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千住大橋 2021 [旅・場所]

千住大橋
千住大橋。
東京スカイツリーとの撮影が難しかった場所。
写真手前の白い橋は東京都水道局の工業用水道専用橋。千住水管橋と呼ばれる。
千住大橋はその奥の青い橋。
千住水道管を写さない位置に行くと、東京スカイツリーが見えなくなったので、仕方なく両方写る北岸上流側から撮影した。

1927年竣工。
この橋の上流200mあたりに「渡裸川の渡し」や「戸田の渡し」と呼ばれる渡しがあったらしいが、1594年にいまの位置に「大橋」という名称で架橋されたとのこと。
以後何度も橋の改修や架け替えがあったとのこと。
橋がかけられてから、佐倉街道、奥州街道、水戸街道のルートとしてこちらが用いられるようになり、住民のみならず、大名行列や商人などがここを多く通ってきたということになる。
松尾芭蕉の『奥の細道』もここが起点とのことで、古いだけでなく歴史のある場所だ。

調べてみると、千住大橋も白鬚橋と同様に、いろいろな小説で舞台になったりしている。
『水の東京』幸田露伴、『猫の穴掘り』寺田寅彦、『夢のお七』岡本綺堂 、『剣客商売』池波正太郎、『怪物』福田和代など。

ネットで地図を見ると、このあたりで食事をとらないと、川沿いから大きく離れないと食事できそうになかったので、千住大橋駅あたりまで行ってみることにした。
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