちらもメーカー純正の高機能ズームレンズで、ズーム領域は異なる。いずれも1.4倍のテレコンバーターを付けてある。
35mm換算で、E-M5IIIはマイクロフォーサーズ80mm-300mm/F2.8、α7CIIはフルサイズEマウント70mm-200mm/F2.8。(テレコンバーターをつけた状態だとE-M5IIIは112mm-420mm/F4.0、α7CIIは98mm-280mm/F4.0)
望遠端の焦点距離が1.5倍短くても差が大きい。
店頭で何度も見たり触ったりして理解はしていたが、やっぱり以前よりは大きい。
このOlympusの小ささはマイクロフォーサーズ規格のメリットを受け継いでいる。(当然光量の差とかマイナス面もあるがサイズ面では有利)
ここまでサイズに関して見てきたが、やっぱりなぁという印象。
もっとも、それを理解した上でレンズを選び、本体を選んでいるので、納得ずくのことではある。
最終的にはE-M5IIIを手持ちのレンズごと全部売ってしまうつもりだけどしばらくは両方手元に置いておくことになるかもしれない。
ちなみに、まだα7CIIでの本格的な撮影はしておらず、最短でも今週末あたりに撮影に出かけるかどうかというところだ。(まだ液晶保護フィルムを買っていないのと、仕事の関係もあって)
一般的には、マイクロフォーサーズよりもAPS-Cのほうがカメラやレンズが大きくなりやすく、APS-Cよりもフルサイズのほうがもっと大きくなりやすい。(E-M5IIIはマイクロフォーサーズでα7CIIはフルサイズ)
正面から。左がE-M5IIIで右がα7CII。
わりと似たサイズだと思う。
E-M5IIIのほうがファインダーの出っ張りがあるので、むしろ大きい印象がある。
上から見たところ。左がE-M5IIIで右がα7CII。
厚みはE-M5IIIのほうが薄い。ただ、グリップ部分はレンズを付けるとその大きさは無視できるので、大きな違いはないとも言える。
このα7CIIを選んだ理由は、いままで使ってきたマイクロフォーサーズと似た感覚で扱えそうという点が大きい。(もちろん値段とか機能とかレンズのラインナップとか他の要因もいろいろとあるが)
さて、これなら違和感なく扱えるだろうと思うかもしれない。
問題は本体ではなく、レンズだ。
レンズを付けて並べてみた。左がα7CIIで右がE-M5III。
どちらもメーカー純正の高機能ズームレンズで、似たズーム領域をカバーする。
35mm換算で、E-M5IIIはマイクロフォーサーズ24mm-80mm/F2.8、α7CIIはフルサイズEマウント24mm-70mm/F2.8。(E-M5IIIのフードは割れたのでかぶせていない)
大きさほど重さに差はないが、それでもα7CIIのほうが重い。
この大きさだと、しっかり撮ります!みたいな感じになるので、α7CIIを街歩きとかでもっと気楽な感じに持ち歩くなら、単焦点の小さく軽いレンズを買ったほうがよさそうだ。
観光客相手のレストランならともかく、地元の洋食屋さんとか鉄板焼の店で取り出すにはかなり大げさな感じがしてしまう。
超望遠レンズをつけるとこうなる。左がα7CIIで右がE-M5III。
どちらもメーカー純正の高機能ズームレンズで、ズーム領域は異なる。いずれも1.4倍のテレコンバーターを付けてある。
35mm換算で、E-M5IIIはマイクロフォーサーズ80mm-300mm/F2.8、α7CIIはフルサイズEマウント70mm-200mm/F2.8。(テレコンバーターをつけた状態だとE-M5IIIは112mm-420mm/F4.0、α7CIIは98mm-280mm/F4.0)
望遠端の焦点距離が1.5倍短くても差が大きい。
店頭で何度も見たり触ったりして理解はしていたが、やっぱり以前よりは大きい。
このOlympusの小ささはマイクロフォーサーズ規格のメリットを受け継いでいる。(当然光量の差とかマイナス面もあるがサイズ面では有利)
ここまでサイズに関して見てきたが、やっぱりなぁという印象。
もっとも、それを理解した上でレンズを選び、本体を選んでいるので、納得ずくのことではある。
最終的にはE-M5IIIを手持ちのレンズごと全部売ってしまうつもりだけどしばらくは両方手元に置いておくことになるかもしれない。
ちなみに、まだα7CIIでの本格的な撮影はしておらず、最短でも今週末あたりに撮影に出かけるかどうかというところだ。(まだ液晶保護フィルムを買っていないのと、仕事の関係もあって)
買ってしまった-α7CII [カメラ]
新しいカメラを買ってしまった。
SONY α7CII(アルファセブンシーツー)。
