サンタ追跡

NORAD Tracks Santaというサイトがある。
現在サンタがどこにいるのかを追跡をし、それを表示するサイト。
NORADと呼ばれる北米航空宇宙防衛司令部が真面目に運営している。

NORADについて/サンタを追跡する理由というページに、このサンタ追跡のプロジェクトが始まった理由や由来が記載されている。
ざっとまとめると、以下のようなことらしい。

---

1955年にコロラド州スプリングスに拠点を置くシアーズ・ローバック社が、子供向けに「サンタへの直通電話」を開設した際、電話番号を誤って掲載、その番号が何とNORADの前身であるCONAD(中央防衛航空軍基地)司令長官のホットラインの番号。
子供たちからの電話を受けた当時の司令官ハリー・シャウプ大佐がユーモアたっぷりに対応し、以後CONADと組織改正後のNORADが伝統として引き継いだ。

---

防衛基地の司令官ホットラインに間違った電話をかけてくるとすると、間違っているよと優しく教えるのが日本ではせいぜいなところだろう。
何しろホットラインなのだからして。
このあたりは、ユーモア精神を大事にする国民性の違いというところかもしれない。

ちなみに、画像を撮った時のサンタ所在地は「Sydney, Australia」だったが、この文章を書き終えた現時点でのサンタ所在地は「Ambon, Indonesia」だそうで。
さすがに空軍が追跡するだけあって、移動が速い！

コメント 2

あ、このサイト。
数年前に見ました！
でも、このプロジェクトの由来は知らなかったです。
なんだか微笑ましいですね。

by リュカ (2010-12-26 10:56) 

＞リュカさん、
現実問題、どこかの勢力が攻め込んでくるほど緊迫した状態にあれば、ユーモアたっぷりに電話に出るとかなさそうです。(^^;
日本だと怒られてしまうでしょうね、こんな対応をすると。
by kou (2010-12-26 20:57)