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大塚国際美術館 マティアス・ストーム [美術・娯楽]

マティアス・ストーム。
16世紀生まれのオランダ出身の画家だ。(オランダ出身かどうか確定的ではない)
長くイタリアで過ごし、50歳の生涯を終えるまで約200点の作品を残した。
その作品の多くはろうそくなどの単一の光源が印象的で陰影が強調された絵画であり、宗教画や歴史画が多い。

大塚国際美術館には、マティアス・ストームの絵画は1点あり、ここで取り上げる作品のみだ。

聖ヒエロニムス
『聖ヒエロニムス』の、アナモルフォーシス。
ここでは、原画そのままではなく、アナモルフォーシスというゆがんだ画像を円筒などに投影したり角度を変えてみたりすることで正常な形が見えるようになるデザイン技法での展示を行っている。
原画は、オランダのユトレヒト中央美術館が所蔵している。

これは、静止画より動画でみたほうがおもしろいと思うが、残念ながら動画は撮影していない。
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コメント 2

リュカ

この画家さんは知らなかったです。
アナモルフォーシスは面白いですよね。福田繁雄のは見たことがある記憶があります^^
by リュカ (2022-02-18 08:46) 

kou

>リュカさん、
円筒を使ったアナモルフォーシスは、17世紀になってからのわりと新しい技法です。その当時の反射率は今ほど高くなかったのではないかと思いますが面白いですよね。
私もこの画家は知りませんでした。日本語のWikiもなく、日本ではちょっとマイナーな存在のようです。
by kou (2022-02-18 22:58) 

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