型番だと ILCE-7CM2だ。
このカメラは上部がメタリックのタイプもあってそちらにも惹かれたのだけど、少し悩んだ末に黒一色のオーソドックなカラーを選んだ。
これまでのデジタルカメラ歴は、コンパクトタイプも含めると、以下の感じだ。
Canon PowerShot S10(コンパクト)
Panasonic DMC-FX7(コンパクト)
Panasonic DMC-FX500(コンパクト)
Panasonic DMC-GF1(ミラーレス:マイクロフォーサーズ)
Olympus E-P5(ミラーレス:マイクロフォーサーズ)
Olympus E-M5III(ミラーレス:マイクロフォーサーズ)
SONY α7CII(ミラーレス:フルサイズEマウント)
レンズ交換式デジタルカメラとしては、DMC-GF1 ⇒ E-P5 ⇒ E-M5IIIとずっとマイクロフォーサーズ規格の機体を使ってきた。
なぜマイクロフォーサーズのレンズ資産を使えない別のメーカーのマウントにしたのかは、違う記事で書こうと思う。(最近ネタがないこともあり(^^;)
なお、カメラ関係のカテゴリもなかったので、過去記事でカメラ関連のことにしか触れていない記事をすべて「カメラ」カテゴリにした。(写真展やカメラ展示会とかは「美術・娯楽」のまま残している)
いままでカメラレンズとか本体の記事を「雑感」だったり「小物」だったり適当に分けてしまっていたため、自分自身が探しにくいので。(笑)
テレコンバーターの試し撮り [カメラ]
焦点距離が2倍になるテレコンバーターを買ったことを書いた。(記事はこちら)
あいにくとセットで使ってみようと思っていたレンズが壊れていたため、買ってからすでに1ヶ月が経過してしまったが、ちょっと時間が取れたので、先日の夜に月を撮ってみた。
満月の1日前だったが空と湿度のコンディションが悪くなかったので撮影。
ちなみに満月の1日前は小望月というらしい。
修理から戻ってきたM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROで撮影。(修理額の記事はこちら)
テレコンバーターなしだと、目一杯光学ズームしてこのくらいだ。
35mm換算で300mmということになる。
同じレンズに2倍のテレコンバーターをつけて目一杯光学ズームして撮影するとこのくらい。
35mm換算で600mmということになる。
どちらも、ISO200、F5.6、1/1250秒、マニュアルフォーカス、手持ちで撮影し、画像加工は一切していない。(サイズの縮小をしただけ)
大きく見えるのはそれだけ魅力的だ。
ただ、月だけでなく野鳥も撮り始めていて感じたのだが、2倍のテレコンバーターはレンズが2段分暗くなるので、使い所が少し難しい。1.4倍のテレコンバーターも持っているが、1段分暗くなるだけのそちらのほうが状況的には使いやすいかも。
SNSには1200×900くらいでアップしているし、このブログでは600×450あたりを上限サイズにしているので、きちんとフォーカスがあっていれば、トリミングして縮小する形でも十分な気もしている。
目的をどうするかによるのだろう。写真展を開くことが目標なわけでもないし、賞に応募したり大判に印刷して飾るわけでもない。自己満足にどのくらいの精度や出来栄えを求めて費用や時間をかけるか、というところを見定めるため、もうしばらく試行錯誤をしてみたい。
最後にトリミングした小望月の写真をアップしておく。
冬の月は湿度が低く大気のゆらぎが少ないので美しい。
あいにくとセットで使ってみようと思っていたレンズが壊れていたため、買ってからすでに1ヶ月が経過してしまったが、ちょっと時間が取れたので、先日の夜に月を撮ってみた。
満月の1日前だったが空と湿度のコンディションが悪くなかったので撮影。
ちなみに満月の1日前は小望月というらしい。
修理から戻ってきたM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROで撮影。(修理額の記事はこちら)
テレコンバーターなしだと、目一杯光学ズームしてこのくらいだ。
35mm換算で300mmということになる。
同じレンズに2倍のテレコンバーターをつけて目一杯光学ズームして撮影するとこのくらい。
35mm換算で600mmということになる。
どちらも、ISO200、F5.6、1/1250秒、マニュアルフォーカス、手持ちで撮影し、画像加工は一切していない。(サイズの縮小をしただけ)
大きく見えるのはそれだけ魅力的だ。
