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福山城を見に [旅・場所]

佐賀・福岡旅行を終えた翌日、午後になって新幹線に乗車。
福山へ向かって移動する。
福山には3年ほど住んでいた時期があるが、子供の時だったのでろくに観光していない。
一度きちんと福山城を見ておくかと考えて、行ってみることにした。

福山駅に着いたタイミングで駅の写真でも撮るかと考えたところ、カメラの中にSDカードがないことに気づいた。
佐賀・福岡旅行から帰ってSDカードをノートPCに挿入して中身を確認したまま戻していなかったようだ。
せっかくカメラを持ってきたのにSDカードがなくて撮れないのは何か悔しい。
駅周辺のデパートやコンビニに入ってみるが、フルサイズのSDカードはどこにもなかった。
仕方ないので地図を検索したところ、1.3km先に家電量販店のエディオンがあることがわかった。
暑い中歩いて向かう。
家電量販店にはフルサイズのSDカードがあり、購入して事なきを得、そこから福山駅まで戻る。
福山城は福山駅から徒歩1~2分の距離にあるのに、ひどいタイムロスだ。(苦笑)
暑かったのでアイスコーヒーでも飲んで一息つきたかったが、入場時間制限が気になるので、そのまま福山城へ。

福山城
福山城。
第二次大戦時にアメリカ軍による空襲で全焼してしまい、いまの福山城天守閣は1966年(昭和41年)に鉄筋コンクリート造で復興されたもの。
福山城の歴史をWikipediaなどで見ると、紆余曲折があったことや、周辺が文化的価値よりも経済・利便性重視で乱雑に開発された経緯がわかり、日本のどこでも起こっていることだなと実感させられる。

福山城
福山城の天守閣は変わった点がある。
この写真のように北面だけ鉄板が貼られているのだ。
厚さ3mmの鉄板であり、山並みが迫る立地から防備上の砲撃対策で備えられたとされている。
これは自分が福山に住んでいたころには再現されていなかったもので、2020年(令和2年)から2022年(令和4年)に行われた築城400年を記念した大改修で、古い写真や他城の鉄板の調査などを経て復元的整備が実施されたとのこと。
全国で唯一の天守北側の黒い鉄板張りなのだそうだ。

外観を眺めた後は、城の中へ。
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