5年保存水

消費期限が近付いてきた5年保存水をもらった。
職場や集合住宅でまとめ買いした防災関係のグッズが配布されるのはよくある。
これまでにも、水や固形食をもらって帰ってきた。

調べてみると、5年間保存できるという商品はいろいろと出ている。
5年を過ぎたらもう絶対に使えないかということはそんなことはない。
ただ、ある程度は守った方が無難だろう。
こういう水は1年ごとに買い足していき、消費期限がきたものを使っていくのが一番いいのだけど、一番の課題は置き場所だ。
飲料用として大人1人3リットル×日数が最低限のようだが、例えばこれも地震や火災で停電期間が10日くらいあったとすると、1人30リットル必要となる。家族4人で住んでいれば120リットルだ。かなりの量だったりする。
シャワーや風呂も使えないので、身体を清拭するにも水は必要なわけで。

10日というと大げさに思うかもしれないが、東日本大震災時の宮城県仙台市の状況は、市内全域が復旧するまでの期間として、電気はおおよそ10日間、水道はおおよそ30日間、ガスはおおよそ50日間かかっている。
集合住宅の中層階以上に住んでいれば、10日間エレベータが動かないわけで、毎日何リットルもの水を階段で持って上がることになるが、これは本当に大変だ。
電気が復旧すれば台車なりキャリーバッグとエレベータを使って運ぶことはできるけど、停電だとそういう技が使えない。

ということで、備蓄量をもう少し増やそうと思う。。。