祐徳稲荷神社の本殿 [旅・場所]
風鈴の吊るされた階段を登っていくと、右手に本殿が見えてくる。
清水寺のような木造ではないのが少し残念。
祐徳稲荷神社の本殿。
彩色豊かな建物だ。
祐徳稲荷神社は日本三大稲荷神社の一つとされている。(実際にはそう名乗っているところはいくつもあり、五大稲荷神社あたりなら間違いなく該当しそう)
実際に年間の参拝客は多く、有名な詩人が句にしたりもしている。
本殿を真正面から見たところ。
足腰に自身がない人はここまでだ。
実際には奥の院があるので、時間と体力に自信がある人はこの先に進むのもありだ。
祐徳稲荷神社の境内へ [旅・場所]
日本庭園とは反対側に位置する、楼門。手前には神池と名付けられた池がある。
立派な楼門で、ここで記念撮影をしている観光客が多かった。
楼門をくぐると神楽殿が見える。
こちらもなかなか立派な構えだ。
神楽殿の横を登っていく階段。ここを登ると本殿になる。
階段には風鈴がたくさん吊るされていた。
しあわせ風鈴と名付けられたもので、6種類のデザインがあり、絵馬のように短冊に願い事を書いて奉納、または土産として持ち帰る取り組みなのだとか。調べてみると今年で4年目の新しい取り組みのようだ。
本殿へ。
祐徳稲荷神社の日本庭園 [旅・場所]
九州国立博物館を後にして [旅・場所]
九州国立博物館の外に出たら土砂降りだった。
駐車場は出口から徒歩数分はかかるので、それなりに濡れて、なんとかレンタカーに乗り込んだ。
そのまま佐賀方面へ向かう。
途中で昼食にしたいと父と話していたが、一向に入りやすそうな店が見つからない。
出発してすぐの大宰府あたりは店が多かったが、観光客が多く昼時で駐車場がいっぱいだったり、駐車場がない店だったり。
そのまま自動車道に乗ってしまったせいもあるだろうが、このあたりの食事をする店がなかなか見つけられないパターンは地方あるあるだったりもする。
途中で見つけた食堂でちゃんぽんを食べ、またひたすら南西方面へ。
走っている間に、目まぐるしく変わる天気。
晴れたり曇ったり雨が降ったり。
九州国立博物館から100km弱走ったところで目的地に到着。
祐徳稲荷神社だ。
到着時点では晴れ間が見えていたが、路面は濡れている箇所もあった。
車を停めて境内へ。
駐車場は出口から徒歩数分はかかるので、それなりに濡れて、なんとかレンタカーに乗り込んだ。
そのまま佐賀方面へ向かう。
途中で昼食にしたいと父と話していたが、一向に入りやすそうな店が見つからない。
出発してすぐの大宰府あたりは店が多かったが、観光客が多く昼時で駐車場がいっぱいだったり、駐車場がない店だったり。
そのまま自動車道に乗ってしまったせいもあるだろうが、このあたりの食事をする店がなかなか見つけられないパターンは地方あるあるだったりもする。
途中で見つけた食堂でちゃんぽんを食べ、またひたすら南西方面へ。
走っている間に、目まぐるしく変わる天気。
晴れたり曇ったり雨が降ったり。
九州国立博物館から100km弱走ったところで目的地に到着。
祐徳稲荷神社だ。
到着時点では晴れ間が見えていたが、路面は濡れている箇所もあった。
車を停めて境内へ。
九州国立博物館-テーマ5 丸くなった地球近づく西洋 [美術・娯楽]
平常展のテーマ5は『丸くなった地球近づく西洋』。
西暦1573年〜1853年の安土桃山時代~江戸時代末期辺りまでの展示だ。
平戸や出島の商館跡由来のものもかなりある。
江戸時代の鍋島で作られた青磁染付の皿の数々。
江戸時代に有田で作られた古伊万里。
皿、水注、大瓶、壷などが並んだ様は迫力がある。
オランダから訪れたリンデン伯爵による石版印刷の画集の一枚。
『日本の思い出』。
その当時の出島の様子だ。
平常展だけでも歴史が好きな人にはお勧めできる内容だった。
平日で夏休み前ということもあり、訪れた人もそれほど多くなく、じっくり見ることができて満足。
