ゴールデンウィーク中に出かけた公園で見かけたアメンボ。
表面張力で浮いている様子がわかる。
洗剤を含む水で表面張力が弱まると、アメンボは浮かんでいられない。
実際にはアメンボが浮くのは水の表面張力だけではなく、脚の先に細かな毛が密集していることや油分を分泌していることも理由なのだけなのだけど、洗剤が流れ込むような環境だと油分も分解されるため、結局浮いていられない。
下水が十分に発達していなくて、川が家庭の排水による洗剤で汚染されてしまう場所では、アメンボは生きられないはず。
アメンボが浮かんでいる場所は、少なくとも洗剤系の汚染がないという証拠になるわけだ。
2017-05-11 23:15
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ほ~! 科学的な説明ありがとうございました。初めて知りました。
by takenoko (2017-05-12 04:52)
>takenokoさん、
アメンボがいくら軽くても単に表面張力と脚だけで支えるのは厳しいだろうなと思って調べてみましたが、脚の先の形状と油分と表面張力の組み合わせで浮かんでいるようです。
by kou (2017-05-13 13:04)