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取りに行くしかないのか [旅・場所]

佐賀駅の人に教えらえた番号へ電話してみる。
「私の落とした財布がそちらで見つかったと佐賀駅の方に教えていただいたのですが」と。
ここでも財布の形状や中に入っているものなどを話すことになる。
当然、他人の財布をうっかり返すわけにはいかないので当然のことだ。
この時にふと思ったのだけど、財布があまりにもくたびれていたり、レシートが山のように入っていて整理されていなかったりすると、恥ずかしいなぁと。
幸いにもそんな状態ではなかったのだけど、何があるか分からない以上、財布もそれなりに綺麗に扱っておいた方が良いなぁと思った。

自分の名前は変わっていて、おそらく姓名合わせて完全に同一な人はこの世にいない。
免許証やカード類などの中に入っているものもかなり的確に記憶していたので、長崎駅の人も当人だと判断してくれたようだ。
「取りに来られますか?」と聞かれた。
取りに行きたいけど、取りに行くと佐賀駅に戻るのは3時間後で、そのころはもう飛行場にいないといけない時間。
飛行機の時間が変更できないタイプの切符を調達していたので、フライトをずらすのは難しい。
翌朝重要な打ち合わせが入っていて、とにかく日帰りで帰宅しないといけないわけで。
「一番直近に長崎駅から博多方面へ向かう特急かもめの車掌に預けていただくことは可能ですか?」と聞いてみると、「少々お待ちください」と言われ、別の係りの人が電話口に出た。
特急で長崎に向かって受け取ってもフライトの時間に間に合わないことを伝え、可能であれば佐賀駅か博多駅で受け取れるように手配してもらえないかと打診。
「規則上、取りに来られるか、指定の住所に着払いで送付するかのいずれかしかできません」と言われてしまった。
ミーアキャット
困った。係りの人には「免許証や銀行のカードも入っていてそれがないといろいろと困るので何とかできないでしょうか」と聞いてみたがダメだった。
まあそれはそうだろう。
忘れた方が悪いわけだし。
自宅に着払いで送付するようお願いし、住所や電話番号を伝えて電話を切った。

ああ、そうすると財布が見つかったとお祝いということで豪勢な食事を食べることはできないのか。
うーむ。
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