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大塚国際美術館 フェルディナン・ヴィクトール・ウジェーヌ・ドラクロワ [美術・娯楽]

フェルディナン・ヴィクトール・ウジェーヌ・ドラクロワ。
18世紀生まれのフランス出身の画家だ。
ドラクロワは王政復古とその後に起こる市民革命の時代に活動したロマン主義の画家として有名だ。
批評家たちから批判されることも多かったが、フランス政府にいくつか買い上げられるなど政府とは良好な関係だったといえる。
フランス政府の外交使節に随行する記録画家としてモロッコを訪問し、北アフリカの様子を作品にしたりもしている。

大塚国際美術館にはドラクロワの作品が5点あり、ここでは1点取り上げる。

民衆を導く自由の女神
『民衆を導く自由の女神』。
原画はフランスのルーブル美術館が所蔵している。
日本ではドラクロワの作品としてこの絵画が一番知られていると思う。
自分がこの絵画を知ったのは高校生の時。美術の時間ではなく、社会の歴史の時間だったと記憶している。1830年に起きたフランス7月革命を主題としていて、その挿絵として使われていた。
彼の肖像と共に、旧フランス・フランの100フラン紙幣に描かれたこともあったようで、フランスを代表する絵画の一つであることに間違いはない。
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