夏の宮殿の噴水ショー

夏の宮殿を背景に噴水が見られそうな位置を探す。
いずれにしても間近で見たい人が多いので、ベストポジションはほとんど残っていない。
自分の身長なら背伸びすればみられるかと思い、適当に近づいて待つ。

ちょうど11時になったところで、音楽が流れ始めた。
そして、噴水のショーが始まる。


この宮殿の目の前に広がる庭園以外にも、あちこちに噴水があるのだけど、造られた当時は、この宮殿と庭園との落差を利用した水圧のみで噴水にしていたそうだ。
15mほどの高さの違いを活用した噴水は、当時の大帝や来客者を楽しませたのだろう。
ここは本当に噴水が多くて、すべてを数えると150以上あるそうだ。


音楽が終わり、少しずつ人が移動を始める。
それと同時に噴水を止めるわけではないので、後ろの方で見ていた人が近くに行けるように配慮されているのかもしれない。
ひときわ大きな噴水を上げる場所の見える最前列へと移動し、写真を撮影。
金ぴかだ。


ズームでさらに寄ると、こんな感じ。

日本でも、水は様々な形で庭で利用されているが、基本的にはせせらぎや鹿威しなどの静寂を是とするようなものが多い。
欧米ではこういったド派手な感じのものが多いのは、文化の方向性の違いなのだろうか。

コメント 8

これが夏の宮殿なんですね！小高い丘の上に宮殿がたち、下が庭園というのが、ウィーンのシェーンブルグ宮殿に似てるかしら。金色の彫像の噴水は豪華ですね。目立ちますね。。kouさんの写真のエルミタージュもそうだったけど、ロシアの宮殿は金ぴかが多いんですね。
by micky (2015-07-29 08:13) 

行った行った！！　ここは記憶に残っています。私は船で行きました。
by takenoko (2015-07-29 10:18) 

見物人の多さにびっくり！
上も下も凄い人ですね。
by kuwachan (2015-07-29 12:06) 

ほんとにすごい人ですね(笑)
わたしなら見えないよぉ〜σ^_^;
うーん、そうだなぁー。もうちょっと自然な方が好きなのは
日本人だからだね(笑)
by リュカ (2015-07-29 12:31) 

＞mickyさん、
シェーンブルン宮殿は丘の上にあるグロリエッテと庭園の関係の方が近いかもしれません。
ただ、大きな凹凸の少ない庭が広がるという意味では、宮殿と庭園のイメージも合致しますね。
ロシアはパステルカラーと金色の組み合わせが、とても多い気がします。
by kou (2015-07-29 21:01) 

＞takenokoさん、
船で行くルートもあるのですね。
私はツアーバスでの移動でした。
ここは観光客がとても多かったです。
by kou (2015-07-29 21:03) 

＞kuwachanさん、
本当に多くの人がいました。
音楽が流れている間は、背の低い人だと、階段状の上の方しか見えないかもしれません。(^^;
by kou (2015-07-29 21:04) 

＞リュカさん、
音楽が鳴りやむと、少しずつ人がばらけ始めますので、そのあたりがねらい目かもしれません。(^^;
平日でもこれだけ人が多いのは、やはり有名な場所だからなのでしょう。
異国情緒があっていいですが、日本人のセンスとはちょっと違いますね。
by kou (2015-07-29 21:07)