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資産運用を考え始めて-4 [資産運用]

エイプリールネタを入れることなく、引き続き資産運用ネタ。
(すでに運用している人から見ると、この不定期連載の内容は「今さら?」と感じたり、既知のことばかりで参考にならない部分も多いと思うので読み飛ばしてもらえれば)

昨年4月に資産運用に向き合おうと考え、ちょうど今日で一年。
どういう銘柄をどのような理由でどのくらい買ったのかという話は置いといて、保有しているものがどういう値動きをしてきたのかをグラフにしてみたので、それをアップする。

保有銘柄

投資信託、アメリカETF、日本個別株など10銘柄を全て重ねたので、個別にどういう動き方をしているのかが少しわかりにくいと思うが、昨年8月~今年3月までの8ヶ月で、銘柄によっては最低で-18%、最高で+20%のタイミングがあったことがわかる。

グラフ内に、株式市場に影響を与えたと思われるいくつかのトピックを入れた。
中国の不動産大手の経営危機が本格化したり、オミクロン株の蔓延に懸念が持たれたり、ウクライナへのロシア侵攻があったり、そのつど、影響を受けている。
投資家初心者だけでなく経験豊富なディーラーでも一年前に全部予想していたという人はいないだろう。
そのくらい先行きはわからないわけだ。

3月31日時点では、マイナスは1つ、プラスが9つあり、全体的にはプラスで3月末を迎えられた。
前回のブログでも書いたが、その瞬間どのくらい含み損益(数字上のプラスマイナス)があるかは関係ない。
売却したときに初めて確定することなので、短期売買をしないのであれば、気にすることはない。
(とは言いつつも、プラスだと嬉しいのが人情ではある)
昨年に証券会社の特定口座を開いてから一度も売っていない。
貯金や給与を使って定期的に積み上げ、ときどき個別に追加注文をしているだけだ。

3月末の結果は総投資額に対する含み損益率が+11.6%だった。
3月末時点で投資額がちょうど100万円になっていたら、111万6千円になっている、つまり11万6千円増えたということだ、計算上は。
売却益から税金20%+αや手数料が引かれるが、売ってしまえば8万円以上のプラスとなる。

個人的には中長期保有を念頭に置いていて、ここで売ることは考えていない。
そもそも3月末はたまたま結果が良かっただけだ。
2月末の含み損益率は+2.7%(その時点で100万円投資していたなら2万7千円プラス)だったわけで。自分の数字を詳細に見ると、マイナス圏に突入した時期が3回あった。その場合100万円を投資していたら数万円マイナスという状態だった。
中長期で見れば数%の平均的成長が見込めるという前提で保有し続ける方針なら、ちょっとプラスが出たとしてもマイナスの時があったとしても、焦らず保有しておくイメージだ。
ある程度まともな投資信託やETFに分散積立投資をし続けているなら、仮にマイナスの時期があっても、数年~十年くらいで見ればどのタイミングで始めたとしても、歴史的にはたいていプラスになっていて、その後も基本的には長期的にさらにプラスになるからだ。

ちょっと利益が出たからと、利益確定売りをして使ってしまうと、中長期に得られたはずのもっと大きな利益を得られないままになる。
使い道を決めている人、自分なりにルールを決めていて、利益確定をしたり、分散投資のバランスを組み替えたりするなら別に売り買いいすればいい。
ただちょっと儲かったといって同じ銘柄を売ったり買ったりしてお小遣い感覚で現金化するのは、税金の面でも運用効率の面でも、自分のような初心者にはお勧めできない。

いずれにしても、1年間で11.6%というのは普通預金とか定期預金では得られない利率。
都銀や郵便局に100万円預けていても利息は20円あるかどうかだ。
永遠に毎年11.6%の利率で増えていくわけではない(そんな夢を抱いてはいけない)が、少なくとも銀行や郵便局に漫然と置いておくよりは断然マシな増え方をする可能性が高い。(これまでの歴史的には)
これが何年も続くと、過去の例を見る限りは、資産額の差がどんどん大きくなっていく。

なぜ、投資信託やETFがいいのかとか、どのように積み立てているのかとか、預貯金ではなぜだめなのかとかは、別の記事に譲る。(連続記事になるとは限らず)
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