ノンノの森へ

朝寝後はホテルのレストランで昼食をいただいたり、ロビーで読書をしたり。
14時半頃になると、雨粒がほとんど落ちてこなくなった。
霧雨のような、霧のような、その中間の状態に。


このままのんびりしていても良かったけど、少し歩いてみようと思い立ち、カメラと傘を手にノンノの森へ。

こもれびの道、みはらしの道、清流の道と説明看板にあり、30分～80分と距離もそれぞれ。

どうするかは空模様や時間と相談することにして、まずはみはらしの道コースへ。


しばらく看板にあった道順の記憶を頼りに見晴らし台へと向かう。
坂道はそれほどきつくなく、歩道の広さも十分だが、降っていた雨のせいで足元に気を遣う。
見晴らし台からはホテルと向こう側の山が見えた。
山の上の方は一番上の写真のような感じ。ということでホテルをアップで撮影。


見晴らし台はそれほど高い位置にはないが、晴れていたら、美しい針葉樹林が広がる様を楽しめるのだろう。
見晴らし台から下りて、みはらしコース沿いに適当に歩く。

津別川の支流(だと思う)と森の様子。
雨粒が葉の上に残る様はなかなかしっとりとしていて良い。


ホタルの池と呼ばれる場所。
この時間ではホタルは見れないし、シーズンを外れているので夜でもダメだろう。
雰囲気は良いのだけど。

しばらく歩いていると、かなり遠いところを歩く鳥が見えた。
ドバトかなぁとか思っていたら、エゾライチョウだった。
お～。テンションが上がる。
しかし、長望遠レンズで動く野生の鳥を撮るのは初めて。突然のことで当然手持ち撮影なのでぶれまくり。
しかも何だかエゾライチョウは早い。(^^;

何枚もシャッターを切って、まずまず撮れたものはこの一枚だけだった。

後で知ったのだけど、エゾライチョウは飛ぶよりも歩く方が得意らしい。
道理で早いわけだ。
思わぬ遭遇に感謝しながら、木の上にいるであろう他の鳥も狙ってみたが、鳴き声だけを頼りに霧の森の中の鳥を特定するのは至難の業。
やはり野鳥を何気なく撮る人たちはスゴイ！
ということで、また地面を見ながらてくてくと歩く。

コメント 10

静かな森ですね。撮りたくなる光景、被写体が沢山ありそうです。
by takenoko (2016-08-04 05:40) 

エゾライチョウは初めて見ました～～！
可愛いなあ^^
野生のライチョウは見たことがないのだ。
ジョンティで、フランスのライチョウは食べたけど(笑)
by リュカ (2016-08-04 09:46) 

ステキな森ですね。小さな流れが愛らしい。道も奇麗で歩きやすそう。
・・・たいていのライチョウはうまそうなナリをしている・・・。
by ちゅみほ (2016-08-04 10:31) 

森の中にホテルがあるのですね。
お天気は生憎でしたが
ゆっくりとしてリフレッシュできたのでは？^^
by kuwachan (2016-08-04 12:19) 

＞takenokoさん、
霧に覆われたノンノの森は柔らかい光と水の多い場所でした。
鳥の鳴き声は聞こえども姿を感知できずでしたが、いろいろと癒されました。(^^)
by kou (2016-08-04 20:23) 

＞リュカさん、
エゾライチョウ、丸っとしていてかわいいですよね。
遠くを歩くというか走って行って、どんどん遠くへ行くので、なかなか撮れませんでした。(^^;
エゾライチョウとかエゾシカとか北海道では普通に食されていたみたいですね。
by kou (2016-08-04 20:29) 

＞ちゅみほさん、
この森は、子供たちが遠足で訪れたりもしているらしく、十分に歩きやすい道でした。
このエゾライチョウは少し小さかったのですが、七面鳥代わりによく食べられていたらしいので、やはり美味しかったのでしょうか。
by kou (2016-08-04 20:31) 

＞kuwachanさん、
森の中にあるホテルと言って間違いないと思います。
計画段階でGoogle EarthやGoogle Mapsなどで下見したのですが、近所には道路関係の人工物以外、ほとんどなかったです。
本当にゆっくりできました。(^^)
by kou (2016-08-04 20:41) 

歩くのが速いエゾライチョウを狙っての撮影、大変でしたね。だいじな記念写真ですね。静かな誰もいない針葉樹林、映画の一コマのようです。
by micky (2016-08-08 13:33) 

＞mickyさん、
エゾライチョウの歩く速度が速いことも撮りづらかった理由ですが、何よりも向こうへ向こうへと歩くところに出会ってしまって、後姿ばかりでした。(苦笑)
by kou (2016-08-08 21:03)