グム百貨店

雀が丘でモスクワ市街の様子を眺めた後は、赤の広場へと移動。
今回の旅行中に赤の広場へ立ち寄るのは二度目。
これまで、赤の広場で完全な曇天と、雲は多いものの晴れ間が見えるものとがあったが、この日の写真が完全に曇天だったもの。

今回の目的地は写真のグム百貨店。

赤の広場の東側を占めるとても大きな百貨店だ。
1893年に完成した建物は重厚そのもの。
もちろん、木造と石造の違いとか、地震や道路の広さなど、そもそもの違いがあるので、日本はしょうがない面もあるのだけど。日本だと120年前の商業施設なんて、ほとんどが解体されてしまうだろうから、こういう立派な建物があるのは少しうらやましい。
物流が貧弱な時代でも店頭の商品が欠落することはほとんどなかったそうだ。


グム百貨店の周囲はとても花が多い。

左の写真は赤の広場に面した側の花壇。銀座なども道路沿いに花々の植え込みはあるが、こういう規模ではない。
右の写真は入り口そばにある階段の花壇。
目に鮮やかだ。

コメント 4

百貨店に見えないですねーー(笑)
美術館って言ってもいいくらいの建物ですね！
by リュカ (2015-09-28 12:27) 

これが百貨店とは凄い！
リュカさんも言っているけど、美術館、博物館って感じです。
トップの写真の雲が、昔の「東」を連想させる雰囲気ですね^ ^
by kuwachan (2015-09-28 14:02) 

＞リュカさん、
赤の広場前ですし、その当時に相当気合いの入った設計と建築がされたようです。
ヨーロッパ的な建物の多くはゆったりと造られているので、現代でも使い勝手に困るところが少ないのだろうなぁと思います。
by kou (2015-09-28 20:54) 

＞kuwachanさん、
百貨店とは思えないですよね。
宮殿が美術館や博物館になったりしていますが、このグム百貨店もそれらとして十分通用しそうです。
曇天模様はいかにもって感じですよね。(^^;
by kou (2015-09-28 20:56)