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青龍寺へ [旅・場所]

青森美術館で芸術を鑑賞し終えて、三内丸山遺跡の駐車場に戻ってきたところで時計を見ると15時半だった。
宿にさっさと向かってのんびりするのもいいが、夕食には早いし、どこか立ち寄れそうな場所がないか検討。
スマホでマップをチェックし、青龍寺に行ってみることにした。
青森美術館から車で30分くらいの場所にあり、宿の方向ともずれていない。
カーナビの指示に従って移動し、到着。

青龍寺 山門
青龍寺 山門。
青龍寺は1982年に高野山東京別院旧書院を譲り受けて移築復元してひらかれた。
その後断続的にさまざまな建物が建てられ現在に至っている。

青龍寺 金堂
青龍寺 金堂。1992年に落慶している。
賽銭を投じて参拝。

青龍寺 五重塔
青龍寺 五重塔。1996年に落慶している。
木造の五重塔としては、京都の東寺、奈良の興福寺、香川の善通寺に次いで日本で4番目の39.35mの高さを持つ。
この写真の右側には忘帰庭と名付けられた枯山水がある。

青龍寺 昭和大仏
青龍寺 昭和大仏。1984年に造立している。
青銅座像としては日本一大きな大仏で21.35mの高さを持つ。
胎内巡りができるようになっており、地獄極楽図、十二支一代守り本尊などを見ることができる。

青龍寺 書院と桜
青龍寺 書院。1982年に移築された。
手前は桜。弘前の方ではソメイヨシノが終わっていたのと、色合いがややピンク強めなのでソメイヨシノではないだろうが、綺麗な花が拝めた。

桜
桜並木があるほか、大仏の奥の山にも桜が何本も花を咲かせており美しい光景だった。
古い古い歴史のある寺ではないが、スケール感や自然の中にある寺としては、なかなか魅力的。
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青森県立美術館を見て回り [美術・娯楽]

あおもり犬はほぼ最後に見た作品。
実際にはそれを見るまでに常設展やイベント展を見て回っている。
撮影禁止のものもあり、あまり写真は撮っていない。

奈良美智の『Untitled』
奈良美智の『Untitled』。

棟方志功の『金魚ネプタ図』
棟方志功の『金魚ネプタ図』。

彼らの作品が多く見られた。

訪れたときにやっていたのが、『フランク・ロイド・ライト-世界を結ぶ建築』展だ。帝国ホテル二代目本館100周年にちなんだもの。
こちらもTV番組『美の巨人たち』などでわりと予習していたものだったので、わかりやすかった。
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青森県立美術館であおもり犬を見る [美術・娯楽]

青森県立美術館
三内丸山遺跡を見学したあとに向かったのが青森県立美術館。
三内丸山遺跡の隣の敷地と言ってもいいくらいの距離なので、レンタカーで移動せず、そのまま青森県立美術館へ徒歩で移動。(とは言っても5分くらいは歩く)

興味深い展示がいろいろあったが、ここへ行った最大の目的は「あおもり犬」。
TV番組『美の巨人たち』などで映像ではよく見かけていたのだけど、リアルで見たかった。

あおもり犬への順路
実際のところ、「あおもり犬」は一通りの展示を見て回った最後に案内されるような順路になっている。
よし、いよいよだと思って、案内に従って進んでいくのだが、このような案内板があって、階段を登ったり降りたりしながらひたすら歩く。

あおもり犬への順路
またアップダウンがある。
歩くのは苦ではないが、車椅子の人とかはどうするのだろう。別通路があるのかしらん。

あおもり犬
あおもり犬とご対面。
『春夏秋冬、みんなと共に…《あおもり犬》』/奈良美智 作。

冬場はこの頭や背中の上に雪が積もり、また違った印象を与える作品となっている。

あおもり犬
逆光ではない方から撮影。
美術館に隣接する三内丸山遺跡を意識して制作され、下半身は地中に埋まっているようなデザイン。
高さは約8.5メートル、横幅は約6.7メートルと大きいが圧迫感を感じさせないたたずまい。

晴れた日のあおもり犬もいいが、雪のときも見てみたい。
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三内丸山遺跡の屋内展示 [旅・場所]

