蘆花恒春園にて [旅・場所]
都立蘆花恒春園。
明治時代の文豪、徳冨蘆花の住居が没後に寄贈されて公園として整備されたのが蘆花恒春園だ。
竹林があったり徳冨蘆花夫妻の墓があったり蘆花記念館があったりと文化的な公園の側面がある一方で、ドッグランがあったり子ども用の遊具や駐車場があったりと、近辺の家族たちの憩いの場となっている側面もある。
今回はα7CIIを使って花などを試し撮りする目的もあったが、梅園があるという情報があったのでついでに見てみようかと訪れた。
最初に梅の木が植えられているあたりを歩いてみたが、本数はまばらで花期が微妙にずれていることもあり、やや期待外れ。
ただ、ここには花の丘と呼ばれるエリアがある。
そちらに向かってみた。
菜の花。
浜離宮恩賜庭園や昭和記念公園のように大きな敷地の公園ではないが、菜の花が花壇一面に咲いていて甘い香りがしていた。
スイセン。
カワヅザクラ。
ここはカワヅザクラは少なく、ソメイヨシノが多く植えられているようなので、もう1ヶ月くらいしたら見頃となりそう。
チューリップが花壇に植えられていて葉が出ていたので、チューリップとソメイヨシノの競演が見られるのかもしれない。
それなりの規模の公園で、野鳥もシジュウカラやメジロ、ヒヨドリなどを見かけた。
公共交通機関だとどの駅からも少し歩くことになるのだけど道が狭くて歩きづらい感じなのがちょっと難点かな。