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2024年のソメイヨシノ-2 [雑感]

前回の黄色から、今回は青色へ。
まあ、単に空なのだけど。
今年の見頃の週末はうっすら曇りのような晴れのようなという天気だったせいで、いまいち青空感が少ない写真しか撮れなかった。

ソメイヨシノ
ソメイヨシノ
ソメイヨシノ

全体を普通に撮ると、枝が黒くて可愛らしさとか繊細さとかが感じにくい写真になってしまうので、あまり昼間に全体像を撮ることはないのだけど、撮ってみた。やっぱり幹や枝が黒く目立って、個人的な好みとはちょっと遠い写真になってしまった。(これでも黒い部分はコントラストなどを調整して少し明るく変えたのだけど)
本質的には自分がいいと思う場所をじっくり探して構図を決めて撮らないのがいけないのだけど、花見散歩中に写真のことだけ考えてうろうろするのもつまらないので。と言い訳。(苦笑)
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2024年のソメイヨシノ-1 [雑感]

2024年はソメイヨシノの開花がずいぶんと遅かった。
今週前半の風雨で散ったところも多いと思うが、まだ残っているところもある。
鹿児島旅行記で遅くなったが、ソメイヨシノを撮影した写真をアップしてみる。(いくつかの記事に分ける予定)

今回は背景が黄色の写真を3点。
ソメイヨシノ
ソメイヨシノ
ソメイヨシノ

全部F4.0で撮ったので背景は溶け込んでいるが、この黄色は菜の花。
青色や緑色や黒色を背景にしたことはあっても、黄色を背景にしたソメイヨシノをアップするのは初めてかもしれない。(青色=空や水面、緑色=常緑樹の葉っぱや草むら、黒色=夜空や木の幹など)
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広島から戻るときに見えた富士山 [旅・場所]

お好み焼きを食べて土産物を買って、新幹線に乗車。
新幹線の中では、音楽を聴く、小説を読む、ネットサーフィンをする、寝る、ノートPCで仕事するといった方法で過ごすことが多い。
広島から東京まで4時間あるので寝続けられるわけでなし、それらの組み合わせが多い。

富士山
今回の移動では、富士山が綺麗に見えた。
雨で見られないこともあるし、雲がかかっていて全景が見えない場合もあるが、新幹線車中からこれだけくっきり見えたのは久しぶり。
音のまったく出ない電子シャッター方式で撮ったので近くに建物があるとローリングシャッター現象が出て建物がひどく斜めに写ってしまう。

これはわかりやすいダメな見本。(余計なものがたくさん写っていてそもそも構図としてダメだが、このほうがわかりやすいので)
富士山
近くのものほど傾いている。(左の建物よりも手前の電柱が、その電柱よりも手前の鉄塔の傾きがひどい)
メカシャッターを持たないスマホやタブレットはこうなりやすく、デジカメでも電子シャッター方式だと同様なのだが、これはローリングシャッター現象と呼ばれる。(メカシャッターでも少し歪むが電子シャッター方式ほどは目立たない)
プロペラの回転とか新幹線の移動など高速な動きを至近距離で撮ると斜めとかしなるとかの画像になる。
これを避けたいならメカシャッターと呼ばれる従来のカメラのシャッター方式で撮影するか、 グローバルシャッターと呼ばれる比較的新しい電子シャッター方式で撮影するかしかない。

1/4000秒で130枚くらい撮ったが、川の上からの撮影以外はだいたいボツ。川の上だと近くに建物がないので歪みが目立たないのだ。
川の上でも電線や橋梁が写り込んでいてこれはという写真があまりなかった。
きちんと撮りたいなら、連写で音を出しても迷惑にならないデッキから、普通のメカシャッターで撮るしかないなと実感。
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広島駅で買った駅弁と駅で食べたお好み焼き [飲食・料理]

鹿児島旅行から広島駅に戻ったところで駅弁を買って帰ることにした。
駅ビルの中はどこも混んでいるし、こちらは大きな荷物もあるので落ち着かない。
一度帰ってからだと億劫になりそうで、作るのも面倒だし、駅弁でも買って帰ろうという父の提案に乗った。