三内丸山遺跡
屋外から縄文時遊館の館内へと戻り、展示物を見学。

縄文土器
大きく展示されていた縄文土器。
ここは多くの縄文土器が出土しているが、飾られていたのは大型で欠けたパーツがない(と思われる)縄文土器。

縄文土器
時代によって土器の特徴が異なる。
ここでは段ごとに5つに区分された展示をされていた。
下から古く、円筒下層式前半の土器、円筒下層式後半の土器、円筒上層式前半の土器、円筒上層式後半の土器、円筒上層式以降となっている。

土偶
土偶。
十字架的なフォルムが多い。

土偶
さまざまな土偶が一覧できる展示になっていた。
大きさも形状も様々。

黒曜石製石器
黒曜石製石器。
男の子の多くが憧れる(?)黒曜石製の石器だ。
欲しい。(使わないだろうけど)

縄文ビッグウォール
縄文ビッグウォールと名付けられた、壁面に5,120個の縄文土器のかけらを約6mの高さに散りばめたコーナー。内装としてもお洒落。

整理作業室
整理作業室。
ここで復元作業や仕分けなどを行っているそうだ。

整理作業室
整理作業室の通路側には縄文土器が並んでいた。復元したての様子を見せるためなのか、単に仕分け前の様子なのか不明だが、これだけでも絵になる。

一般収蔵庫
一般収蔵庫。
中には入れないが、すごい量があることだけは素人でもわかる。

今回ブログで取り上げていないが、これらの他にも、縄文シアターと呼ばれる動画コーナー、縄文人の生活を再現した展示室などもある。
縄文時代の文化や歴史に興味があるなら、ここは楽しいと思う。
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三内丸山遺跡の屋外復元建物 [旅・場所]

三内丸山遺跡
三内丸山遺跡の縄文時遊館から屋外へ。屋外ではあるが、直接外から入ることはできない。
天気が良く、気温はそれほど高くなく、散策日和。

竪穴建物
復元された竪穴建物。
一般のイメージは、こういった木や茅を使った竪穴式住居だと思う。

竪穴建物
復元された竪穴建物。
実際には、こういった土屋根の建物がもっと多かったのではとされている。
(三内丸山遺跡では、茅葺き、樹皮葺き、土葺きの3種類が復元展示されている)

大型掘立柱建物
復元された大型掘立柱建物の柱の構造。
これほど大きな建物が、一体何のためにどのように使われたのか、まだよくわかっていないが、当時としては相当な労力が必要だったのではないかと思う。
建物説と非建物説とがあり、祭殿、宗教施設、物見櫓、灯台、天文や季節の基準確認施設などさまざまな仮説がある。
原っぱにこの建物がある風景が、とても不思議なものに感じた。

大型掘立柱建物と大型竪穴建物
大型掘立柱建物と、奥にあるのは大型竪穴建物。
こちらの大型竪穴建物も、目的はよくわかっていない。
集会所、共同作業所、共同住宅などの説がある。

大型竪穴建物
大型竪穴建物の中の様子。
結構広い。
祭事の際に使う集会所かなぁという気もするが、素人考えなので何の根拠もない。(苦笑)

ここは天気がいいと、単なるピクニックの場所としてもいい場所だ。
野鳥の啼き声が響き、周辺に無粋なネオンだの看板だのは見えないし、一部の方角を除けば自然しか目に入ってこない。
楽しい場所だった。
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五千年の星で腹ごしらえ [飲食・料理]

縄文時遊館の中にあるレストラン、五千年の星。
それなりにお客さんはいたが、混み合うこともなく、普通にテーブルに座れた。

縄文うどん
頼んだのはこれ。
一見すると日本そばっぽいが、実際はそば粉は入っていなくて小麦粉で作られたうどん。
縄文うどんと名付けられたこのうどんは、縄文人が食していた栗、どんぐり、長芋が練りこまれているので、こういった色になっている。
なかなか美味しい。

縄文パフェ
こちらは縄文パフェ。
土偶クッキー、栗のソフトクリームが入っている。
クッキーが意外としっかりしていた。

腹ごしらえも済んだので、これから見学。
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三内丸山遺跡へ [旅・場所]

