仙厳園の御殿の中へ [旅・場所]
仙厳園の御殿に入ってみる。
ここは歌会などが催されることもあり、そういう場合は中を見学することができない。
実際に薩摩藩主を乗せていた駕籠。
棒の部分が紋入り漆塗りでゴージャス。
しかしこれを担いでいた担ぎ手は大変だな。
鹿児島を代表する工芸品である薩摩焼。
こういった豪華絢爛な近代薩摩焼は、江戸時代末期に近い島津斉彬の代に誕生したとのこと。
島津斉彬は藩主になったのち、洋式造船、反射炉や溶鉱炉の建設など富国強兵策をとる開明的な施策を進めた。土佐藩の漂流民でアメリカから帰国したジョン万次郎を保護して藩士に造船法などを学ばせるなどし、世界を見据えた活動をしていた。そういう時代背景があって誕生したのかもしれない。
謁見の間。
藩主ともなると多くの人と交流することになり、そういったときに使用された二間続きの和室。
島津斉彬筆の屏風絵。(複製)
幼少期から絵をたしなみ、一流の絵師の下で技術を磨いたとされる。
多芸多才だったようだ。
御居間からの庭園の眺め。
桜島が見える。
ここからの眺めはよくて、公式サイトでも庭園全体を最も美しく見られる部屋と書かれている。
仙厳園には食事処や土産物屋、団子屋、カフェなどあるが、父は興味がないということでスルー。
次の場所へと向かう。
数日後から同じようなルートを旅行する予定なので参考になります。
仙厳園は、御殿の見学を迷っていましたがこの桜島の景色は見なくては!
by SWEET (2024-04-07 08:26)
>SWEETさん、
参考になったら幸いです。(^^)
仙厳園には尚古集成館という歴史博物館があるのですが、そちらは耐震・リニューアル工事をしていて入れないのでご注意を!
御殿は入場料が別途かかりますが、時間があるならおすすめです。
by kou (2024-04-07 13:25)