西暦1573年〜1853年の安土桃山時代~江戸時代末期辺りまでの展示だ。
平戸や出島の商館跡由来のものもかなりある。
江戸時代の鍋島で作られた青磁染付の皿の数々。
江戸時代に有田で作られた古伊万里。
皿、水注、大瓶、壷などが並んだ様は迫力がある。
オランダから訪れたリンデン伯爵による石版印刷の画集の一枚。
『日本の思い出』。
その当時の出島の様子だ。
平常展だけでも歴史が好きな人にはお勧めできる内容だった。
平日で夏休み前ということもあり、訪れた人もそれほど多くなく、じっくり見ることができて満足。
九州国立博物館-テーマ4 アジアの海は日々これ交易 [美術・娯楽]
平常展のテーマ4は『アジアの海は日々これ交易』。
西暦1192年〜1573年の鎌倉時代から室町時代にかけての展示だ。
遺跡からの出土品は九州が多いが、このあたりから図書や仏像など遺跡ではなく人の手を渡ってきたものが増える。
残念ながら自分が撮った写真はピンボケしていたり、アクリルの反射でよくわからないものがあったりしたので、自分の写真は割愛。
以前にアップした画像でお茶を濁させてもらう。
どんなものが置かれているのかは、公式サイトのデータベースを参照してもらえるとうれしい。(こちら)
(公式サイトの画像の転載はWebの注意書きに従ってきちんと使用許諾をとればおそらくブログの掲載は問題ないと連絡をもらえると思うが、自分のブログごときに手を煩わせてしまうのも悪いので。(苦笑))
西暦1192年〜1573年の鎌倉時代から室町時代にかけての展示だ。
遺跡からの出土品は九州が多いが、このあたりから図書や仏像など遺跡ではなく人の手を渡ってきたものが増える。
残念ながら自分が撮った写真はピンボケしていたり、アクリルの反射でよくわからないものがあったりしたので、自分の写真は割愛。
以前にアップした画像でお茶を濁させてもらう。
どんなものが置かれているのかは、公式サイトのデータベースを参照してもらえるとうれしい。(こちら)
(公式サイトの画像の転載はWebの注意書きに従ってきちんと使用許諾をとればおそらくブログの掲載は問題ないと連絡をもらえると思うが、自分のブログごときに手を煩わせてしまうのも悪いので。(苦笑))
九州国立博物館-テーマ3 遣唐使の時代 [美術・娯楽]
平常展のテーマ3は『遣唐使の時代』。
西暦663年〜1192年の飛鳥時代から平安時代にかけての展示だ。
ここも九州で出土したものが多いが、アジアのものが増える。
多宝千仏石幢。中国のものだ。
総重量は3.5トン、高さは5.5メートルとかなり大きい。
釈迦菩薩立像。パキスタンのものだ。
釈迦は仏教の開祖であるが、これは出家前の太子であったころ。
先日の記事でアップした大宰府政庁南門もこの時代のものだ。
西暦663年〜1192年の飛鳥時代から平安時代にかけての展示だ。
ここも九州で出土したものが多いが、アジアのものが増える。
多宝千仏石幢。中国のものだ。
総重量は3.5トン、高さは5.5メートルとかなり大きい。
釈迦菩薩立像。パキスタンのものだ。
釈迦は仏教の開祖であるが、これは出家前の太子であったころ。
先日の記事でアップした大宰府政庁南門もこの時代のものだ。
九州国立博物館-テーマ2 稲づくりから国づくり [美術・娯楽]
平常展のテーマ2は『稲づくりから国づくり』。
紀元前400年〜西暦663年の弥生時代から古墳時代にかけての展示だ。
ここもその多くは九州地方の出土品だが、その他地方や中国などのものもある。
勾玉。いろいろな色合いで素朴に美しい。
この形に研磨するのは当時相当時間がかかったことだろう。
長崎県の大綱遺跡から出土した中広形銅矛。
銅矛はもともと武器として扱われたが、徐々に祭祀の道具となっていった。
埼玉県から出土した正装男子形埴輪。
