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Fukushima50をみて [美術・娯楽]

Fukushima50
知人からFukushima50のディスクを借りたので、週末に自宅で鑑賞した。
前評判とかあらすじとか公式サイトとかを一切見ることなく再生。

緊迫感とリアリティのある映像が多く、またごく短い期間に変化していく現場で何が起こっていたのかを丁寧に描いていると思う。
原発行政の課題や汚染地域の復興など、すべてが解決しているわけではないが、映画という形でわかりやすく表現したことは肯定したい。

東京電力の本社は危機管理ができない部門なのだとその当時は大変責められたし、自分も正直そう思うが、この手の話はあちこちにある。
2年くらい前に関西国際空港も電源設備水没で停電が長期化して問題になった。
不思議なのは、そういう事故や事件があっても、電源設備や関連装置が地下にあるビルや施設が多いことだ。
これだけ台風、長雨、津波などの水害が多い国なので、建築基準法などでインフラ関連施設における電源関連機器の地下への設置に制約をつけないことが不思議だ。(建築物における電気設備の浸水対策のあり方に関する検討会でガイドラインはつくられているが、ガイドラインどまり)
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