ただ、月だけでなく野鳥も撮り始めていて感じたのだが、2倍のテレコンバーターはレンズが2段分暗くなるので、使い所が少し難しい。1.4倍のテレコンバーターも持っているが、1段分暗くなるだけのそちらのほうが状況的には使いやすいかも。
SNSには1200×900くらいでアップしているし、このブログでは600×450あたりを上限サイズにしているので、きちんとフォーカスがあっていれば、トリミングして縮小する形でも十分な気もしている。
目的をどうするかによるのだろう。写真展を開くことが目標なわけでもないし、賞に応募したり大判に印刷して飾るわけでもない。自己満足にどのくらいの精度や出来栄えを求めて費用や時間をかけるか、というところを見定めるため、もうしばらく試行錯誤をしてみたい。
最後にトリミングした小望月の写真をアップしておく。
冬の月は湿度が低く大気のゆらぎが少ないので美しい。
修理代が思ったよりもかさんだ [カメラ]
M.ZUIKO DIGITAL 2x Teleconverter MC-20 [カメラ]
年末にテレコンバーターを買った。
テレコンバーターというのは、手持ちのレンズの焦点距離を伸ばすことができるアダプターのようなものだ。
焦点距離が大きい数字ほど遠くのものも大きく撮れる。(たとえば月を画面いっぱいに撮ろうとするなら2000mmの焦点距離が必要とされている。)
かといって、400mmとか600mmとかそういう大きいレンズは重くて高くて出番も少ない。
野鳥や航空機を専門に撮るような人でないと、値段が見合わなかったりもする。(焦点距離の大きいきちんとしたレンズだと200万円とかするものもある)
自分が持っているテレコンバーターは1.4倍にしてくれるものだったが、自宅近くでカワセミやハクセキレイ、キセキレイ、マガモなどを普通に見かけるので、大きく撮りたいと思い、2倍のやつを買ったのだ。
いざ手持ちのレンズに装着して出かけようとしたら……レンズが正常認識されない。
コンバーターの初期不良かと思ったが、レンズ単体でも認識されない。どうやら故障してしまったようだ。
せっかく買ったテレコンバーターだが、レンズの修理に出して戻ってきてからでないと使えないので、使用レポートが書けない。
OM SYSTEM製品の修理は持ち込みOKの福岡以外の居住者は送付するしかなく、引取サービスを利用するとなると来週末に来てもらうことになるので、最短でも再来週以降に修理完了となる。
使ってみた的な記事を書くのは、最短で1月下旬になりそうだ。(泣)
SDカードを購入 [カメラ]
カメラを新しく買ったので、SDカードも購入した。
これまで使っていたSDカードは別に不満はないし、32GBもあれば基本的に足りないと思うことはないのだけど、カメラを2台使うようなことがあればいちいちカードを差し替えるのは面倒。
それから、動画を撮るようなことがあれば、大きいに越したことはない。
ということで、64GBを購入。
もっと大きなサイズでもよかったのだけど、値段がそれなりにするので、このくらいで。
6月に入って天気がいまいちなことが多く、また行きやすい公園には大体行ってしまったこともあり、撮影ペースがダウン。
緊急事態宣言継続中で遠出は控えておこうと思っているし、5月に予想していた通りブログ投稿回数はダウンしそう。(苦笑)
OM-D E-M5 MarkIIIのハイレゾショット [カメラ]
以前に使っていたカメラにはない機能である、ハイレゾショットを試してみたくて、外出する前に室内で三脚を置いて陶器のコップを撮影してみた。
撮影条件は、絞り値:F2.8、ISO:200、シャッタースピード:1/30秒、レンズ:OLYMPUS M.12-40mm F2.8を使用して、上の画像の赤い部分を切り出してみた。
ブログ用のサイズだと綺麗に撮れているが、等倍だともやっとしているのだ。
ハイレゾショットオン。
下の2つに比べるとすっきりしている。
ハイレゾショットオフ。
やはりこっちの方がぼんやりしている。思いのほかぼんやりしているのは、手振れ補正を切るのを忘れていたことが影響しているかもしれないのと、三脚の締め付けが甘かった可能性があるが、上と同じ条件なので、ハイレゾショットがかなり優秀とも言える。
前のカメラで同じように撮った写真を同じ範囲で切り出してみた。(ハイレゾショット機能はない)
カメラの画素数の違いで、同じような範囲を切り出すと、少し小さくなるが、それなりに頑張っている印象。ただ、陶器の表面が滑らかな色合いではないので、等倍だとその点で厳しい。
