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ロシア旅行を振り返って [旅・場所]

長々と1週間程度のロシア旅行のことを書いてきたが、それも今回で終わり。
旅行を振り返ってみようと思う。

モスクワの夜景意外だったものがいくつかある。
その1つが夜景。
ヨーロッパに行った時に、ハンガリーやオーストリアの都市部の間接照明を多用した歴史ある建物のライトアップが素敵だなぁと思ったが、ロシアも同じように素晴らしかった。
特にモスクワの駅舎あたりは予想以上に美しく感じた。
東京駅付近にはこういう重厚なデザインの建物はほとんどない。
ガラスを多用した高層建築の美しさはあるので、あれはあれでありだけど。
それと夜遅くまで駅周辺に人がいることも意外だった。


芝生とスプリンクラー
意外だったものの2つ目は、緑の多さ。
冬は雪に閉ざされるイメージがあることもあり、漠然と針葉樹林くらいしかイメージがなかった。
しかし、有名な宮殿や美術館の庭に限らず、街のレストランの裏手のような場所でも芝生と花壇がきちんと整備されていた。
日本の街路樹や道路の植え込みと違ってゴミはなく、不法な駐輪で木々が傷んでいることもなかった。
ロシアというと物騒とか陰鬱なイメージもあるが、少なくとも旅行で巡る主要な街で考えると、日本よりも緑豊かで手入れがされていた。


ロシアの人々一番意外に感じたのが、実は女性の服装。
この写真もそうだが、スカートやワンピースはほとんど見ない。
最高気温20℃くらいの季節なので、寒いからという理由ではない。
街でも公園でも美術館でもスカートやワンピースは見かけることはほとんどなく、ほとんどがパンツスタイル。
どちらかというと、太った中年以降の人くらいしか履いていなかったように思う。
ヨーロッパやアメリカでもパンツスタイルは多いけど、ロシアではそれ以上。
ファッション面で意外に思う旅行は初めてだった。(^^;


橋の鍵意外なことというか、こっちでもかと思ったのが、橋に南京錠をかける風習。
パリであまりの重さに撤去されることになったというニュースがあったが、ヨーロッパだけでなくロシアでもこういう風習があるようだ。
意外とミーハーということか。
シアトル系カフェやファーストフードも街中で普通に利用されていたし、コーラやゲーム機、自動車など日米欧の広告や実物を目にする機会も多かった。
経済封鎖されているという雰囲気は旅行している限りあまり感じなかった。


レンタサイクル写真はレンタサイクル。
モスクワ大学のすぐそばにあったもの。
これは意外なものというか、珍しいなと思って撮ったもの。
雀が丘の坂を学生たちはこれを利用するのか、それとも観光客が利用するのか。

ロシア旅行は体調を壊すこともなく、食事はどれも口に合うものばかりで楽しかった。
サーカスもバレエも良かったし、初夏の爽やかな気候で過ごしやすく、緑が美しい季節で、7月頃に訪れるのはいいなあと。
美術品が豊富な場所だし、治安も常識外れなことをしなければ問題ないと思う。
主要な観光地をツアーで巡るなら、ロシアも悪くない。
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