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大塚国際美術館 ジョルジュ・スーラ [美術・娯楽]

ジョルジュ・スーラ。
19世紀生まれのフランス出身の画家だ。
点描画で有名だが、あまりその生涯は言及されない画家な気がする。
31歳と若くして亡くなっているが、油彩画約60点と油彩下絵約170点、素描約230点を残している。
寡黙で内省的な性格であったらしく、自分の母親にも内縁の女性との間に子供ができたことすらしばらく伝えていなかったというエピソードがある。

大塚国際美術館にはスーラの作品が3点あり、ここでは1点取り上げる。

グランド・ジャット島の日曜日の午後
『グランド・ジャット島の日曜日の午後』。
原画はアメリカのシカゴ美術館が所蔵している。
ポスト印象派の時代のフランス絵画を代表する作品だ。
グランド・ジャット島はパリ西部のセーヌ川の中州にある。
スーラはこの絵の制作に2年をかけ、似た構図の絵や習作が多く残っている。
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うつぼ

この作品は以前シカゴで鑑賞したことがありますが、このような点描画も
陶板で再現しているのが凄いな、と大塚国際美術館で思ったことを
思い出しました。(^-^)
by うつぼ (2021-12-05 18:16) 

kou

>うつぼさん、
そういえばシカゴへ行かれていたブログを拝見した記憶があります。
陶板での再現技術はすごいと思います。
美術品なので色再現の妥協範囲は狭いでしょうし、収縮もあるでしょうし。
by kou (2021-12-05 21:31) 

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