動くものを被写体とする場合はダメだが、小さいアクセサリーを三脚使って撮るような場合は、ハイレゾショットを使うとよりクリアに撮れるのではないかと。
撮影条件は、絞り値:F2.8、ISO:200、シャッタースピード:1/30秒、レンズ:OLYMPUS M.12-40mm F2.8を使用して、上の画像の赤い部分を切り出してみた。
ブログ用のサイズだと綺麗に撮れているが、等倍だともやっとしているのだ。
ハイレゾショットオン。
下の2つに比べるとすっきりしている。
ハイレゾショットオフ。
やはりこっちの方がぼんやりしている。思いのほかぼんやりしているのは、手振れ補正を切るのを忘れていたことが影響しているかもしれないのと、三脚の締め付けが甘かった可能性があるが、上と同じ条件なので、ハイレゾショットがかなり優秀とも言える。
前のカメラで同じように撮った写真を同じ範囲で切り出してみた。(ハイレゾショット機能はない)
カメラの画素数の違いで、同じような範囲を切り出すと、少し小さくなるが、それなりに頑張っている印象。ただ、陶器の表面が滑らかな色合いではないので、等倍だとその点で厳しい。
動くものを被写体とする場合はダメだが、小さいアクセサリーを三脚使って撮るような場合は、ハイレゾショットを使うとよりクリアに撮れるのではないかと。
OM-D E-M5 MarkIIIを買った [カメラ]
自分がこのブログにアップしている写真の多くはOLYMPUS E-P5を使って撮ったものだ。
購入したのが、2013年5月。
もう8年になる。
素人カメラマンにとって、撮影という点では十分に使えるカメラだ。
そもそもマイクロフォーサーズだからということもあるが、8年前のセンサーなので暗所に弱い。
街歩きや旅行中の小ささを気に入ってそういった弱い点を理解したうえで買ったものなので不満ではないが、そろそろ買い換えようかなと思いはじめていた。
どこか旅行に行くなら去年あたりに買い換えたのだろうけど、コロナの影響もあって旅行どころではない。
このゴールデンウィークもどこに行くという予定もまったくないのだけど、せめて川沿いや緑道のようなところをカメラを持って歩きたいなと思い、買ってしまった。
OLYMPUS OM-D E-M5 MarkIII。
これまでのレンズがそのまま使える同じメーカのOM-D一択だった。
M10 MarkIVにするかM5 MarkIIIにするか悩んだが、発売時期の違いなどでコスパがM5のほうが良さそうで、M10は選ばなかった。
レンズ継承だけ頭にあってあまり調べていなかったが、これまでのバッテリやレリーズは使えないし、液晶保護フィルムやSDXCカードも新調したいので、本格的な撮影はそれらを買ってからだな。
購入したのが、2013年5月。
もう8年になる。
素人カメラマンにとって、撮影という点では十分に使えるカメラだ。
そもそもマイクロフォーサーズだからということもあるが、8年前のセンサーなので暗所に弱い。
街歩きや旅行中の小ささを気に入ってそういった弱い点を理解したうえで買ったものなので不満ではないが、そろそろ買い換えようかなと思いはじめていた。
どこか旅行に行くなら去年あたりに買い換えたのだろうけど、コロナの影響もあって旅行どころではない。
このゴールデンウィークもどこに行くという予定もまったくないのだけど、せめて川沿いや緑道のようなところをカメラを持って歩きたいなと思い、買ってしまった。
OLYMPUS OM-D E-M5 MarkIII。
これまでのレンズがそのまま使える同じメーカのOM-D一択だった。
M10 MarkIVにするかM5 MarkIIIにするか悩んだが、発売時期の違いなどでコスパがM5のほうが良さそうで、M10は選ばなかった。
レンズ継承だけ頭にあってあまり調べていなかったが、これまでのバッテリやレリーズは使えないし、液晶保護フィルムやSDXCカードも新調したいので、本格的な撮影はそれらを買ってからだな。
LAOWA 単焦点 広角レンズ 7.5㎜ F/2 MFTで試し撮り [カメラ]
LAOWA 単焦点 広角レンズ 7.5㎜ F/2 MFTが届いてから、まだ数日。
せっかく買ったので、仕事の移動中や帰宅途中などのタイミングでいくつかの被写体を撮り比べてみた。
今回の撮り比べはM.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ。
35mm換算で28mmが一番広角となるレンズ。
24mmになるズームレンズも持っているものの、日ごろは28mm~84mmのこちらのレンズを持ち歩くことも多いので、今回はこれで。
1組目。