広島駅で買った駅弁
駅弁は新幹線や特急電車に乗る前に買うことはあっても、帰って食べるために買うことはほとんどない。
適当なものをチョイス。
帰宅後、缶ビールを飲み、テレビを見ながら駅弁をいただいた。
駅弁の中に大石餅が入っていた。
調べたら広島銘菓らしい。知らなかった。

そして翌日。
東京へ戻る日。
広島らしいものを食べたいと思い、ランチタイムに駅ビルに入っているお好み焼き屋でお好み焼きを食べることにした。
これが結構並ぶ。空いている店もあるが、並ぶときは覚悟して自分はいつも麗ちゃんで食べる。
30分ほど待って呼ばれたので着座。

お好み焼き
いつもは、豚玉うどんをベースにいくつかトッピングしたものを頼むのだが、久しぶりに豚玉そばをベースにした。餅や海老などをトッピング。
美味い。

このブログで何度か書いてきたが、広島焼とかいう奇妙奇天烈摩訶不思議な呼び名は広島の人はまったく使わないので現地では普通にお好み焼きと言うことをお勧めする。
アメリカに行ってフライドポテトをください(フレンチフライが一般的)とか、韓国に行ってチヂミをください(ジョンとかプッチムゲが一般的)とか、ナポリでナポリタンください(ナポリにはない)みたいな感じ。
もんじゃ焼きを月島焼きとか東京焼きなどと地名つけておけば通じるでしょ的な、近辺の人は誰も使わない造語だ、というと東京近辺の人にはわかってもらえるかなぁ。
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とまらないラーメン愛 GET54 [飲食・料理]

ガソリンを給油して鹿児島中央駅から徒歩圏内にあるレンタカー店舗に返却。
そこから歩いて鹿児島中央駅へ。
時間は13時くらい。
駅ビルの中にあるレストランでランチすることにした。
父は相変わらず昼は麺類がいいというので、アミュプラザの中にある店舗を物色。
わりと空いていたとまらないラーメン愛 GET54という店に入った。

THE 鶏そば
鶏そば。
パッと見は何だかわからないが、鶏主体のスープを泡立ててある塩白湯のラーメンだ。
白い泡と九条葱の緑色のコントラストが印象的。

THE 鶏そば
トッピングで頼んだ味玉を投入。
トリュフオイルで味変できる。
これぞ鹿児島ラーメンというラーメンではなかったが、なかなか美味しかったので満足。

この食事後は、駅ビル内で土産物を物色し、待合室で新幹線の時間まで待機。
そのまま新幹線に乗って広島駅へ移動。
これにて鹿児島2泊旅行記は終了。(東京に戻ってくるまでの記事がいくつか続きます)
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城山公園展望台から桜島を望む [旅・場所]

仙厳園をあとにし、次に向かったのが城山公園。
城山公園は結構広く、全体を歩き回るなら30分~1時間は覚悟しておく必要がある。
父は平地はともかく山道は厳しいので、展望台に一番近い駐車場へと向かった。
仙厳園から迷わず行けば10分ちょっとなのだが、国道10号線の自然渋滞に加えて、一本曲がる道を間違えたので20分くらいで到着した。

駐車場からは300m~400m緩やかな坂を登っていくことになるが、舗装されており勾配もそれほど厳しくない。
のんびり歩いて展望台に到着。

城山公園展望台から見た桜島
城山公園展望台から見た桜島。
鹿児島旅行3日目にしてやっとまともに桜島を見ることができた。(仙厳園からも見れたがやや低い位置だったのと時間的に雲が多かったので、眺めとしてはこちらの方が良い)

この場所は、夕景や夜景の撮影スポットとしても人気らしく、日本夜景遺産にも選ばれているのだとか。
晴れてくれて良かった。

この時点で12時半くらい。
どこかで昼ご飯を食べようということになったが、レンタカーに給油して返却する必要がある。
天文館あたりでうなぎとかラーメンとか黒豚とかを食べるのが王道なのだろうが、時間的にちょっと厳しい。
先に給油してレンタカーを返すことにした。(返却予定時間は14時に設定していた)
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仙厳園の御殿の中へ [旅・場所]