レンタカーに乗り込んで最初に向かったのは三内丸山遺跡。
新青森駅から車で10分かからない場所にある。(本来はそこに直行する予定だったが銀行に立ち寄らなくてはならなかったので、実際には新青森駅から三内丸山遺跡に到着するまで40分以上かかっている)
平日だったおかげかゴールデンウィーク期間でもそれほど混雑しておらず、駐車場にもスムースに停めることができた。

三内丸山遺跡
北海道・北東北の縄文遺跡群として、この三内丸山遺跡も世界文化遺産に指定されている。
エリアは有料となっており、縄文時遊館と名付けられたこの建物の中からしか遺跡や復元住居を見ることはできない。

縄文時遊館
縄文時遊館は馬蹄のような形をしている。
館中には、さまざまな展示コーナーのほか、レストラン、シアター、ショップ、トイレなどがある。

縄文時遊館
館内の通路にあった、「表情豊かな土偶たち」と名付けられたパネル。
実物よりも大きく見やすくされている。
縄文土偶って何だか愛嬌があるなといつ見ても思う。

中を本格的に見学する前に、最初に向かったのはレストラン。
朝から菓子しか食べていなくて正午近くになっていたので、先に腹ごしらえすることにしたのだ。
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2024年GWの旅行目的地へ到着 [旅・場所]

新幹線の車窓から
新幹線に乗車して1時間弱のころに撮影した写真。
関東はあいにくの曇り空で、このあたりもまだ曇天という感じだった。
3時間20分の乗車を終え、目的地の駅に到着。

新青森駅プラットホーム
新青森駅。
自分が観光目的で一度も訪れていない都道府県は6県だったのだけど、ここで1県減ることになる。

新青森駅ロビー
新幹線のプラットホームからエスカレーターで下りると、ねぶた祭りのねぶたが数体並べてあった。
青森らしいな。

新青森駅
新青森駅の駅舎。
この新駅舎は2010年に竣工している。
天気は写真の通り、快晴。旅行日和だ。

ここから近くにあるレンタカー会社へ向かい、予約していたレンタカーに乗り込んで出発。
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東京駅から新幹線に乗って [旅・場所]

ゴールデンウィークはどこへ行っても高いし混雑する。
わかってはいるが、せっかくの休みに家でゴロゴロとか、近くのスーパーへ出かけるだけなのももったいない。
近くの河川や公園でも野鳥を見かけなくなり始めたことでもあるしどこかへ行くかと、ゴールデンウィークの2週間くらい前に行っていない場所を適当に検索しはじめた。
(ちなみに野鳥が見られなくなるのは、冬鳥が北へ戻ってしまっていなくなる、子育ての関係で行動範囲が変わるなどの理由のほか、単純に葉っぱが青々として探しにくくなるという面もある)

さすがに2週間前ともなると、交通手段も宿泊場所もいっぱいというケースが散見される。
最初は比較的近い河口湖あたりに行ってみるかと予約したが、ネットを見ると現地の渋滞情報がすごそうなので、レンタカーを使って渋滞に巻き込まれてだと意味のない苦行になりそうだったため、キャンセル料が取られないうちに予約解除。
行っていない都道府県に行こうと探し、ゴールデンウィークの平日に1泊2日とれて新幹線の切符も確保できたので、行き先を確定した。

新幹線
東北・北海道新幹線のはやぶさ5号に東京駅から乗車。
朝7時半ころの出発というそれなりに早い時間だが、これは通勤ラッシュのピークとぶつかりたくなかったため。座れなくてもいいけど、大きな荷物を持って東京駅に向かいづらいという事態を避けたかったのだ。

新幹線車内
朝ご飯を食べる余裕はなかったので、茶と菓子で軽めに済ませる。
現地で運転があるのでアルコールなし。
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砧公園にて [旅・場所]

砧公園
2週間くらい前のこと。
薄曇りの日だったが、砧公園へ行ってみた。

ツツジ
ツツジが綺麗に咲いている場所が多かった。
このツツジの奥の方にはソメイヨシノの並木があるのだけれど、そちらはすっかり終了していたのでフレームにおさめず。(^^;

