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九州国立博物館-テーマ2 稲づくりから国づくり [美術・娯楽]

平常展のテーマ2は『稲づくりから国づくり』。
紀元前400年〜西暦663年の弥生時代から古墳時代にかけての展示だ。
ここもその多くは九州地方の出土品だが、その他地方や中国などのものもある。

勾玉
勾玉。いろいろな色合いで素朴に美しい。
この形に研磨するのは当時相当時間がかかったことだろう。

中広形銅矛
長崎県の大綱遺跡から出土した中広形銅矛。
銅矛はもともと武器として扱われたが、徐々に祭祀の道具となっていった。

正装男子形埴輪
埼玉県から出土した正装男子形埴輪。
王や英雄の姿を写し取った埴輪で、古墳時代の正装がうかがえる。

第四室
埴輪が多く置かれた展示室の様子。
人物の埴輪だけでなく、犬形や馬形の埴輪も見られる。素朴で装飾の少ない動物の埴輪はこれはこれでかわいい。
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