Googleマップ ストリートビュー

Googleと言えば、検索機能が優れていて便利、というような印象を持つ人が多いが、それ以外にも、さまざまなサービスを提供している。
メールサービスのGmailや、地図サービスのGoogleマップあたりは、トップ画面で表示されることもあり、結構使っている人も多いと思う。

ここのところ、ちょっとIT系の記事などで取り上げられている、Googleマップ ストリートビューも、Googleマップのプラスアルファとして、最近付け加えられた機能の一つ。
ちょっと触ってみたが、なかなかこれはよくできている反面、怖いなと思う面もあり。
使ってみたことのない人は、Googleマップ ストリートビュー機能を試してみて欲しい。
日本だと、首都圏、近畿圏などの都府県がカバーされていて、それらの住所を入力してみると、その道路から見た光景が、画面で確認できる。一軒家であればおおよその外観、マンションやアパートであれば、階数などを見ることができる。

今後、住所さえ分かれば、Googleマップ ストリートビューを使って、その住所の家の外観を知ることができることになる。(全ての道路がカバーされているわけではないので、全ての場所が見えるわけではない)
これは、病院や公園などへの道のりを確認したり、近くにチェーン店ではない飲食店がないかなど探す意味では、とても便利だが、住宅街などでは、どんな家に住んでいるのか、住所を知りさえすれば、足を運ばずとも簡単に分かってしまい、プライバシーの面では不安な点も残る。(リアルタイム更新ではないので、数週間～数ヶ月くらい古い情報にはなるようだが)

これまでは、「カード番号は気軽に明かさないようにしましょう」などと注意されていたが、今後は「うかつに住所を書くと、あなたの家の規模、近くにある店、道路の広さ、家の前の街路樹の育ち具合も、クリック一つで分かっちゃいますよ」と注意しなくてはならないことになるんだろうなぁ。