ハナミズキ
ハナミズキ。
売店前の一本がいい感じだった。この奥の木もソメイヨシノで、そちらも咲いていればさらに華やかだったかも。

ヤエザクラ
ヤエザクラ。
ソメイヨシノは終わっていたが、ヤエザクラは真っ盛り。花見をしている人がちらほらといたが、確かにここはソメイヨシノが終わってから平日訪れるのはありだ。

ネモフィラ
ネモフィラ。
なかなか愛らしい。

他にも、シャガ、ドウダンツツジ、タンポポ、オオイヌノフグリ、ムラサキハナナなどが見られた。

なお、ここにはバードサンクチュアリという観察コーナーがあるのだけど、残念ながら鳥の姿はなく。カラスが結構多いのと、時間帯が悪かったのと、両方だと思う。
野鳥が観察しやすくなる秋半ばを過ぎたらまた訪れてみるつもりだ。
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神代植物公園で見かけた花 2024年4月 [旅・場所]

ツツジやサクラ以外で撮った写真をいくつか。

ヤマブキ
ヤマブキ。バラ科ヤマブキ属。
絵具の色名で使われているので日本人にはよく知られていると思う。春の季語。

オウバイモドキ
オウバイモドキ。モクセイ科ソケイ属。
遠目にはヤマブキかなと思うことがあるが、科は違うし色も若干薄い。

イロハモミジ
イロハモミジ。ムクロジ科カエデ属。
モミジは花がとても地味。葉に隠れるように咲くのでさらに目立たない。モミジは秋の季語。花より紅葉のほうが注目されるのでさもありなん。

トウモクレン
トウモクレン。モクレン科モクレン属。
園芸品種がいくつかあり、欧米でも人気なのだとか。モクレンは春の季語。

シャガ
シャガ。アヤメ科アヤメ属。
わりとよく見かける花だが、三倍体のため種子ができないことから、日本に存在する全てのシャガは同一の遺伝子を持っているそうだ。シャガは夏の季語。

写真は以上だが、他にもハナモモ、タンポポ、クリスマスローズなどを見ることができた。
敷地が広く、多様な植物が見られるので花を探して歩くのも楽しい場所だ。
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神代植物公園の桜2024 [旅・場所]

4月中旬となると、例年だとソメイヨシノは散っているが、今年は開花が遅く、神代植物公園でも花が残っていた。
神代植物公園の桜

ソメイヨシノだけでなく、ジンダイアケボノやカンザンなど他の桜も咲いている。
例年よりは遅めの花見を楽しんでいる来園者が多かった。
神代植物公園の桜
神代植物公園の桜

シダレザクラ。
神代植物公園の桜
左右に他の桜がなく、一本のシダレザクラの全体を撮れるので、スマホやカメラを向ける人が多かったがたまたま人の波が途切れたので撮影してみた。

神代植物公園の桜
花びらで埋め尽くされるというほどではないが、花筏が見られたので撮影。
三脚を持っていなかったので撮れなかったが、いつか花びらが動くさまを長時間露光で撮ってみたい。
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神代植物公園のつつじウィーク2024 [旅・場所]

神代植物公園入園券
入園券を買って中へ。(写真の通り、行ったのは2週間前のこと)

神代植物公園
空には薄く雲がかかっているが、晴れていていい天気。
深大寺口から入るとすぐに森のような状態で、気持ちいい。

2024年の神代植物公園のつつじウィークは4月11日~5月7日の開催ということで開催期間中ではあったが、公式Webにまだこれからという様子が載っていた。
知っていて訪れたのだけど、その情報通り、まだまだという場所も多かった。
神代植物公園のツツジ
こんな感じ。

場所によっては見頃の木もあり、甘い香りが漂っていた。
神代植物公園のツツジ
神代植物公園のツツジ

ここは都内最大級の広さを誇っていて、7800㎡の敷地に約270種、1万2千株のツツジが植えられている。
ピーク時の休みの日は人がかなり多いらしく、こんな風に人のいない様子を撮影するのは難しそうだ。(だからピーク予想よりも2週間くらい早く行ったという面もある)

ツツジ以外にも春~初夏の花々を多く見ることができたのだけど、それは別記事で。
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元祖嶋田家でそば饅頭 [飲食・料理]