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ。
焦点距離28mm。(35mm換算)
LAOWA 単焦点 広角レンズ 7.5㎜ F/2 MFT。
焦点距離15mm。(35mm換算)
東京スカイツリーを東京ソラマチ30階のスカイビューから撮影してみた。
LAOWA 単焦点 広角レンズ 7.5㎜ F/2 MFTの方は前評判通り、開放で撮ると減光がわりと目立つものの、歪みはほとんど感じられない。
2組目。
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ。
焦点距離28mm。(35mm換算)
LAOWA 単焦点 広角レンズ 7.5㎜ F/2 MFT。
焦点距離15mm。(35mm換算)
JR東京駅丸の内駅舎南部ドームを真下から撮影。
両方とも立ったまま手持ちで撮影。人通りが多くササっと撮ったので、LAOWA 単焦点 広角レンズ 7.5㎜ F/2 MFTの写真はきちんと東西南北と上下左右の水平垂直がとれていないがご容赦を。
海外の教会の天井画を撮るような時は、やはりできる限り広角の方がうれしいという例として見てもらえれば。
3組目。
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ。
焦点距離28mm。(35mm換算)
LAOWA 単焦点 広角レンズ 7.5㎜ F/2 MFT。
焦点距離15mm。(35mm換算)
JR東京駅丸の内駅舎を丸ビルの外部テラスから撮影。
ここを撮るなら丸ビルが影を作らない時間帯の方が良いのだけど、とりあえずの撮り比べなので贅沢は言えない。
目の前のロータリーが全部入るのはさすが15mm。
撮り比べだけでもつまらないので、もう一枚アップ。
水に浮かぶJR東京駅丸の内駅舎。
夏の東京って感じが出ているとうれしい。
(この東京駅前広場の水張りは暑さ対策で昨日から始まった模様。)
せっかく買ったので、仕事の移動中や帰宅途中などのタイミングでいくつかの被写体を撮り比べてみた。
今回の撮り比べはM.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ。
35mm換算で28mmが一番広角となるレンズ。
24mmになるズームレンズも持っているものの、日ごろは28mm~84mmのこちらのレンズを持ち歩くことも多いので、今回はこれで。
1組目。
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ。
焦点距離28mm。(35mm換算)
LAOWA 単焦点 広角レンズ 7.5㎜ F/2 MFT。
焦点距離15mm。(35mm換算)
東京スカイツリーを東京ソラマチ30階のスカイビューから撮影してみた。
LAOWA 単焦点 広角レンズ 7.5㎜ F/2 MFTの方は前評判通り、開放で撮ると減光がわりと目立つものの、歪みはほとんど感じられない。
2組目。
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ。
焦点距離28mm。(35mm換算)
LAOWA 単焦点 広角レンズ 7.5㎜ F/2 MFT。
焦点距離15mm。(35mm換算)
JR東京駅丸の内駅舎南部ドームを真下から撮影。
両方とも立ったまま手持ちで撮影。人通りが多くササっと撮ったので、LAOWA 単焦点 広角レンズ 7.5㎜ F/2 MFTの写真はきちんと東西南北と上下左右の水平垂直がとれていないがご容赦を。
海外の教会の天井画を撮るような時は、やはりできる限り広角の方がうれしいという例として見てもらえれば。
3組目。
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ。
焦点距離28mm。(35mm換算)
LAOWA 単焦点 広角レンズ 7.5㎜ F/2 MFT。
焦点距離15mm。(35mm換算)
JR東京駅丸の内駅舎を丸ビルの外部テラスから撮影。
ここを撮るなら丸ビルが影を作らない時間帯の方が良いのだけど、とりあえずの撮り比べなので贅沢は言えない。
目の前のロータリーが全部入るのはさすが15mm。
撮り比べだけでもつまらないので、もう一枚アップ。
水に浮かぶJR東京駅丸の内駅舎。
夏の東京って感じが出ているとうれしい。
(この東京駅前広場の水張りは暑さ対策で昨日から始まった模様。)
LAOWA 単焦点 広角レンズ 7.5㎜ F/2 MFT [カメラ]
広角レンズが欲しいと思っていた。
