京都御苑

朝食を済ませた後、京都御苑へ。
京都御苑は朝食をいただいた熊魚菴 たん熊北店 京都店から歩いてすぐの場所にある。
東京だと、御苑と言えば新宿御苑を思い浮かべる人が多いと思うが、新宿御苑は入場時間の制限がある有料公園。
一方、この京都御苑は、入場制限は(一部例外を除き)特になく、お金も取られない。
皇居東御苑も入園料はとられないものの、毎週月曜日と金曜日は入れないので、御苑としては一番開放的な場所のようだ。

真南の堺町御門(上の写真)をくぐり、御苑の中へ。
中はかなり広い。
南北は約1,300mあり、東西も約700mある。
旅行中の朝の散歩として考えるには十分すぎるくらい広い。(^^;


鷹司邸跡を左へ道なりに歩き、建礼門前大通りへ出ると、遠くに京都御所の建礼門が見える。
堺町御門から建礼門まではちょうど御苑の半分くらいの距離があり、往復すると1,300mくらいあることに。
足元は砂利の道なので、女性はヒールだと歩き辛いだろうな。


建礼門大通りの砂利道を歩いていると、ジョギングをしている人や、ウォーキングをしている人の姿がチラホラ。
自然が多いし、足腰を鍛える意味では砂利道もかえって良いのかもしれない。
途中、パトカーが徐行しながら巡回しているところに遭遇。
無料でいつでも誰でも入れる分、そういった監視・管理は必要なのだろうな。


ぶらぶらと歩いていると、やがて建礼門の前に到着。
この京都御所はさすがにいつでも公開されているわけではなく、春と秋の定められた時だけ。当日も当然入れず。
環境省のWebによると、1331年(元弘元年)に1869年(明治2年)の538年もの間、天皇の住まいだったとのこと。

自然が多く、観光客はそれほどいないので、朝早い時間にのんびりと歩いてみるには良い公園だと思う。