2週間前のこと、神代植物公園のツツジを見に行こうと思いたって午前中に出発。
10時頃に深大寺参道へ着いた。
開いていない店もあるが、開いている店もある。
すぐに入れる店でそば饅頭でもいただくかと、元祖嶋田家に入ってみた。
ここは甘味だと、くず餅、あんみつ、みつまめ、あべかわ、おやき(おかず系もある)があって少し迷ったが、そば饅頭を選択。

そば饅頭
そば饅頭。
漬物がつくとは思っていなかった。ありがたい。

ここは亀島弁財天池に隣接する場所に建物があり、窓際に案内されたので亀島弁財天池の様子がよく見えた。
天気が良く、美しい朝の風景で絵になる。
紅葉の季節はもっと綺麗だろう。
亀島弁財天池

しばし休憩し、神代植物公園へ。
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定期健康診断の結果2024 [雑感]

ドウダンツツジ
職場で定期的に受診をしている定期健康診断。
先日受けたその結果の通知があった。(いまどきらしくネットで見ることができ、過去の履歴も見れるので、紙で送られるよりもありがたい)
昨年と対して変わらない結果だった。
身長、体重、BMI、視力などの数値は概ねこの数年変わりないし、眼圧や聴覚検査、内視鏡検査も問題なし。

そんな書き方をするとまったく問題ないかのように見えるが、実際にはもう10年以上要経過観察あるいは要治療となっている項目がある。
悪玉コレステロールの数値だ。
血中の中性脂肪は正常範囲の低い方で、体重も痩せすぎと判定されているのに、悪玉コレステロールだけ高いのだ。
父親が高い数値で薬を40代から飲み続けているので、遺伝的なものがあるのかもしれない。(ちなみに父は痩せ型ではなく20代から毎日酒を飲む生活だが、自分は痩せ型で酒はごくたまになので生活習慣や体型はかなり異なる)

その今年の悪玉コレステロールだが、結果を見ると下がってはいた。下がってはいたが、まだ基準値よりは多い。
最近では、善玉コレステロールとの比率が重要と言われるようになってきていて、「ほかに病気がない場合には2.0以下に」、また「高血圧や糖尿病がある場合、あるいは心筋梗塞などの前歴がある場合には1.5以下に」あることが望ましいとする病院が増えているそうだ。
計算してみたら今回の自分の数値は1.986666…なのでギリギリOK。(履歴を見る限りこの5年以上はアウトが続いていた)

さて、悪玉コレステロールが下がったのはなぜか?
昼食は外食せざるを得ないので、夕食は極力自身で作るようにしていること、朝晩のいずれかに豆乳ヨーグルトか納豆を食べること、コレステロールを含まないマヨネーズや、コレステロールを下げるサラダオイルを選んでいること、あたりは要因の一つなのかもしれない。
悪玉コレステロールは脂質や糖質を摂りすぎないようにすることが近道で、あとは含有食品を減らすくらいしかない。運動も意味はあるが、劇的な効果はない模様。

そして、実は昨年夏ころから、サプリメントを翌年の健康診断まで飲んでみようと飲んでいた。これが多少の効果はあったのかもしれない。
そのサプリメントはAmazonで定期購入していたのだけど、Amazonから先月怖い通知がきた。
この度、お客様が過去にご注文された下記商品について、安全性又は品質に問題がある可能性があることが判明いたしました。
不具合内容: 紅麹の使用が確認されたため、販売元での対応が行われています。お客様が購入された商品が該当する可能性がございますので、お手数ですが、該当・非該当及び対応方法などの詳細は下記公式サイトにてご確認ください。

小林製薬ではなく別メーカーのサプリメントだったので、店頭で買っていたら気づかなかった(あるいは自信を持って飲んだか飲んでないか言えなかった)かもしれない。こういうとき、通販だとネットやメールで履歴が残るから便利だなと思う。
調べてみたら、どうやら自分が飲んでいた別メーカーのサプリメントは小林製薬の紅麹を使っていたようで、それを自分が数ヶ月にわたり飲んでいたのは間違いなかった。
厚生労働省の公開回収事案詳細のページへ行って、該当製品の内容をチェックすると、記載があった。
原料として使用している「紅麹」の製造元である小林製薬株式会社より、「一部の紅麹原料に同社の意図しない成分が含まれている可能性が判明した」との発表があったため、健康被害拡大防止のための措置として自主回収いたします。
なお本品に使用の紅麹原料は、小林製薬株式会社が「紅麹関連製品の使用中止のお願いと自主回収のお知らせ(第2報)」にて公表している「当社製品の紅麹コレステヘルプ等に使用しているものと異なる紅麹原料(当社の想定していない成分は含まれていないことを確認済み)」に該当する原料です。

