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卒業―雪月花殺人ゲーム [書物・音楽]

卒業―雪月花殺人ゲーム小説はそれほどジャンルにこだわらずに読む。ホラーやロマンスはほとんど読まないが、ミステリー、サスペンス、経済物、冒険物、時代物、歴史物、SF、ファンタジーなど、あまりこだわらない。
ただ、傾向としてはミステリーが多いかも。
ミステリー系の作品が多い、東野圭吾氏の作品も多く読んでいる。
藤原伊織氏とか井上夢人氏の作品も好きなのだけど、東野圭吾氏の作品も同じくらい好きなものが多く、文庫本を見かけると買うことが多い。
じゅぴたーさんのブログ記事で、東野圭吾氏の加賀恭一郎シリーズの最初の作品であることを知り、一度も読んだことがなかったので購入した。

東野圭吾氏の作品は、ほとんどがシリーズではなく、一回きりの登場人物が多いが、この加賀恭一郎シリーズはその例外的な位置づけ。
これまでに、『卒業―雪月花殺人ゲーム』『眠りの森』『どちらかが彼女を殺した』『悪意』『私が彼を殺した』『嘘をもうひとつだけ』『赤い指』『新参者』が出版されている。
今回『卒業―雪月花殺人ゲーム』を買って読んだので、文庫版で読んでいないのは『眠りの森』だけ。『新参者』はまだ文庫本になっていないので、文庫本化待ちで。(^^;

『卒業―雪月花殺人ゲーム』は、加賀恭一郎が刑事になる前の学生時代の話。
タイトル通り卒業する前の事件になる。
アリバイや密室の謎を解くという部分は難解な部類に入ると思うが、ストーリーは面白い。
ダイヤの時刻表の謎を解明するとか、複雑なパズルのような密室を解くということにそれほど興味を抱かない方なので、ストーリーが良ければ文句なく。
かなり昔に執筆されたようだが、東野圭吾氏らしい作品だと思う。

卒業―雪月花殺人ゲーム (講談社文庫)

卒業―雪月花殺人ゲーム (講談社文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1989/05/08
  • メディア: 文庫

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コメント 6

そらお

東野圭吾さんの本は好きですが
このシリーズは読んだことがありませんでした。
こんど探してみます!
by そらお (2009-09-24 09:40) 

じゅぴたー

東野圭吾さんの作品でシリーズ化されたものは、加賀恭一郎シリーズとガリレオ(湯川学)くらいですかね。
ガリレオシリーズは、長編で「容疑者Xの献身」、「聖女救済」、短編で「探偵ガリレオ」、「予知夢」、「ガリレオの苦悩」などがあります。
どれも読みやすいのでオススメです。

by じゅぴたー (2009-09-24 21:22) 

ake_i

確か昨年の今頃。
kouさんのブログで見た書籍に興味を持ちました。
そして、かなり読みました。
藤原伊織さんでしたね。
今年は、東野圭吾さん、興味出ました。
最近、っていうか、夏はゆっくり読書が出来ないもんで・・・・(笑)
明日、本屋さんに行ってみよう!!!
by ake_i (2009-09-24 21:28) 

kou

>そらおさん、
この本は20年以上前に書かれたもののため、描かれている学生の雰囲気は、今風ではありません。それが少し違和感を持つという人もいるようですが、ストーリーそのものはなかなか面白かったです。
by kou (2009-09-24 23:28) 

kou

>じゅぴたーさん、
ガリレオシリーズにもとても興味があるのですが、本棚の許容量の問題があって、手を出していません。(^^;
そろそろ他の作家の本をいくつか古本として売って、読もうと思います。
by kou (2009-09-24 23:54) 

kou

>ake_iさん、
藤原伊織氏の作品はake_iさんの好みに合ったようで、何よりです。
東野圭吾氏の作品で私が読んだ物では、『時生』とか『パラレルワールド・ラブストーリー』あたりがオススメです。
この作品も面白いのですが、20年以上前に執筆された話のため、他の本を読んでからの方が良いかもしれません。
by kou (2009-09-24 23:58) 

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