王や英雄の姿を写し取った埴輪で、古墳時代の正装がうかがえる。
埴輪が多く置かれた展示室の様子。
人物の埴輪だけでなく、犬形や馬形の埴輪も見られる。素朴で装飾の少ない動物の埴輪はこれはこれでかわいい。
紀元前400年〜西暦663年の弥生時代から古墳時代にかけての展示だ。
ここもその多くは九州地方の出土品だが、その他地方や中国などのものもある。
勾玉。いろいろな色合いで素朴に美しい。
この形に研磨するのは当時相当時間がかかったことだろう。
長崎県の大綱遺跡から出土した中広形銅矛。
銅矛はもともと武器として扱われたが、徐々に祭祀の道具となっていった。
埼玉県から出土した正装男子形埴輪。
王や英雄の姿を写し取った埴輪で、古墳時代の正装がうかがえる。
埴輪が多く置かれた展示室の様子。
人物の埴輪だけでなく、犬形や馬形の埴輪も見られる。素朴で装飾の少ない動物の埴輪はこれはこれでかわいい。
九州国立博物館-テーマ1 縄文人、海へ [美術・娯楽]
平常展のテーマ1は『縄文人、海へ』。
250万年前~紀元前400年ころの縄文人たちが残した土器を中心に展示しているコーナーだ。
その多くは九州地方の出土品だが、東北や近畿のものもある。
長崎県深堀遺跡から出土した鉢形土器。
九州と朝鮮半島南部で出土する土器だ。
青森県で出土した遮光器土偶。
青森県で出土した土偶。
各地で土偶は発掘されているが、東北地方ではこのように座ったスタイルのものがあるようだ。
新潟県道尻手遺跡から出土した火焔型土器。
縄文時代と言えば、遮光器土偶と並んで火焔型土器も有名だ。
この火焔型土器は、縄文時代中頃の新潟県山間部でのみ見られる、地域も時期も限定された土器とのこと。知らなかった。
縄文時代の文化はなかなか興味深い。
土器以外にも、石剣、石棒、矢尻、丸木船などの展示もあり、力強さを感じさせられるコーナーだ。
250万年前~紀元前400年ころの縄文人たちが残した土器を中心に展示しているコーナーだ。
その多くは九州地方の出土品だが、東北や近畿のものもある。
長崎県深堀遺跡から出土した鉢形土器。
九州と朝鮮半島南部で出土する土器だ。
青森県で出土した遮光器土偶。
青森県で出土した土偶。
各地で土偶は発掘されているが、東北地方ではこのように座ったスタイルのものがあるようだ。
新潟県道尻手遺跡から出土した火焔型土器。
縄文時代と言えば、遮光器土偶と並んで火焔型土器も有名だ。
この火焔型土器は、縄文時代中頃の新潟県山間部でのみ見られる、地域も時期も限定された土器とのこと。知らなかった。
縄文時代の文化はなかなか興味深い。
土器以外にも、石剣、石棒、矢尻、丸木船などの展示もあり、力強さを感じさせられるコーナーだ。
九州国立博物館の中へ [旅・場所]
チケットを買う場所は1階。
平常展はエスカレーターかエレベーターで4階まで上るのだけど、その乗り場のすぐ側にあるのがミュージアムショップ。
ガラスを多用したお洒落な作り。
父は土産物に興味がないので、美術館で立ち寄ることはまずない。
ということでここは外観だけ写真に撮ってスルー。
4階のロビー壁面。
これは展示室の5つのテーマを示している。
自分が持っているズームレンズでは一番広角寄りでも全体を写せなかった。(^^;
大宰府政庁南門 復元模型。
大宰府政庁はこの九州国立博物館や太宰府天満宮から西に2kmくらい離れた場所にあり、現在は礎石しか残っていないが、政庁の南門の様子を復元した1/10模型が置かれている。
発掘調査によって、Ⅰ期、Ⅱ期、Ⅲ期に区分されていて。7世紀後半に始まり、12世紀には廃絶されたとのこと。
チケットを見せてロビーから平常展の展示コーナーへ。
博多駅からレンタカーに乗って [旅・場所]
博多駅で新幹線を下車。
天気は曇り予報。
父との二人の旅行でピーカンの晴れだった記憶がない。
駅の近くにあるレンタカーを予約していたので、そこへ行って手続き。