うーん、意味が分かりづらい。
何度か読んで、小林製薬のサイトも確認して、どうやら企業向け販売は2種類あり、問題の成分を含む種類と、含まない種類があり、今回自分が連絡を受けたメーカーの商品は含まない方の種類だったが、自主的に回収をするよとのことだった。
何ヶ月も前に飲みきっていたから回収されようがないけど、とりあえず一安心。(何ヶ月か使った後にAmazonの定期配送からその銘柄が外れてしまったので冬前には別銘柄に切り替えていた)

サプリメントも効果のほどはわからないものが多く個人差もあるのだけど、悪玉コレステロールの値が改善されてしまったので、このまま別銘柄を飲み続けるかどうかちょっと悩み中。通院するほどの値ではないが、基準値を少し上回る程度なので、まさにサプリメントが狙っている層ではある。どうしたものか。
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2024年のGWの過ごし方報道で [雑感]

チューリップ
明治安田生命のアンケート調査を引用したニュースを耳にした。
物価高の影響で、ゴールデンウィークにかける予算が去年と比べて9617円少ない29,677円となり、予算を減らした理由のトップは「物価高の影響」で65.8%となっているとのこと。
やっぱり物価高の影響は大きいのかと感じたが、改めて公式サイトを確認してみた。(公式サイトの調査結果はこちら

この報道は間違いではない。
しかし、2019年は47,249円あったのに、新型コロナで2020年~2022年までは2万円台だったのが、やっと2023年に39,294円と4万円近くに戻ってきたものの、今年再び3万年を切ったというグラフが載っている。つまり理由はどうあれ過去最低額というわけではない。
また、GWの予算を増やすか減らすかを問うた設問では、昨年と変わらないが最多で73.3%なのだ。増やすが6.6%であり、減らすとしたのは少数派の20.1%と2割にすぎない。(8割は変わらないか増えるのだ)
TV局や新聞社が誘導したい方向性が根底にあって錯誤を招くよう報道するのが当たり前なので、原点の情報をチェックしないと印象操作されてしまってダメという例だ。おそらく「物価高」「去年よりGW予算が減少」みたいなものを並べて、不景気感を強めたほうが報道関係者の意向に合うからだろう。
ちなみに全日空のハワイ便はGWとしての予約は過去最多らしい。このあたりは強調されることがあまりないが、結局のところ斑模様ということなのだろう。

アンケートを見ると世帯収入が増えた層でも自宅で過ごすという回答が3割弱と一番多い。
その理由は掲載されていないが、インバウンド需要で主要な観光地の混雑ぶりを報道あるいは肌で感じているからという面もあるのではないか。間接的には円安の影響があるとは言え、年々外国人観光客は増えてきたわけで、ことさらこの1年だけの問題ではない。
外国人観光客の有無に関係なくネモフィラ、サクラソウ、フジ、サクラ、ツツジなどの大規模な観賞ができる場所周辺はGWの時期に大混雑になる。
昔からある有名な神社や寺、城なども混むだろう。
新幹線や高速道路の混雑も毎年のことだ。
若い人を中心にタイパ(タイムパフォーマンス)重視の時代であることも考えると、値段が安くなく、時間効率が悪いGWのピーク時にあえて遠出したり大型観光施設へ出かける人は今後も増えにくい気がする。GW予算が減ったというよりも、値段が高い時期にあえて金を使おうという人がより減っただけともとれる。
自分自身も、土日祝日の大型連休を使っての旅行はわりと避けてきた。予約しづらかったり、混雑を避けたかったりという理由で、ピークを少しシフトして休みを取るとか、連休でも間の平日を使うとか、平素の週末を使うほうが多かったし。
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