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大塚国際美術館 アレクサンドロス大王のモザイク [美術・娯楽]

アレクサンドロス大王のモザイク
ポンペイから出土したモザイク画で、出土したモザイク画の最高傑作の一つとされており非常に大きな作品。
5.8m×3.1mの巨大な作品で数百万個の石片が使われた。
現物はナポリ国立考古学博物館が所蔵している。
紀元前100年頃に作られたものとされている。

説明板に書いてあった内容を一部引用する。
このモザイクは、前300年頃のヘレニズム絵画を手本としたといわれている。大胆な短縮法やハイライトを用いた明暗法、当時の絵画の伝統であった四色主義がそのことを物語っている。ひときわ高い位置に描かれているのは、破れたダレイオスの方である。
紀元前4世紀に、ギリシャのマケドニア軍を率いて東方に遠征したアレクサンドロス大王が、「イッソスの戦い」でペルシャ軍と戦う様子を描いたとされている。

現在、東京国立博物館 平成館で開かれている、「ポンペイ」において、このモザイク画があったファウヌスの家を3DCGで紹介するコーナーがあり、そこでこのモザイク画も高精細な画像で見ることができる。
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