Wifi Analyzer

無線LANを使っていて、遅いと感じることがあると思う。
実効スピードが出ない理由は色々とある。
一つは、無線LANまでは問題なく、その先のバックボーンが混むこと。多くの人が使う時間帯だったり、通信障害が発生していたり。
もう一つは無線LANルーターまでが遅いケース。同じ無線LANルーター上に接続する人が多かったり、接続する人は多くなくても動画のダウンロードなど帯域を占有する人がいたり。
一人で接続していても、バックボーンが混んでいなくても遅いケースがある。
無線LANのチャンネルの混雑。
日本の無線LANは1ch～15chまで割り振って使われる。(日本だけでなく各国でおおむねその範囲でいろいろと規定されている)
そのことを知らない人は買ったまま使われていて、混んでいるチャンネルなのにそのまま使ってしまうケースも多い。
広い一軒家ならともかく、普通の一軒家の両隣や集合住宅の上下からの電波は普通に届くので、干渉しても全く不思議はない。
自分はこれまで遅いなと思うと、違うチャンネルに切り替えて様子を見るだけだったが、Wifi Analyzerを使うと、混雑具合や電波の強さが分かるということなので、Nexus 7にインストールして使ってみた。
無料のツールだが、十分に分かりやすく使える。
AndroidかiOSかに関わらず使えるので、興味のある人は使ってみては。
ちなみに解析してくれるだけのツールなので、その点は注意。当然だけど、無線LANルーターや無線ハブの設定はそれぞれの機器メーカの設定方法にしたがって変更しなければならない。