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資産運用を考え始めて-3 [資産運用]

引き続き資産運用ネタ。
(すでに運用している人から見ると、この不定期連載の内容は「今さら?」と感じたり、既知のことばかりで参考にならない部分も多いと思うので読み飛ばしてもらえれば)

NISAを上限まで購入したあと、投資に回せそうな普通預金をどう使うか悩んだ。
昨年の6月ころ、すでに株価はかなり高くなってきていた。
新型コロナによる落ち込みから回復し、高値を更新している状況となっていたのだ。
高値づかみをしてしまうのではないか、とか、もう少し待ったほうがいいのではとか、おそらく株式投資初心者なら誰しも感じる疑問を持っていたわけだ。

日本円硬貨

自分が20代なら投資可能期間はとても長くある。
東京在住の男性の平均健康年齢は72歳。
もしも大卒直後なら50年間の健康状態での投資可能期間があることになる。
いっぽうで、50代なら20年間程度の期間しかない。
もしも年金受給までに資産を作るつもりなら、65歳で受給開始として、22歳なら40年以上あるが、50歳なら15年しかないわけだ。

つまり、躊躇しているような暇はない。
ということで、NISA設定後数ヶ月の間に、以下のように設定・注文を行った。
・投資信託2種類を定期積立をする。
・アメリカETFを3種類何度かに分けて購入する。

投資信託は以下に連動するインデックスファンド。
・MSCI オール カントリー ワールド インデックス(日本を含む先進国+新興国の株式に分散投資)
・S&P500 インデックス(アメリカのS&P500の企業株式に分散投資)

正直、いまとなっては、これだけでもよかったかなと思うが、その当時は、いろいろとやってみないとわからないだろう、ということがあり、日本の投資信託以外も買ってみようという思いが強かった。
そこで、アメリカのETFを3種類購入した。
ETFというのは上場投資信託のことで、分散投資商品という意味では投資信託とも似ている。
海外のETFなので、外貨で購入することになり、アメリカETFであればドルで購入することになる。

現時点で含み損益率はプラスであるし、これも買ったことは後悔はしていない。
やはり、自身で持ってみないとわからないものだと痛感している。
実際に保有していると、その値動きについての理解が深まる。
教科書で公式を読んで暗記した人と、問題集をいくつか問いてみて応用問題をこなした人とで、理解度が違うようなものだ。

現時点では、投資初心者は日本の投資信託や日本のETFを選んで購入するので十分だと思う。
興味が出れば、アメリカのETFを買うかどうか、というところだ。
ただ、海外のETFを買うと、税金の問題とか、外貨両替手数料とか、そういう問題があるので、そのあたりを理解してからのほうがいいと思う。

自分にとっては、個別株をいろいろ調べて購入し売買するよりも、投資信託やETFを適宜注文して保有しておくスタイルが合っているようだ。
なぜ、投資信託やETFがいいのかとか、どのように積み立てているのかとかは、別の記事に譲る。(連続記事になるとは限らず)
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krause

以前から興味がありましたので、とても参考になります。
by krause (2022-04-01 06:48) 

kou

>krauseさん、
しばらくふんわりとした書き方になりますが、参考になる所があればうれしいです。(^^)
by kou (2022-04-01 22:51) 

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