カーナビで目的地をセットして出発。
目的地は九州国立博物館。
1時間弱で到着。
九州国立博物館は駐車場が広めに取ってある。
わりと晴れていたので、日陰になりそうな場所へ駐車。
歩いて入り口へと向かう。
中へ入り、券売機でチケットを買おうとしたが、父は満70歳以上で平常展は無料とのこと。
特別展は東洋陶磁展をやっていたが、父が陶磁器はあまり興味がないということで、自分は平常展のみのチケットを購入した。
展示品の多くは撮影可能とのことなので、カメラをカバンから出して入場。
天気は曇り予報。
父との二人の旅行でピーカンの晴れだった記憶がない。
駅の近くにあるレンタカーを予約していたので、そこへ行って手続き。
カーナビで目的地をセットして出発。
目的地は九州国立博物館。
1時間弱で到着。
九州国立博物館は駐車場が広めに取ってある。
わりと晴れていたので、日陰になりそうな場所へ駐車。
歩いて入り口へと向かう。
中へ入り、券売機でチケットを買おうとしたが、父は満70歳以上で平常展は無料とのこと。
特別展は東洋陶磁展をやっていたが、父が陶磁器はあまり興味がないということで、自分は平常展のみのチケットを購入した。
展示品の多くは撮影可能とのことなので、カメラをカバンから出して入場。
広島を出発し [旅・場所]
先月、広島に帰省した。
その翌日、父と新幹線に乗車。
向かうは博多駅。
これまでの父との旅行は毎回1泊2日の小旅行で、今回もその前提。
長時間だと高齢の父は移動で疲れるだろうし、こちらは東京からの移動もあれば現地での運転もあるので、1泊くらいが気楽でいい。
しばらく旅行の記事が続く予定。
その翌日、父と新幹線に乗車。
向かうは博多駅。
これまでの父との旅行は毎回1泊2日の小旅行で、今回もその前提。
長時間だと高齢の父は移動で疲れるだろうし、こちらは東京からの移動もあれば現地での運転もあるので、1泊くらいが気楽でいい。
しばらく旅行の記事が続く予定。
ヘッドホンカバー [美術・娯楽]
mimimamoのヘッドホンカバーを買った。
耳あて部分が合成皮革のヘッドホンを使っていると、革の部分がぼろぼろになったり、スポンジをくるんでいる端に隙間が空いてスポンジの粉が押してきたりすることがある。
合成皮革は湿気や熱に弱く劣化が早い。しばらく使っていなかった合成皮革の製品がいつの間にかぼろぼろになっているというケースも多い。
自分ももらい物(確か何かのイベントの景品)のノイズキャンセリングヘッドホンを久しぶりに引っ張り出してみたら、ほとんど使っていなかったのに、劣化していた。
もらい物なので、金銭的な損失はないとはいえ、ケーブルやノイズキャンセリングの機能には何ら問題がなく、このまま小物家電で捨てるのもしのびない。
ネットを検索すると、ヘッドホンカバーなるものがあることを知り、購入してみた。
装着してみたところ。
何回か使ったが違和感なし。
サイズはMサイズとLサイズとがあり、自分のヘッドホンはMサイズでちょうどよかった。
抗菌仕様の日本製で洗濯もできる。
こういう製品を知らなければ普通に新しいものを買ってしまうところだった。似た状態のヘッドホンを持っている人にはおすすめ。
東銀座エリア 風鈴イベント2023 [旅・場所]
先日、仕事で東銀座を歩いていると、風鈴の音色が聞こえてきた。
ビルごとにクリスマスツリーを飾るように、あちこちの建物に風鈴が吊り下げられている。
どうやら東銀座エリアで行われている、風鈴イベント2023というものらしい。
7月15日~8月31日の期間行われ、約500個の風鈴が吊るされているそうだ。
南部鉄器風鈴ということで、高く澄んだ音が印象的。
こういった直接的に金を集めるわけではないイベントは続けるのが大変だと思うが、南部鉄器風鈴や松笠風鈴など伝統的なものを活用したイベントなので、ぜひ続けて欲しいと思う。