ヴォーリングフォッセンから東へ

ヴォーリングフォッセンで滝を見た後は、そのままバスは東へ。
山間部の光景。


水が豊富なものの木々は少ない。
標高があり、氷に表層を削られてしまったことにより、森林の形成が難しいのではないかと思う。


雲と岩と池と草原を眺めながら東へ。

ヴォーリングフォッセン

バスで移動する途中、トイレ休憩がてら、ヴォーリングフォッセンに立ち寄った。
ここには滝がある。


ノルウェーには湖沼が多く、また滝も多い。
ここの落差はノルウェーとしては83番目なのだそうだが、十分に迫力がある。
日本で高度差があって有名なのは、華厳の滝や那智の滝だが、前者は97mで後者は133mで、ここの半分くらいの高さ。
（もっと落差のある滝が日本にもあることにはある）


太陽の位置と水しぶきに伴う光の関係で、虹が見えた。
風によって見え方や範囲が変わるが、なかなか魅力のある光景だった。
美しく迫力のある景観を楽しめる場所の一つだと思う。

ハルダンゲル大橋

ホテルに1泊し、出発。
早朝の光景も素晴らしかったが、フィヨルドの写真としてはあまり変わり映えがしないので割愛。
バスでしばらく移動を続けることになる。
写真はその途中で見かけたハルダンゲル大橋。
フィヨルドの対岸同士をつなぐ1400m近くの大橋だ。
フィヨルドのあるあたりは、入り江が入り組み、沼や湖が多く、湿地や小川もあり、移動の際に見る風景は変化に富んでいる。

ブラカネスホテルからの眺め

ホテルの部屋は2階。
そこからの眺めはなかなか良い。
北欧の夏なので、食事を済ませて戻ってきても、十分に明るかったりする。


ホテルの裏側はフィヨルドの入り江があり、小さいマリーナがある。
ホテルの宿泊客のものだと思われる。
旅行中に聞いたことなのだけど、北欧では、家、車、クルーザーを保有している率が高く、車とクルーザーでゆったり夏のバカンスを過ごすそうだ。
日本とは全く違う文化。
うらやましい。

グドヴァンゲンのブラカネスホテル

クルーズを終えて向かったのが、ブラカネスホテル。
ここで1泊する。


ロビーはちょっと落ち着いた感じがする内装。
フロントにいた女性にミネラルウォーターを売ってくれと英語でお願いすると、綺麗な日本語で「バーで使っているもので良ければ」と返事をくれた。
日本に数年滞在していたことがあるらしく、かなり流暢な日本語だった。


2階にあった休憩スペース。
本がいろいろと並んでいたが、当然日本語の物はない。


オーシャンビューの部屋。
北欧っぽいパステルカラー基調な内装。
バルコニーからは海が見える。