デジタルカメラを2台保有しているが、いずれもミラーレスのマイクロフォーサーズ規格。
カメラメーカとしての広角レンズは、フィルターが付けられないとか、大きく重いとか、価格が高いとか、あまり明るくないとか、何らかの点を我慢せざるを得ないため、これまで購入に踏み切れなかった。
マイクロフォーサーズ規格は一眼の双璧メーカと異なり、サードパーティのレンズもあまり充実していないし。
この春くらいから気になっていたのが、LAOWA 単焦点 広角レンズ 7.5㎜ F/2 MFT。
中国のメーカだがネットでの評判はなかなか良い。
何より、フィルターが付けられて、単焦点なので軽く小さくて、価格も広角レンズとしてはリーズナブル。焦点距離は35mm換算で15mm。
数ヶ月悩んだ末、購入。
人気で品薄なのか生産量が少ないのか、届くまでに2週間以上かかり、今週月曜日にやっとお目見え。
衝動買いには向かないレンズ。(笑)
もちろん、欠点がないわけではない。
まず、電子接点を備えていないので、カメラと連動することはできない。
基本的にはマニュアルフォーカスのみであり、絞りや焦点距離などの情報がEXIFに記録されることはない。
個人的には、これだけ広角側の写真を撮る時は、動くものにピントを合わせて撮るようなことはないと思うので、マニュアルフォーカスなのは問題なし。
どこか眺めの良いところに行ったら、他のレンズとの違いをチェックしてみたいと思う。
デジタルカメラを2台保有しているが、いずれもミラーレスのマイクロフォーサーズ規格。
カメラメーカとしての広角レンズは、フィルターが付けられないとか、大きく重いとか、価格が高いとか、あまり明るくないとか、何らかの点を我慢せざるを得ないため、これまで購入に踏み切れなかった。
マイクロフォーサーズ規格は一眼の双璧メーカと異なり、サードパーティのレンズもあまり充実していないし。
この春くらいから気になっていたのが、LAOWA 単焦点 広角レンズ 7.5㎜ F/2 MFT。
中国のメーカだがネットでの評判はなかなか良い。
何より、フィルターが付けられて、単焦点なので軽く小さくて、価格も広角レンズとしてはリーズナブル。焦点距離は35mm換算で15mm。
数ヶ月悩んだ末、購入。
人気で品薄なのか生産量が少ないのか、届くまでに2週間以上かかり、今週月曜日にやっとお目見え。
衝動買いには向かないレンズ。(笑)
もちろん、欠点がないわけではない。
まず、電子接点を備えていないので、カメラと連動することはできない。
基本的にはマニュアルフォーカスのみであり、絞りや焦点距離などの情報がEXIFに記録されることはない。
個人的には、これだけ広角側の写真を撮る時は、動くものにピントを合わせて撮るようなことはないと思うので、マニュアルフォーカスなのは問題なし。
どこか眺めの良いところに行ったら、他のレンズとの違いをチェックしてみたいと思う。
【国内正規品】 LAOWA 単焦点 広角レンズ 7.5㎜ F/2 MFT マイクロフォーサーズ用 LAO0022
- 出版社/メーカー: LAOWA
- メディア: Camera
E-P5オプションをいろいろ購入 [カメラ]
4年5ヶ月前に購入したミラーレス一眼カメラE-P5。(その時のブログはこちら)
そろそろ本体を買い替えたくなる頃合いだったりするが、本体を買うくらいならレンズが欲しかったり。
目下のところ、一番欲しいのは超広角レンズ。
ただ、それは高いので、目先を変えて、標準レンズを買ってみた。ついでにそのレンズキャップとハンドストラップも。
装着してみたのが以下。スマホのオートモードで撮ったのでちょっと明るすぎるけど。(^^;
自分が持っているM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROと焦点距離がほぼ同じの、M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ。
純正の電動パンケーキレンズで、小さいところに惹かれて。
あとは、自動開閉キャップLC-37Cと、本革ハンドストラップCSS-S110LS。
この組み合わせだと、きちんと写真を撮りに行く、という時よりも、ちょっとした外出に持ち出しやすくしたい、という時向け。
日ごろ、そこそこ大きくて重いレンズも持っているので、これを持つと、こんなに軽いのかとちょっと感動。(笑)
そろそろ本体を買い替えたくなる頃合いだったりするが、本体を買うくらいならレンズが欲しかったり。
目下のところ、一番欲しいのは超広角レンズ。