仙厳園の御殿
仙厳園の御殿に入ってみる。
ここは歌会などが催されることもあり、そういう場合は中を見学することができない。

駕籠
実際に薩摩藩主を乗せていた駕籠。
棒の部分が紋入り漆塗りでゴージャス。
しかしこれを担いでいた担ぎ手は大変だな。

薩摩焼
鹿児島を代表する工芸品である薩摩焼。
こういった豪華絢爛な近代薩摩焼は、江戸時代末期に近い島津斉彬の代に誕生したとのこと。
島津斉彬は藩主になったのち、洋式造船、反射炉や溶鉱炉の建設など富国強兵策をとる開明的な施策を進めた。土佐藩の漂流民でアメリカから帰国したジョン万次郎を保護して藩士に造船法などを学ばせるなどし、世界を見据えた活動をしていた。そういう時代背景があって誕生したのかもしれない。

謁見の間
謁見の間。
藩主ともなると多くの人と交流することになり、そういったときに使用された二間続きの和室。

屏風絵
島津斉彬筆の屏風絵。(複製)
幼少期から絵をたしなみ、一流の絵師の下で技術を磨いたとされる。
多芸多才だったようだ。

御居間からの庭園の眺め
御居間からの庭園の眺め。
桜島が見える。
ここからの眺めはよくて、公式サイトでも庭園全体を最も美しく見られる部屋と書かれている。

仙厳園には食事処や土産物屋、団子屋、カフェなどあるが、父は興味がないということでスルー。
次の場所へと向かう。
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仙巌園 [旅・場所]

3日目に最初に向かったのは仙厳園。
宿から1時間くらいの場所にあるが、土曜日だったせいか国道10号線が自然渋滞を起こしていて、想定より少し時間がかかって到着。

仙厳園
鹿児島の観光地といえば、桜島と仙厳園を挙げる人が多いと思う。
父は数十年以上前に訪れたらしいが、自分は初めてだ。

仙厳園
敷地の中はさまざまな見どころがあり、建物も多い。
これは鹿児島 世界遺産オリエンテーションセンター。
薩摩藩による日本の近代化を説明した施設。

高枡の階段
高枡の階段。
園内の湧き水を石造りの水管で集め、サイフォンの原理を用いて、この高枡から御殿前の池などに配水しているとのこと。

御殿
29代島津忠義が本邸として使用した御殿。
中も見学ができるが、これは次の記事で。

庭園から見た桜島
庭園から見た桜島。
雲が多くて噴煙か雲かいまいちわからない。

秀成荘奥芝生広場
秀成荘奥芝生広場。
ここからだと桜島がよく見える場所。公式サイトでも写真撮影におすすめとある。
すぐそばを電車が通るので、電車と桜島のカットを狙っていると思われる人が何人かいた。

ここは庭園がすばらしいのだけど、雲が多く、人も多く、いい写真が撮れなかったので割愛。(苦笑)
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朝食を済ませてチェックアウト [旅・場所]

食後のデザートとコーヒー
2泊した翌朝。つまり3日目。
朝食を済ませて、デザートとコーヒーをいただきながら、予定を考える。

レンタカーを借りた場所に返す必要があるので、新幹線の予約時間までに少し余裕を持って戻る必要がある。
移動をしたり、返却前にガソリンを入れたり、土産物を買ったり、もろもろ込みで5時間弱というところ。
天候は悪くないので、鹿児島市内を1~2箇所観光してレンタカーを返却するのが無難だろう。
部屋に戻り、身だしなみを整え、少し落ち着いたところで係の人を呼ぶ。
ここは部屋で精算する形なのだ。
お世話になりました。

レンタカーに乗り込んで、鹿児島市内方面へ出発。
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きりしま悠久の宿一心の2日目の夕食 [飲食・料理]

