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大塚国際美術館 イアサント・リゴー [美術・娯楽]

昨年、大塚国際美術館の記事を2021/11/8から30回にわたって書いていた。(11/8の記事はこちら)
撮影した写真がボケていたり、照明が写り込んでいたり、一部見切れていたり、そうしたものは排除していたが、他の作品もあれば記事にと、リクエストをいただいていたので追加で何日かにわたってアップする。(そういう理由でいまいちな写真が多いことについてはご容赦を)

最初はイアサント・リゴー。
17世紀生まれのフランス出身の画家だ。
肖像画を多く残しており、その当時の服飾の流行りなどがわかり、歴史的価値も高い。
長寿で80歳以上生きた。王立絵画・彫刻アカデミーの院長に就任し、貴族に叙されている。

大塚国際美術館にはイアサント・リゴーの作品が1点のみあり、これがその1点である。

ルイ14世の肖像
『ルイ14世の肖像』。
この画家の傑作として名高い作品であり、ルイ14世が非常に気に入ったことから公式肖像画となった。
原画はフランスのルーブル美術館が所蔵している。
ルイ14世は太陽王と呼ばれ、フランス絶対王政を確立した。ヴェルサイユ宮殿に代表される大造営事業を行ったことで有名。
マントが毛布かと思うほど重厚であり、レースや王冠、王杖など豪奢な王たる生活ぶりがうかがえる絵画だ。
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