ただ、それは高いので、目先を変えて、標準レンズを買ってみた。ついでにそのレンズキャップとハンドストラップも。
装着してみたのが以下。スマホのオートモードで撮ったのでちょっと明るすぎるけど。(^^;
自分が持っているM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROと焦点距離がほぼ同じの、M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ。
純正の電動パンケーキレンズで、小さいところに惹かれて。
あとは、自動開閉キャップLC-37Cと、本革ハンドストラップCSS-S110LS。
この組み合わせだと、きちんと写真を撮りに行く、という時よりも、ちょっとした外出に持ち出しやすくしたい、という時向け。
日ごろ、そこそこ大きくて重いレンズも持っているので、これを持つと、こんなに軽いのかとちょっと感動。(笑)
OLYMPUS 電動式パンケーキズームレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ BLK
- 出版社/メーカー: オリンパス
- メディア: エレクトロニクス
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ用 自動開閉式レンズキャップ ブラック LC-37C BLK
- 出版社/メーカー: オリンパス
- メディア: エレクトロニクス
OLYMPUS ハンドストラップ ミラーレス一眼用 本革 ブラック CSS-S110LSBK
- 出版社/メーカー: オリンパス
- メディア: 付属品
カメラレンズキャップ [カメラ]
写真はいま自分が使っているカメラレンズのレンズキャップ。
収納時に傷がつかないように保護したり、持ち歩く際にうっかりレンズ面に指が当たって指紋が残ったりしないような役割がある。
コンパクトデジカメなどでは、その開閉を自動でやってくれるが、レンズ交換式だとほとんどは手動で取り外しをする形になっている。
たまに撮影しようとしたら、うっかりキャップをつけたままで慌てて外すことがある。(苦笑)
自分の場合は外しっぱなしで歩くことが少ないのだけど、皆さんはどうしているのだろう。
TENBA メッセンジャーバッグ MINI MESSENGER BAG 11L [カメラ]
大きな望遠ズームレンズを
購入したことを先日ブログに書いた。
長さも太さもそれなりにあり、レンズフードやフィルターを付けなくても長さ16cm×Ø8cm。
先日購入したカバンではこれ一本しか入らなくなってしまうということで、またもやカバンを買うことにした。
その人の撮るものとか、カメラやレンズをどのくらい持っているかとか、撮る場所と移動手段とかで、選択肢はずいぶんと変わってしまうと思う。
いろいろと悩んだ末に、TENBA メッセンジャーバッグ MINI MESSENGER BAG 11Lをチョイス。
通販での購入なので、素材感だとか堅牢感とかは写真や口コミだより。
先日、月を撮った時に斜め掛けにして自転車に乗ってみたのだけど、違和感もなくなかなか良かった。
個人的には良い買い物だったと思う。
ただ、それなりの大きさなので、望遠ズームレンズを持って出る時はこのカバン、それ以外の時は小さい方のカバンという使い分けになりそう。
購入したことを先日ブログに書いた。
長さも太さもそれなりにあり、レンズフードやフィルターを付けなくても長さ16cm×Ø8cm。
先日購入したカバンではこれ一本しか入らなくなってしまうということで、またもやカバンを買うことにした。
その人の撮るものとか、カメラやレンズをどのくらい持っているかとか、撮る場所と移動手段とかで、選択肢はずいぶんと変わってしまうと思う。
いろいろと悩んだ末に、TENBA メッセンジャーバッグ MINI MESSENGER BAG 11Lをチョイス。
通販での購入なので、素材感だとか堅牢感とかは写真や口コミだより。
先日、月を撮った時に斜め掛けにして自転車に乗ってみたのだけど、違和感もなくなかなか良かった。
個人的には良い買い物だったと思う。
ただ、それなりの大きさなので、望遠ズームレンズを持って出る時はこのカバン、それ以外の時は小さい方のカバンという使い分けになりそう。
【アマゾンオリジナル】 TENBA メッセンジャーバッグ MINI MESSENGER BAG 11L PCスペース有り チョコレート ETM-83480
- 出版社/メーカー: テンバ
- メディア: Camera