2日目の夕食。
ビールも飲んだが、前日と同じ地ビールを頼んだので写真は撮影していない。

金柑酒
食前酒。
金柑酒。飲みやすい。

蒸し鮑、鯛真子時雨煮
前菜。
蒸し鮑と鯛真子時雨煮。

玉地蒸し
御椀。
玉地蒸し。玉地蒸しとは具のない茶碗蒸しのこと。

鯛うす造り
造り。
鯛うす造り。こういう形で並ぶとちょっとうれしくなるのはなぜだろう。

寒八あらだき
煮物。
寒八あらだき。

バナナ月冠揚げ
揚げ物。
バナナ月冠揚げ。月冠揚げとは芯になる食材を他の材料で太く巻いて揚げたり、丸く切った食材の芯を抜き取って中に他の材料を詰め揚げたりする料理のこと。
おかずとして和食のコース料理でバナナが出てきたのは初めてかもしれない。

鹿児島黒毛和牛ステーキ
強い肴。
鹿児島黒毛和牛ステーキ。
鹿児島というと、黒豚というイメージがあったが、2日とも黒毛和牛を使った料理だった。

筍御飯、赤出汁、自家製浅漬け
ご飯-筍ご飯。
留め椀-赤出汁。
香の物-自家製浅漬け。

季節の果物
水菓子。
季節の果物とケーキ。

2日目も美味しかった。料理の量はやや抑えめな代わりに食材を少し贅沢にした印象。
これは連泊する人への配慮なのか、2月の献立と3月の献立の方向性の違い(1日目が2月最終日で2日目が3月初日だった)なのかは不明だが、父はこのくらいの量の方がいいと喜んでいた。
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宿に戻って [旅・場所]

曽木の滝を見たあと、出水の武家屋敷群を見に行く案もあったが、これから向かうと宿から反対側へ移動することになり、見学と戻っての食事の時間がちょっと微妙だった。
父と話して今回はそちらに向かわず宿へ戻ることとなった。
そう、今回はいつもの父との1泊旅行ではなく2泊旅行だったのだ。
レンタカーでの移動なので宿を変えて違うサービスや食事を楽しむのもありだが、今回は同じ場所にした。(いま思えば違う温泉も楽しめるし、連泊でなければ宿の選択肢は広くなったわけで、そちらの案にしたほうが自由度が高かったかもしれない)

きりしま悠久の宿一心
きりしま悠久の宿一心。
戻ってみると空がきれいに晴れていた。
夕食直前(18時頃)に人工池を写真に撮ってみた。

きりしま悠久の宿一心
こちらは夕食後(19時半頃)に撮影したもの。(写した方角は夕食直前と真逆)

この日はよく晴れていて、星もきれいに見えた。
後悔したのが、どうせ雨や曇りでダメだろうと想定してしまっていたのと、カメラを買い替えたばかりでろくに設定を覚えていないタイミングだったことを理由に、三脚を持ってこなかったことだ。
貸し切りの庭があり、限られた棟数しかないので、落ち着いて撮影ができるわけで、三脚を持ってくるべきだった。(泣)
鹿児島の山の中、冬場の晴れた夜ということで、条件的にもきれいな星の軌跡を撮るチャンスだったのに失敗したなぁ。
せっかくなので庭に置いて傾きだけ調整し、13秒露光してオリオン座方面を撮影。レリーズは持ってきておらず、スマホでの制御方法を調べなかったのでシャッターボタンを指でON/OFFしたことから少しブレたが、このサイズにするとあまり目立たないですんだ。
オリオン座
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曽木の滝 [旅・場所]

霧島アートの森を見学し終えて、次に向かったのが伊佐市にある曽木の滝。
車での移動で大体40分というところ。

曽木の滝
曽木の滝は、川内川上流にある、滝幅210メートル、高さ12メートルの滝だ。
東洋のナイアガラと呼ばれるらしい。さすがにナイアガラはどうかと思うが、なかなか日本では見かけない雄大さのある滝だ。

曽木の滝
大きな岩がゴロゴロしており、何箇所も滝がある感じ。
カメラのレンズをどこに向けて撮ると一番迫力を感じるか悩みながら何枚か撮影した。
たぶん、この手の広い滝を迫力あるアングルで撮影するにはドローンやボートを使って近くから静止画や動画を撮影するのが正解なのだろう。

曽木の滝
晴れたおかげで眺めがよく、滝の音と眺めを楽しめた。
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